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運命なんて

作者: 武田道子
掲載日:2017/07/21

運命なんて



運命なんて

ただの気休めだと

言って

信じていないのに

細い糸の端を

しっかり

握って

離さない

理由わけ

夏の

終わりの

祭りの太鼓が

鳴るように

心の中で

地響きが

私を

脅かさせるから



運命なんて

時間の大河に浮かんだ

丸太で組んだ

筏のように

頼りなく

方向も

定かではないまま

網にかかった

不安を

錨に

川下り



運命なんかに

足を引っ張られて

時間の大河で

溺れ

錨に足を

捕らえられ

身動きが

取れないのは

それは運命だ

なんて

言いたくない

けれど

時間の大河が

人を

飲みこむところを

私は確かに

見たのだ


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