三章までのQ&A
はいってことでグリモワール×リバースをお読みのみなさま、いつもありがとうございます。感想欄にて指摘を受け、これは読者のみなさまにも共有していただいた方がいいなと思ったものをピックアップしてもらったので順番にお答えしていきます。
別にいーや、という方はスキップしちゃって結構です。
Q.え、石あげちゃっていいの
A.女神的には全くよくないからブレイクダンスの頭で回るパワームーブの回転速度が大変なことになってる。
Q.珠片使うの渋り過ぎ
A.全身の内部から爪はがれるような激痛すんのぽんぽん使えたらそいつぁもう狂人かマゾを超越した精神異常者だ。
Q.吸血少女のフレアリールは眷属化してないの
A.してなーい。あの子はただ血を飲んだだけで、吸血鬼としても半人前だからそれ以上の契約は一切結ばれてない。シュテンにあてられて変な強化はされてるけど。
Q.某ギルガメッシュみたいに共闘したりするのかな
A.シュテン「クレイン! お前とは一度、一対一で戦ってみたかったぜ!!」
Q.最初に殺した鬼はゲームっぽく消えたのに、クチイヌは肉残ってたよね
A.申し訳ない。つっこもうつっこもうと思って設定詰め込むの忘れてた。この世界では魔獣とモンスターは分けて考えられていて、人工のダンジョンの中に魔素と瘴気の集合体として発生するのがモンスターだ。同じレベルなら基本的にモンスターを狩る方が経験値が高いが、モンスターは死ぬと無散する。
Q.魔導司書三、四人つっこめば魔王ちょろいんでねーの? 帝国書院だけで魔王倒せるんじゃね?
A.仮に第一席、第二席、クソロリ、第四席、モノクルハゲで魔王城に突貫をかければ、三、四人は死ぬだろうけど勝てることは勝てると思う。けど、そうなるとそのクラスに強大な魔導司書の代わりはそう居ないんだ。となると帝国は簡単に滅んじゃうからね……できない選択というものだ。
Q.なんでデジレニキ珠片取り込めんの
A.人間はヤタノちゃんほど強くても取り込めないと言っていたよ。ヴェローチェさんも然りだ。じゃあおのずとある程度察せないかい?
Q.なんでシュテン鬼化知らないの
A.そもそもゲームではあまり鬼族にスポットは当たらないんだ。その上で、シュテン自身鬼化の業を覚えられるほど成長した妖鬼ではなかった。強かったけどまだ二十歳にもなってない奴だったしね。だから知らない。
Q.ヤタノちゃんより強い一席と二席っていったい。前作主人公なんだよね
A.第二席は前作主人公。ヤタノちゃんじゃ絶対勝てない。けどこれは相性の問題かな。後々第二席ことアイゼンハルトは回想やら何やらで登場するから待ってて欲しい。第一席もちゃんと出番あるよ。同じくもう少し待ってて。
Q.この世界における魔物の定義って?
A.この世界に"魔物"は居ない。もし間違えて書いていたら本当に申し訳ない。魔獣と獣の違いは魔素。魔族と人間の違いと似ていて、人間はそれなりに魔素を含んでいるけど体内にとけ込んでいる量は圧倒的に魔族が上。だから、獣にも魔法を使える奴は居るし、魔族で魔法を使えないシュテンみたいな奴も居る。体内の魔素含有量と、魔力保有量はまた違うんだ。
Q.この世界のレベルアップって敵を倒すとその内在エネルギーの一部を我がものとしてエネルギー値が変わる系?
A.だいたいそんな感じ。で、モンスターは消滅する代わりに還元量が多いんだ。
Q.珠片ぱっぱと集めろよ
A.女神に頼まれただけだからそんなに大事にはとらえてなかったっぽいよあいつ。まあ、クレイン絡みでそれなりにヤバくなってることに気付いたから今後は分からないけど。そもそも最初の時点でのモチベーションは、旅のついでにやってやるか、というか旅には目的あった方がいいからやってやるか程度。
Q.珠片の恩恵、一つ取り込んだのと三つ取り込んだのが互角扱いってバランス考えて書いてる?
A.おいおい、所詮中ボスでしかなかった妖鬼と帝国の魔導司書の素の実力考えてみろって。
Q.教国の教えって中華チックなの?
A.中華チックです。法術もインスタント→陰陽。エンチャント→風水。アーティファクト→宝貝が元になっているくらいです。たぶん、バレンタイン短編があったから混乱させちゃったみたいですね。申し訳ない。
Q.ブラウレメントの珠片が反応しなかったのを詳しく
A.シュテンの珠片センサーは、一つ見つけた時点で次に近い珠片へとターゲットが切り替わります。で、一度定まったら、他の珠片が近くに来ても反応を換えません。なので、ブラッドベア・ゴールドフィストの珠片に反応していたシュテンの近くに、別の珠片を取り込んだブラウレメントが現れても反応しなかったわけです。
Q,魔導司書って強さで序列が決まるんじゃないの?
A.強さも指標の一つではありますが、絶対ではないです。第十席のグリンドルが一番弱いのはたまたまで、一度序列が決まったら本来あまり入れ替わりが起こることもないです。誰かが居なくなったり死んだりした時に、じゃあ誰が上に行くのに相応しいかという話になる感じです。
以上です。ではでは、今後ともグリモワール×リバースをお楽しみください。
それでは、僭越ながら作者藍藤がお答えいたしましたー。




