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グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~  作者: 藍藤 唯
巻之弐『妖鬼 九尾 魔導司書』
18/267

第一話 白銀の街道 『敵にはしたくない相手』

 白銀の街道。

 ハナハナの森と帝国の間を繋ぐ、白銀のタイルが埋め尽くされた一つの名所だ。

 付近にある帝国書院の魔導研究施設が異相からのエネルギーを取り出す際に起きた温度変化で、一度全てのタイルが凍り付いたらしい。しかも凝固したのはただの水分ではなく特殊な魔素を含んだ水溶液だったようで、常温でも白銀色に固まったままになったとか。


 周囲の木々に影響はなく、小さな魔獣や生き物がふつうに暮らしている。

 中でも一匹、不意をついてダーツ状の武器を投擲してくる肉食獣には要注意だった。


「結構歩いたなー」

「なんで走らない訳? お互い用事あるんだし」

「まあそう言うなよ。旅ってもんを満喫するには、こういう名所をちんたら歩くのも悪くないじゃないか」

「あんたに合わせてらんないんだけど」

「なんでそんな急いでんだよ。あれか、タロスさんか?」

「……タロス五世は、関係ない」

「あっそ」


 旅は道連れ世は情け。

 なんて言葉はよくあるけれども、わりと魔族に対して情けが無い社会なのはご愛敬。魔族の棲む町にもいずれ行きたいんだが、俺はともかくヒイラギが到達するまでにたこ殴りにされそうだからまだ行けない。


 中ボス級の実力はあるんだし、こう、珠片今度見つけたらぽいっとしたいよね。ぽいっと。女神激おこかもしれんけど。


 さて、そんなわけで私シュテンには、旅の仲間ができました。


 やたらとさっきから当たりの強い九尾の少女ヒイラギちゃん(御年200前後)。

 眷属契約を結ぼうとして残念ながら自分が眷属になってしまったお茶目さん。白銀の街道と相性ぴったりの銀髪で、もふもふとした九つの尾がチャームポイント。あれから触らせてくれないけどね。


「……聞かないんだ、帝国行く理由」

「いや聞いたじゃん。タロスさん? って」

「違うって言ったら無関心だから」

「無関心ってわけじゃねえけど、そんだけ触れられたくないオーラ全開だとほら、今後の眷属関係に支障を来すじゃん。ぎすぎすした旅はちょっとねぇ?」

「なんでそんなに旅エンジョイ勢なのかは知らないけれど……まあいいわ。ありがと」

「うーい」


 旅エンジョイ勢か。まあそうだな。


 白銀の街道を進んでいくと、ある地点から魔獣が出てくることはなくなる。村が近いことに加えて、身を隠せる木々が減るからだろうか。

 どんどんと植物の丈が低くなって、俺たちの歩く周囲の見晴らしがとてもよくなってくる。

 燦々と降り注ぐ太陽が、草原を明るく照らして気持ちがいい。

 雲の流れもゆったりとしていて、絶好の散歩日和と言ったところだろうか。


「……ほんとうに楽しんでるし」

「ん?」

「何でもない。……なんかもういいわ。そこに休憩所みたいなところがあるけど、休んでいく?」

「お、いいね」


 時折吹くそよ風に揺れて、さわさわとすれる音を奏でる原っぱの中。

 ぽつんと一軒立った、小さな小屋。ベンチが出してあって、どこか東方風の雰囲気を感じる。

 今の俺の姿とマッチした、甘味処のような場所。


 いいね、すてきだ。


「魔族だからってごちゃごちゃ言われたら脅せばいいし」

「それはどうなのさヒイラギちゃん」

「魔族だって休みたいの」

「なんかお前もずいぶん砕けたよね」


 なんやかんやと言葉を交わしつつ、到着したのは休憩所。

 表に人の姿がないのでひょっこりとのぞきこめば、おばちゃんが一人で何かを作っているところだった。


「こんちわー。魔族二人ー」

「あいよー……珍しいねえ、帝国に魔族なんて」

「ああ、まあな。なにがある? クッキー?」

「甘いもんかえ? まあ待ってな。適当なもの焼いていくよ」


 焼き菓子であることは間違いがないようだ。

 表のベンチに腰掛けて、ぼうっと空を見上げる。青い。ところどころ白い。その辺は地球と同じ。安心する。


「……ねえシュテン」

「あん?」

「復讐ってやっぱりバカらしいと思う?」

「結局聞いてほしいのかそうじゃねえのかはっきりしろよ」

「ただの雑談よ」

「ん~……ものによるなあ。逆恨みじゃなきゃまぁ……俺だったら復讐相手は殺すかもなぁ……どーだろ。俺に落ち度があったら、踏ん切りつかないかもしれんし」

「曖昧ね」

「テメエの出したお題の時点で十分曖昧だろが」

「そりゃそっか」


 ちらりと隣をみれば、ヒイラギは特に深刻そうな表情というわけでもなかった。本当に、ただの雑談だったらしい。……雑談にしては重えよ。もうちっと別の話題なかったのかよ。

 俺はもう既にマッドウィザードのガイウスぶっちめちまってるから手遅れだよ。


「空が青いなー」

「わりとどういうテンションか掴めないんだけど。今日のヒイラギ」

「強いて言えばあんまり考えたくないテンション」

「あっそ。雲の数でも数えてろ」

「あははは、シュテン知らないの? 雲って水分の集合体だからいっぱい数があって――」

「うるせえ」

「――あんたが言ったんでしょうが」

「マジレスされる側の苛立ちを経験できたことだけが今の収穫だわ」

「え?」


 ……まあ。なんというか。


 こんなくだらない会話でも、話してることそのものがわりと楽しく感じてる節はあるな。一人旅も悪くなかったが、二人で旅するのはまたやっぱり違った楽しさがあって良い。


 焼き菓子を待ちながら、しばらくそうして二人でのほほんとしていた時のことだった。


「あら、珍しいですね。魔族のお客様ですか?」

「へ?」


 顔をあげる。

 するとそこには、番傘を差した童女が居た。

 たおやかな笑みを浮かべ、身長は俺が立てば胸元ほども無いだろう程度。

 大きな蒼碧のおめめと、短く切った金髪に、花と鈴の髪飾り。そして、極めつけに藍染の着物である。和洋折衷なによりだ。


 しかし、何というか彼女から際だつ違和感というか尋常じゃないこれじゃない感は、たぶん金髪幼女が着物だからとかそういう見た目だけの理由ではなさそうだが。


「……えっと?」

「あ、失礼しました。わたし――」


「ヤタノちゃん! 来てたのかえ!?」

「マチルダ、わたし良い歳なんですからちゃん付けはちょっと」


 とても良い歳には見えない童女が、どこか困ったような笑みを浮かべていた。

 マチルダと呼ばれたのは焼き菓子作ってくれてたおばちゃんだ。

 おいしそうな匂いをさせたトレーを抱えて、店頭にまで出てきていた。


「はい、できたよあんたらの焼き菓子。こっちから順にヒカモ草味、サクラ味、プレーンね。お代は後でいいよ」

「ありがとう」


 ヤタノちゃんの分も作るからねー、と言っておばちゃんは引っ込んだ。


 ……はて。それにしてもヤタノ。ヤタノ。どこかで聞いた名前のような。


「隣、よろしいですか」

「ああ、どうぞ」


 番傘を閉じて、品の良い所作で俺の隣に腰掛けるヤタノ。

 可愛い子二人に挟まれて幸せです……ってさっきからヒイラギの声をきかないんだが。


 ちらりと隣をみれば、ヒイラギはなんだか驚いたような目をしてヤタノを見つめていた。その視線に気づいたのか、ヤタノもあら、と口元を押さえて目を丸くすると、ついで柔らかな表情になって彼女を見つめる。


「久しぶりですね。本当に、封印が解かれたのですか」


 待った。童女。なんだ久しぶりって。


「……なんで、あんた……!」


 おいヒイラギ、マジで知り合いなのかよ。童女だぞ。


 ヤタノは一度自分の足下に視線を落として、それからどこか困ったように笑った。


「ああ……これは、仕方がないんです。ごめんなさいね」

「いや、ええっと……ええっ……?」


 訳が分からない、と言った雰囲気のヒイラギ。まて、一番訳が分からないのは俺だから。


「え、なに。百年封印されてたヒイラギと、ヤタノ? は知り合いなの?」

「そうです。こう見えてわたし、お婆ちゃんなんですよ?」

「あ、ああ……そう……」


 衝撃の事実。俺の両脇、双方遙か年上。


 なんやねん。


「それにしても、ええっと」

「ああすまん、シュテンだ。よろしく」

「シュテン、貴方はとても素敵なファッションですね」

「おお! そうだろうそうだろう! そういうヤタノも番傘に着物に髪飾りとは恐れいったぜ!」

「ふふふ、お気に入りなんです」


 見た目八歳とかそこらの童女なのに、ころころと笑う姿が妖艶なのはどういうことなのか。着物の首もとから見えるうなじが素敵です。

 今度どうにかしてぺたぺたしたい。


「……ね、ねえちょっと。盛り上がってないで。ヤタノ貴女、ナニになったのよ……?」

「もの凄い質問だなおい」

「黙ってなさいシュテン。さっきのマチルダというおばさんはまだ人間だったけど、あんたは耐えるそぶりすらない……こんな覇気垂れ流しの化け物の前で物怖じ一つしないなんて……」

「え、俺そんなになんか垂れ流してんの?」

「自覚なかったわけ!?」


 覇気。覇気ねえ。よく分からんが、それならこのヤタノの方が凄まじいオーラを……ん? さっきから俺が疑問に思ってる違和感ってこれじゃね?


 なんか言葉にしにくいけど、ヤタノっていうこの合法ロリは凄まじい力を隠して俺らの前に立っているような気がするというか、存在が(いびつ)なんだ。

 俺がもし覇気を垂れ流しにしていたとして、ヤタノはそれをすげえ巧妙に隠してるというか。なんというか、自然じゃない。


 ……あれ、マジでヤタノってどっかで聞いたことあるんだけどな。絶対グリモワール・ランサーで出てきた気がするんだけど、何で思い出せないんだ?


「まあ、なんか隠してるよね、お前さん」

「あら、分かるのですか? お婆ちゃん、ちょっとびっくりです」

「自分でお婆ちゃん言うのやめろ。どう見たって幼女だ」

「うふふ、それは仕方のないことなので、言わないのがお約束ですよ」


 内緒、とウィンクしながら人差し指を唇に当てる所作。すげえ可愛いんだけど、なんだかなあ。可愛いんだけど可愛げがない。本当に老練っつか、子供扱いされてる感じがすごい。


「隠してる……?」

「俺がもし覇気ってもんを垂れ流しにしてんのなら、ヤタノちゃんはうまく隠してるってこった」

「あ、あの……ちゃん付けはやめてもらえますか? こそばゆいというか、なんというか……」

「やだ。なんか、今のところヤタノちゃん相手にそういう素の表情させられる手段がこれしか見つからん」

「相変わらずふざけた男ね、あんた……」


 なんでヒイラギから呆れたような目で見られなきゃならんのだ。

 まあそれはともかく、なんというかヤタノちゃん底知れない雰囲気がある。戦闘になったら勝てないんじゃね? これ。


「マチルダさんは何者なのさ」

「マチルダはさん付けでわたしはちゃん付けなんですか……?」

「あたいはほら、客商売だからね! あんたらくらいおっかない相手もお客はお客! 気張ってんのさ!! はいヤタノちゃんこれいつものお団子ね」

「あ、ありがとうございます。で、あのマチルダもちゃん付けは……」

「商売魂恐るべし。おお、団子じゃんか!! マジで!? この店団子も出してんの!?」

「ほお!? あんたも団子の美味さが分かる人間……じゃなかった魔族かえ!?」

「くれんの!? くれんの!?」

「ちょっと待ちんさい! 美味しいの焼いてくっからねぇ!」

「わーい」

「あの、マチルダ待って……はぁ、いいですよもう……」


 団子があるのか。いや、これは素晴らしい。

 というかヤタノちゃん極東フリークすぎるだろう。着物に番傘に髪飾りに、いつも団子を頼むと来たか。金髪碧眼の幼女とは思えない渋さ……ああ、お婆ちゃんだったなそういや。


「なんか……楽しそうね、シュテン」

「ヒイラギも食うか? 団子、うまいんだぞ~?」

「ごめん、なんかすごいむかつく」

「なんでだよ!?」


 はあ、とため息を吐きながらヒカモ草味の焼き菓子を食べるヒイラギ。なんでそんなに呆れられているのかは分からないが、気にしたら負けな気がする。

 それにしてもマチルダさんすげえな。いや俺がどれだけやばいもの垂れ流してるのかは知らないが、商売魂だけで凌いでるってあたりに凄まじい根性を感じる。

 前世から思ってたけど、客商売出来る人ってすげえよな。コンビニのバイトなんて誰でも出来る、とか言われてるけど俺にゃ無理だ。すげえよコンビニ店員。


「くすん……みんなしていじめるんですね」

「ヤタノちゃんヤタノちゃん、どうやってそのオーラみたいなの隠してるの?」

「慰めの言葉もくれないあたりにシュテンの性格を感じます。……オーラというか、あんまり強そうに見えないようにするには、ちょっとコントロールの練習が必要ですよ? 威嚇の為に気迫を出してみたり、誰にもバレないように気配を絶ってみたり。感覚からでいいので、練習が大事です」

「ほうほう。感覚的なもんでいいのか」


 ふんっ!!


「……消えた?」

「いえ、ぜんぜん」

「満面の笑みで言われるといらっとくるな」

「意趣返しと思っていただければ、それでいいです」

「あ、そ……」


 気合いを入れて気配を絶ってみたんだが、だめだったっぽい。楽しそうなヤタノちゃんの笑顔が腹立つ。

 もちもちと団子の串を美味しそうに食べながら首を振られた時の精神的ダメージをなめていたよ俺は。


「……なんかもう、気を張ってる私がバカみたいじゃない」

「あら。わたし、危害を加えるつもりはありませんよ?」

「そういう意味じゃないというか……もういいわ。あ、マチルダさん、お団子ありがとう。あら、美味しいじゃない」

「おおおおおおおおい!! それ俺がもらうはずだった!! 俺がもらうはずだった!!」

「あっはっは、九尾さんがあまりに自然に受け取るから渡しちまったよ。ごめんねえ」


 俺の団子おおおおお!!

 なに幸せそうにもっちゃもっちゃしてんだよヒイラギめ!

 久々の団子楽しみだったのに……こちとらしばらく振りのお団子だったんだぞ……あ、でもお前百年封印されてたのか。どっこいといえば、どっこいか……。


「なんかシュテン本気で落ち込んでない?」

「あらあら」


 うるせえ。

 食べ物の恨みは怖ぇんだ。それをきっと思い知らせて……と、しゃがんでのの字書いていた俺の目の前にしゃがみ込むヒイラギ。


「なんだよ」

「はい」

「あ?」


 見れば、残り一個の団子が刺された串がこちらを向いていた。

 三つあったのに二つも食べやがってちくしょう。


「悪かったわね。そんなに凹むと思わなかったのよ」

「そっぽ向いてんじゃねえこっち見ろや」

「あ、あげるって言ってんでしょ!? ほら食べなさいよ!」

「誠意が足りねえんだよこっち見て謝罪しろや」

「めんどくさいわねあんた!」


 なんでそっぽ向いてほっぺ赤くしてんだ尻尾もふるぞ。

 ったく。


「あらあら、仲が良いのですね」

「良かないわよ! どこをどう見たらそうなんの!?」

「そこまで否定されるとふつうに傷つくが、まあ恋仲ってことじゃあねえよ」


 串の先っぽに刺さっていた団子を口に含みながら立ち上がる。

 ヤタノちゃんは変に邪推してるっぽいけど、そういうのじゃねえよ。俺はファーストキスもまだなんだ。


「あ、うまうまだなやっぱ団子は」

「はは、ありがとうねえ鬼のお兄ちゃん」

「また来たいところだね。帰りもこの道使うよ」

「それでこそお客を暖かく迎えた甲斐があるってもんさね!」


 楽しそうに笑うマチルダさんを見ていると、俺も楽しくなってくる。温かいお店っていうのはいいね。人情を感じる。しかし日本くせえ店だなここ。まあグリモワール・ランサーは日本のゲーム会社が作ってんだが……こっちの世界が先にあったのか、ゲームが先なのか。

 現実味がありすぎてもうどっちか分からねえしな。


「ところでお二人は帝国へ、何をしに向かわれるのですか?」

「ん? ああまあ捜し物をな」

「そうですか。魔族にはちょっと風当たりは強いですが、お気をつけてくださいね。……ヒイラギはどうするつもりですか?」

「私は……ううん。帝国に対する悪意とかは持ち合わせてないから大丈夫よ。心配しないで」

「……そう、ですか。信じましょう」

「……いいの?」

「ええ、わたし個人が信じる信じないはわたしの勝手です」


 にっこりと微笑むヤタノちゃん。

 すっかり失念してたけど二人は知り合いだったか。そうすっと、ヒイラギが帝国に行こうとしてた理由も察しがつくのかもしれないな。


「……ありがと」

「受け取っておきます」


 バツが悪そうなヒイラギに、なおも笑みを崩さないヤタノちゃん。


「じゃあ、そろそろ行くか」

「この先にはレーネの村という村があります。魔族への風当たりは強いですが、その先にはレーネの廃村という、元々は村だった場所があるので一泊くらいは過ごせるかと」

「わざわざありがとなヤタノちゃん」

「お二人さんありがとうね! また来なさいよ!」

「おう、マチルダさんもまたな!」

「あ、あのだから何でわたしはちゃん付けで」


 代金は、さんざんハブイルの塔で鬼を狩った時に手に入れてある。

 共通貨幣で良かったぜ。


「うし、行くぞヒイラギ」

「あ、うん」


 目指すはレーネの村……というかレーネの廃村。

 そこに一泊してからまた帝国に向かって歩けばいいさ。


「じゃあな!」

「ええ、また。……今度会ったら、呼び捨てでも良いのでちゃん付けはやめてくださいね?」

「はっはっはっは」

「返事をしてください!」


 む、と頬を膨らませたヤタノちゃんと、隣でげらげら笑うマチルダさんに手を振って、俺たちは歩き出す。


 どこか陰のある表情のヒイラギが、妙に気になるところだった。



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