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グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~  作者: 藍藤 唯
巻之壱『妖鬼 放浪 一人旅』
17/267

第一章 登場人物紹介 『紹介の 皮を被った 悪ふざけ』

~妖鬼の愉快な仲間たち~





・シュテン(妖鬼) LV:36+珠片:2=LV:86相当


 右腕:鬼殺し

 左腕:なし

 頭部:なし

 胴体:達人の着流し

 脚部:烏天狗の下駄


 身長185cm 体重78kg 年齢:前世19歳 今生23歳


 黒髪に、黒く捻れた二本角が特徴の妖鬼。"極東の島ジャポネ"のとある山に住んでいたが、【マッドウィザード】ガリウスの手によって罠にはめられ、傀儡と化していた。ひょんなことから前世の記憶を取り戻し、珠片を手に入れて逃走。その後は珠片を捜索する旅をすることに。珠片を集め終えた後の予定は今のところ考えていない模様。

 楽観主義で根は正直者。あっけらかんとした、竹を割ったような性格。



・ヒイラギ(白面九尾) LV:33+珠片:0=LV:33相当


 右腕:白銀の腕輪

 左腕:なし

 頭部:なし

 胴体:帝国書院書稜部指定服(女性用)

 脚部:帝国書院書稜部指定靴(女性用)


 身長162cm 体重45kg 年齢204歳 外見年齢18歳


 百年前に帝国にてあったとあるいざこざにより封印された魔族。

 シュテンの手によって勢いよく封印を解かれてから、帝国へはある目的をもって向かおうとしていた。ところが帝国の魔導司書にそれを阻まれ、救いの手をさしのべたシュテンを助けるため眷属にしようとして眷属になってしまう。感情的で分かりやすく、信じた相手に依存しやすい性格の少女。傾国の美女と呼ばれた所以である、常時魅了の呪いのせいで素を見せられる相手がいなかったことが原因なのやもしれない。








~グリモワール・ランサーII主人公勢~


・クレイン(光の御子) LV:23+珠片:0=LV:23相当


 右腕:ブレイクロッド

 左腕:なし

 頭部:攻性のピアス

 胴体:セイラーマント

 脚部:スタビライザーレッグ


 身長172cm 体重58kg 年齢:15歳


 グリモワール・ランサーIIの主人公。元々は農民であったが先代の光の御子が死んだと同時に突然その力を継承。根の善良さと優しさ、そして強い正義の心。その全てが光の御子としての素質となっており、先代に負けず劣らずのポテンシャルを秘めている。

 最近の悩みは性的な事情を理解しないハルナのじゃれつき具合と、性懲りもなく毎朝勝負を挑んでくるリュディウスの存在。旅のリーダーとしての苦労は絶えないようだ。



・リュディウス(王国王子) LV:24+珠片:0=LV:24相当


 右腕:ラージブレード

 左腕:鱗の籠手

 頭部:攻性のピアス

 胴体:レザースケイル

 脚部:リザードグリーヴ


 身長177cm 体重67kg 年齢:15歳


 王国の王子にして、最強の剣士。天賦の才と名高く、赤髪のリュディウスと言えば王子よりも先に王国の竜騎士としての彼を思い浮かべる人間も少なくない。光の御子という看板を背負って王国へやってきたクレインに喧嘩を売り、敗北してからというもの魔導師という存在を認めるようになった。自信家で負けず嫌い。努力しているところを見られるのは嫌いだが、それ以上に敗北を嫌う孤高の天才剣士。



・ハルナ(ブレイヴァー) LV:22+珠片:0=LV:22相当


 右腕:協会正式錫杖

 左腕:セーフティリング

 頭部:霊布のヴェール

 胴体:光の修道服

 脚部:願いのアンクレット


 身長146cm 体重40kg 年齢:14歳


 公国のFランクブレイヴァー。駆け出しも駆け出しというレベルで、回復系統以外のことがめっきりできないが為にパーティを組んでもらえず、お金もなくなって行き倒れ寸前……ということが三回くらいあり、その全てクレインの慈悲と自費で助けられてきた。恩返しという名目でついてきたはいいが案の定回復以外はなにもできない。だがその回復量には目を見張るものがあり、渋るリュディウスを説得してクレインが仲間にした。明るく元気で裏表のないマイペースな少女。最近は危険察知能力やバフ魔法も開花し、どんどんとあがる実力とともに絡みがダルくなってきたとはリュディウスの談。








~帝国書院書稜部魔導司書~



・グリンドル(第十席) LV:48+珠片:0=LV:48相当


 右腕:魔導書(グローヴ)

 左腕:魔導書(グローヴ)

 頭部:なし

 胴体:魔導司書の制服

 脚部:魔導司書の革靴

 神蝕現象【大いなる三元素】


 身長175cm 体重65kg 年齢:17歳


 帝国書院最弱の魔導司書。現場指揮能力に長け、人徳と公務の分別を弁えた実直な青年。金の長髪を一束にし背に流しており、クールな風貌も相まって書院での女性人気も高い。だが何かに追われているかのように強さを求める彼にとって、それらは邪魔でしかないようだ。魔導司書の神蝕現象は総じて個々人のレベルを少なくとも10以上引き上げる代物であり、それもあって帝国魔導の強さは底知れないものとなっている。







~その他~


・クルネーア(女神) LV:875+珠片:0=LV:875相当


 右腕:なし

 左腕:なし

 頭部:なし

 胴体:【世の中金】と書かれたTシャツ

 脚部:ゴムサンダル


 身長171cm 体重不明 年齢不明


 グリモワール・ランサーIIIに登場する女神。だらけた雰囲気とは裏腹にからかいやすく根に持ちやすい面倒な女性。

 どうやらこの世界では本物の神々の部下に相当する立場にあるようだ。マナの喞筒(そくとう)が壊れた原因であるシュテンに珠片を集めさせようとしているが、シュテンは所在がわかればそれでいい程度にしか思っていないようで、パワーバランスの崩壊を危惧しやきもきしている。

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