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あの世?



出口だわ!私は光り向かって進んだ


そしてやっと通風口から抜け出すと


今度は城の外に繋がってる 排水口の様な


筒の中に入った途端 水が流れ出してきて


そのまま 城の外へと 流されたのでした






私は水に流されて 排水口から飛び出すと


地面に放り出されて ゴロゴロと転がり


体を何度も 地面に叩きつけられて


うつ伏せのまま 地面に倒れこんだ






こんな所で 倒れる訳には いかない


痛む体を 起こして私は歩き出したが


ガクッと力が抜けて 再び倒れこんだ


ダメだ もう歩く事も出来無い・・・


元に戻る事も出来ないまま ネズミの姿で


このまま朽ち果てるのかしら







村長 それに村の皆 ごめんなさい


私は もうダメです


そして瞼を閉じた時 村が焼き払われて


皆の逃げ惑う姿が 浮かび上がった


やっぱり諦める訳にはいかない


村の存亡が 私に掛かってるのよ






体を引きずりながら 前に進もうとしたが


その努力も虚しく 直ぐに力尽きると


うつ伏せのまま倒れて


私は そのまま 意識を失った・・・






意識を失い どれ位時が経ったのだろう?


気付くと 野原でうつ伏せに倒れていて


辺り一面には 綺麗な花が 咲いていた


ここは・・・ 私死んだのかしら?






立ち上がり 周りを見ながら 歩き出したが


見えるのは 何処迄も続く野原と花畑だけ


人の気配すら 感じない


やっぱり私は 死んだのね


そして私は ただ 歩き続けた





すると何処からか 声が聞こえてきた


それは 小さく微かにだけど 力強くて


直接私の頭に 響く感じがした


それなのに 言葉がハッキリ聞き取れない


「誰? 何処にいるの?」


周りを見渡しても 誰も居なくて


静けさが 辺り一面を包み込んでいた






私は怖くなり その場から駆け出して


頭に響く声を振り切る様 懸命に走った


すると いつの間にか 野原は途切れて


目の前には 大きな川が姿を現していた


その川縁に 人影が見えて私はホッとした






他にも人が居たわ! 息を切らしながら


走り その人影に近付き 私はゾッとした


人影と思っていたのは ただの影で頭から


足の先迄 真っ黒だったからだ・・・


驚き唖然としていると 影が喋り出した







「君がここに来るのは まだ早い」


「で でも気付いたら ここに居たんです」


「そうですか でも君には私の姿が影に


見えてますよね?」


「はい 影に見えてます」


「だからですよ」


人影がそう言うと 私はフッと意識が


失くなったのでした


























































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