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⑦ 初連携

先に動いたのはツバサだった。

木刀を使いウィリデに間合いを詰める。

ウィリデは木刀が振り下ろされる寸前に後退してひらりと避ける。

走り込んでいたパトリックとウィリデが避けるとわかっていたツバサが同時に走った。

それはウィリデを中心とした直線上になって。

ウィリデはわざとお互いを見れなくするように立ち尽くし、さっと大きく下がる。


「ちょっ」

「ツバサ!?」


そのままの勢いのまま二人の頭はぶつかり合い地面に伏した。


「痛っ」

「くぅ」

「お前らはもうちょい、周りを見ろよ」


ウィリデは素早く持っていた武器を取る。

ツバサとパトリックが失格となった。


二人は囮だろうな。

岩の方を見るとこちらに向かって打たれる矢。

矢尻は潰されて入るが、当たれば十分に痛い。

ウィリデは躊躇うことなくそれを鷲掴んだ。


「掴まれた?!シュカ!!」

「わかった!!」


シュナがシュカに号令を出すとシュカは大きなハンマーを持ちながらウィリデに向かって跳ぶ。


「よいっしょ!!」


景気の良い掛け声と共にシュカは木槌を振り下ろす。ハンマーと似た形はいえ、木製である。シュカの力と掛けられる圧力に耐えきれず、壊れてしまった。


「あっ」

「お前は加減をしろ」


ウィリデの小言と共にしょんぼりとして、シュカは土俵から降りた。

残ったのはセツ、シュナ、ラヴィ、リヒト、アスト、ルナ。


小話(リタイア組とアレク)

ツバサ「パトリックごめん!ちゃんと見てなかった」

パトリック「オレこそ、止まれなかった責任がある」

シュカ「うぅ。みんなが見てる前で武器を壊しちゃったよ〜」

ツバサ「け、けど。そのおかげで、ウィリデ先生の注意がそれたから、ね?」

シュカ「そ、そうだよね!うん、ウィリデ先生もびっくりしてるよね?!それにしても、あの武器は弁償ですか?」

アレク「大丈夫だ。学園の授業の一環で作られたもので、余るほどある。だが、解せないのが俺が次、学園の武器を壊せば自腹で木刀を買えと言われている」

ツバサ、パトリック、シュカ「…」

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