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最強魔法使いの家出  作者: 心葉
第一章 【家出して 1日目】
1/2

プロローグ 『躓き』

25XX年森の中にある豪邸で、ある事件が起きた。


1人の少年が隊長室と書かれた部屋の前に止まると

扉を3回ノックし部屋の中に入ると


少年が窓の方に向いている背もたれが大きな座椅子にむかって

「清水隊長」 と何度も呼んだが、返事は無かったが


清水はいつもこの座椅子に深く腰かけ

外をぼーっと眺めてそのまま寝てしまっている時もあった。


「清水隊長、こんな所で寝たら風邪をひいてしまいますよ」

ゆっくりと座椅子を回すとそこには清水の姿はなかった。


唯一あったのは背もたれに貼り付けられた

たった1枚の紙切れだけだった。





20XX年12月31日23時55分ーーーー


「もしもし…オレオレ! いや、オレオレ詐欺じゃ無いからね! うん、そう清水です」


白色の携帯を持ち誰かと話しをしているのは

清水 拓真シミズタクマこの物語の主人公でもある。


「なんの用だ?って酷いなぁ…… 親友の俺があけおめを言ってあげようと思って電話したのにぃ わかったよ用がすんだから切るよ…… うん、じゃあ」


拓真は、静かに携帯をとじ自分の敷布団にダイビングした。


「酷いよなぁ、用が済んだんだったら早く寝ろだって… お前は、親かっての…………。」


拓真が目を閉じた瞬間突然家が揺れ始めた。


「じっ地震!!??」


どんどん揺れが大きくなり


しまってあった本や、勇者やメイド服をきたフィギュア達

CDなどがどんどんに床に、崩れ落ちる。


「いつまで続くんだ?」


揺れが凄かった地震はやがてゆっくりとおさまり


「あッ!CDが本の下敷きになってるやん!!」

そんな事を言いながら崩れ落ちた物を片付けていた。


「それにしても揺れが酷かったな…… そう言えば母さん、下で明日の料理作ってたような…… 母さん!?」



急いで一階に降りようとして

二階にいた拓真は部屋を出るとき扉の段差に思わず躓く

その瞬間、目の前が眩いほど明るく光った。


ーーーー な に ?



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