リスタート(転生)でわかる学ぶ楽しさ
コミック2巻が2026/04/28に発売です。GWに1巻と一緒に読みませんか(・ω・)
リスタート(転生)でわかる学ぶ楽しさ
合流した俺たちは昼食を取りに食堂に向かった。
その後をついてくる女子の一部は悔しそうに視線を送って来て、大半は良いものを見ている笑顔だった。
決してヅカイケメンがプリティショタの歩く姿が初々しさがあってだろう。決して手を握る姿が子供を連れて歩く姿ではないはずだ。決して微笑ましく見ているのではない。
「ほら、口元が汚れているよ」
「ふぐぅ。じ自分で拭けますぅっ!」
グリエダさんの膝の上で昼食を食べて、ソースが付着した口を拭われる。そこっ、子供かとか思わない。構うグリエダさんが喜んでいるからいいのだ。
そして食後に紅茶を飲んでゆっくりとイチャコラをと……。
「さらに増えたね」
「優秀な僕に先生たちの期待が重いですぅ」
そんなことは出来ずに午前中に出された課題をこなしている。
登校を再開してから日毎に、いや授業があるたびに増える課題だ。
「提出期限が短くなかったらゆっくり出来たのにすいません」
「私も同じようなものだから仕方ないよ」
俺の謝罪に苦笑するグリエダさんの前にも同じ様な課題が置かれていた。
まあ、俺たちが愚か者からの国盗りやら、家族愛狂いの簒奪防止やら、盗賊を殲滅やら、暴力者を臭いで発狂させたりと忙しくて休学して遅れた分の補習の代わりのようなものだ。
何故か高等部のグリエダさんの方は俺の量の半分しかないのは解せぬ。
そして、しばらく二人とも黙々と出された課題をこなし始めた。
「……」
「……」
ジィィィィ
「なんです?」
だが、そう経たないうちにグリエダさんが俺をジッと見つめてくる。
前世ならお金を取っていますよ婚約者なのでいくらでも見てもいいですが。
「いやすまない。不満を言いながらも真面目にやっているなと思ったんだよ。あと可愛くて見続けてしまった」
おぅふ。
はにかんでおっしゃるグリエダさんにくらっときた。前世は何をしてもイケメンなアイドル俳優でした?
「そんなに真面目な顔をしてました?」
ふにふにと自分の頬っぺたを突っつく。うむ、前世で親友から貰った天使シリーズのデザート以上の柔らかさである。その後大罪シリーズを食わされて悶絶した。
「真面目というよりも楽しそうかな。書類を片付けている時みたいに真剣ではなく、やり始めたら実は面白かったみたいな顔だね」
ふむ。そこまで顔に出るのか俺は、たまに異母や異母兄にお前はわかりやすいと言われるのはそのせいなのだろう。
「食わず嫌いでしょうか。美味しくなったのに今食べるとそうでもなかったように、昔は楽しくなかった学びもやってみれば楽しいです」
「……まだ中等部生だよね?」
前の世界でオッサンだった頃に幾つか悟ったことの一つに、大人になってからの勉学は結構楽しいのだ。
年齢の分だけ理解力が向上すると、前世の若かりし頃にあれ程嫌だった文字や数字が頭脳に入ってくるのである。
しかも頭は転生により衰える前のピチピチになって記憶力大幅アップ。
でも刻みついた学ぶことへの拒否反応は勉強を嫌にさせる。けれど始めたら、あれ? 面白いなと感じるのだ。
そういえば転生したことをグリエダさんに伝えていなかったことを思い出す。ハイブルク家の家族にも何となく知識があるとしか教えていないから、そのくらいは婚約者なんだから教えても大丈夫だろう。
うむ、流石に今言ったら不審に思われるか頭がおかしいと認識されるので、その内にしよう。
「グリエダさんは楽しくないですか?」
「うーん、貴族の当主として必要と考えているからこなしているだけで楽しいとは言えないね」
「ですよねー。僕も知識が増えるのは楽しいですが、自ら進んでやりたいとは思ってません」
好きな事を知識にするなら、前世でやり尽くしていない『雨乞いフィーバータイム2』の日照り神様攻略知識を増やしたい。リアルタイムシュミレーションのくせに格闘ゲーム並みの反射神経でプレイしなければ即殺がたまらなかった。
ちなみにマイキャラは横と後ろを剃って残った髪を玉ねぎのように天に向けて角状に固めた赤フンだ。三倍の速さで竹槍を突き出す姿がキモいと有名だった。
「やらないと選択肢が狭まるんですよね……」
「?」
コテンと首をかしげるグリエダさんが可愛い。
どうしてなのかを教えると更に首を傾げられた。
「それは君には必要が無いだろう?」
「甘いですねグリエダさん。世の中は世知辛いのですよ。学べるなら学んだほうがいいんです」
「遠い目をして一瞬で老けたね」
老けたのではないのです。生きた年数の分の経験が渋みを出してくるのです。今は美ショタなので渋抜き~。
「まあ楽しくはありますけれど、それだけでこなしているのではないのですよ。グリエダさんとお出かけに行きたい為です。ようやくお仕事生活から解放されて二人の自由な時間が空いたのですから、後顧の憂いが無いように早く終わらせないと」
グリエダさんは国家最重要地域の女辺境伯爵で、俺は何故か国家規模のお仕事を押し付けられる可哀想な公爵家の末っ子だ。
学生の間くらいは青春を送りたいのっ!
「……うん、それじゃあ私も頑張って終わらせようかな」
俺の言葉に少し考えてから笑顔になったグリエダさんのペンの速度が上がる。
結構即物的なおひとなのでデートにやる気を出してくれたようだ。
さてと彼女と自分のご褒美の為に課題を終わらせよう。
これこそが青春である。
決してオッサンに嫌がらせしたりされたり、権力者幼女の相手をしたり、絶対的権力者の熟女たちのご機嫌をうかがったり、長兄と義姉(仮)のイチャイチャを見せつけられたりするのは青春ではないっ!
俺は青春を満喫するぞ!
そんな感じでテンションが上がっていた頃もありました。
振り返りショタ「大人になってわかる学ぶ楽しさ」
覇王様「十四歳だよね?」
いつも通り後回しにしてショタは転生話を忘れています。
お久しぶりでございます<(_ _)>
起床したら悲鳴も上げられない頭痛で失神、胃がひっくり返ってんじゃね?と思うくらいの気持ち悪さと吐き気で目が覚めるのを丸一日繰り返して、少し良くなったら納豆と焼肉をドカ盛りして寝込んだ筆者です(´▽`)ノ
数年に一度はいろんな症状が起きるのですが、過去最短最悪でした。これも老いなんでしょう…(´-ω-`)
筆者のことは横に放り投げて潰して。
ようやくプロローグが終了です!(゜∀゜ゞ)
これから陰謀渦巻く奇々怪々な出来事が始ま…るのかなぁ(;・д・)いや、大筋には考えてますよ!(;´Д`)(それ通りに書けたことは無い)
あ、本文中に書かれた【雨乞いフィーバータイム2】は他作品の中でコアな洗脳をするゲームです。誰かに作ってほしい(´▽`)
●コミック2巻が2026/04/28に発売されますよ!
2巻はようやく覇王様の女装グフッ!?(空間を超えて覇王パンチが筆者にクリティカルヒッツ!)
ゲホッ…女性らしい服装や、新キャラ、ショタ好きの変態ズの活躍に変態の格好いいシーン、…変態ばかりですな(-ω-;)
原作では姿が見れなかったキャラ達が出てきますので、原作の書籍と共に是非とも購入のご検討をばっ!(*´∀`*)ノ
筆者はマミーに十冊購入しとけと命令されております(´д`)
次回はコミック2巻が出るまでに書きますか!(´▽`)ノ
下記の小生意気そうなショタと長兄のコミック2巻表紙から購入サイトに行けます。
うーむ、次はブラザーBLに見える(・ω・)











