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マイミーって子の話

作者: 花園倉

開いていただきありがとうございます!


この物語は、私が書いた童話?ものの過去編になりますかね_(:3」∠)_

 今日は、マイミーの誕生日でした。ですが家にはお父さんもお母さんもいませんでした。


 前までは、いつも5時には二人は帰ってきて、おいしいものを食べて、遊んで、話して、幸せいっぱいでした。


 そんなマイミーは、最近は一人で寝ることが多くなり、寂しい日々を過ごようになっていました。


 お父さんもお母さんも帰ってこない、お腹を空かせては台所においてある食パンを少しずつ、ちぎって食べ、水道水でお腹をいっぱいにしていました。


「パパ…ママ…なんで帰ってこないの…寂しいよ…。」マイミーは寂しい気分になり、涙をながしながら窓の外の夜空を、眺めながら親の帰りを数日間、待ち続けました。


 そんな日々を過ごしていたある日、「ピンポーン」とベルが鳴った。


 マイミーはお父さんか、お母さんが帰ってきたと思い、急いで鍵を開け、ドアを開きました。


 でも違いました。そこには知らないおじさんが立っていました。


 おじさんはマイミーに怒鳴りながら言いました。「家賃が払えないなら出て行け!」といいました。


 マイミーには何のことかまったくわかりませんでした。ただただ、初めての怒鳴り声を聞いて、恐怖で震え、涙が流れ、力が抜け、玄関で座り込みました。


 おじさんは無言でドアを「バンッ!!!」っと大きな音をたてながら閉め、さっていきました。


 その音を聞いてマイミーの中で何かがこわれました。その瞬間、涙と怒りがこみあげてきました。


「お父さん!お母さん!何で…何で帰ってこないの!何で帰って…こない…うっう…」


 マイミーの心の叫び声は、部屋中に響き渡り、あらゆる物を壊しました。


 窓は割れ、サラの破片が床に散らばり、イスは倒れ、洗面台のガラスにはヒビが入り、大好きだったおにんぎょうさんもめちゃくちゃにしました。


 あらゆる物を壊したことによって、マイミーの怒りは落ち着きを取り戻しました。


 だけど、涙だけはずっと流れが止まらないままでした。


 しばらく立ち尽くして、周りを見渡し、マイミーは疲れて布団に潜り、涙を流しながら「お母さん」とつぶやきながら寝ました。


 しばらくして、外からはいる風に吹かれて、マイミーは夜に起きました。


 起きたマイミーは、部屋を見渡しました。


 大好きだったおにんぎょうさん、いつも使っていたお皿、思い出がたくさんあったはずお部屋、すべてむちゃくちゃに散乱していました。


 もう台所のパンもありません。マイミーは靴を履き、外に出ることにしました。


 外は暗く、どこに進めばいいのかわからないまま、マイミーは腹ペコのまま歩き出しました。

読んでいただきありがとうございます!


またもブルーな話ですが、ハッピーエンドも一様、書いたので見てください_(:3」∠)_

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