刑理判定とリアルリメイク1st
遂に犯人との戦闘です!
今日はいつもどうりの月曜日が待っていると思っていた。
だが、いつもどうりの月曜日と言う生温い日常は目の前で起きた轢き逃げ事件によって崩れてしまった。
そして、今の状況は――先程の轢き逃げ事件を起こした犯人がドスを持っていると言う異様な状況だった。
――このままだと俺もあの子も殺される。
この異様で危機的な状況で何か手は無いのだろうか。
――プルルルルッ!
何故か電話が掛かってきた。
不思議に思ったが一応、出てみる。
<もしもし!父さん聞こえる?今、そこに居る野郎のHPを0にするためには戦うんだ!そして、小説のネタを考えるみたいに妄想するんだ!>
<我が息子よ!言い方は気に入らないが多分、分かったゾ>
――ブチッ!
俺が返答した直後、電話は切れた。
しょうがないけどやるしかない。
「リアルリメイク...」
俺は、そう言って灼熱の火炎刀(仮)を掴む妄想をした。
すると、次の瞬間、灼熱の火炎刀(仮)が俺の手に握られていた。
「――炎天滅火にて灰塵まで焼き尽くせ!炎帝鳳凰!」
俺は、灼熱の火炎刀を炎帝鳳凰(エンテイ·フェニックス)と名付けた。
俺ながらに自分の痛さが増したのは直ぐに分かった。
「さぁ、お前をこれで灰にしてあげようジャマイカ!」
「出来るならやってみろよ...」
先程の轢き逃げ事件を起こしたドスを持った犯人はドスを構えた。
すかさず俺は炎帝鳳凰を構える。
そして、俺はジャンプし炎帝鳳凰に莫大な灼熱の炎を灯しヤツの頭から股の一直線上を目掛け、そこで灯した莫大な灼熱の炎を叩き付ける様に飛ばす妄想をした。
「炎天...滅牙!!!!」
すると、先程に妄想した通りに莫大な灼熱の炎を叩き付ける様に飛ばした。
ちなみに、俺はコレを炎天滅牙(エンテン·メツガ)と名付けた。
そして、次の瞬間、轢き逃げ事件を起こしたドスを持った犯人
は莫大な灼熱の炎によって全身を灰塵にされた。
「やっと終わったか...」
次いでに轢き逃げ事件を起こした犯人の黒塗りの高級も灰塵にした。
「あ、ケガない?」
俺は、これまで一言も言葉を発していなかった天城山と言う女子生徒に声をかけた。
「わ、私は大丈夫です!でも...あ、やっぱり何でも無いです!取り敢えず警察が来るのを待ちましょう!」
「お、おうラオウ!」
数分後。警察が到着した。
到着したのはパトカーが6台と護送車が2台の計8台だった。
6台のパトカーから数人の警察官の男女が現れる。
そして、2台の護送車からは刑事と思われる男女6人が現れる。
パトカーから現れた数人の男女の警察官は
俺と天城山と言う女子生徒に近づいて事件の大体の起こった内容と思っていた事を聞いた。
「あ、ちょっと済まんな...そこ、行かせてくれ」
長身にトレンチコートを纏った刑事が、そう言って近づいて来た。
「ええと...俺は秋葉渓彌(アキバ·ケイヤ)だ。見ての通りだが、刑事をしている。あ、取り敢えず、名刺あげるよ...」
そして、秋葉渓彌は俺に名刺を差し出して来た。
俺は差し出された名刺を受け取って見た。
名刺には...。
厚生省特別極秘犯罪摘発捜査局(LIG局)局長:秋葉渓彌(アキバ·ケイヤ)
と書いてあった。
これが厚生省特別極秘犯罪摘発捜査局、通称LIG局の局長との出会いだった。
「まぁ...そう言う事、なのだけどさぁ...どうだい?僕の厚生省特別極秘犯罪摘発捜査局に来てみないかな?あ、あと、そこのお嬢さんもご一緒にどうかな?」
「え?俺とこの子でいいんですか?」
「え?私とこの人でいいんですか?」
俺と天城山と言う女子生徒は驚いていた。
「一応だけど、明日は来れるかな?あ、安心してね?奴等に襲われない様に護送車を手配しておくから...おーい!皆!明日はこの子たちとパーティーするから護送車、用意しておけよ!」
秋葉渓彌は現場の刑事と警察官に呼び掛けた。
「「明日!必ず行きます!」」
俺と天城山と言う女子生徒は大きい声で返答をした。
「おぉ!そりゃ嬉しいねぇ!」
秋葉渓彌は子供の様な笑顔を見せた。
「あ、そうそう、忘れてたんだけどさぁ...お二人さんのメアドと電話番号、教えてくれるかな?」
秋葉渓彌は刑事らしい顔付きで質問をする。
「「俺(私)ですか...もちろん良いですよ」」
なんとなくだが了承した。
「お二人さん...明日はAM9:30に家に護送車を止めおいておくからね~それじゃあ...皆!解散!」
秋葉渓彌は刑事らしい顔付きの時とはうって変わってふざけた口調で解散を宣言した。
そして、6台のパトカーには警察官が乗り込み、2台の護送車には秋葉渓彌と5人の男女の刑事が乗り込んだ。
次回では秋葉渓彌局長が、どんなパーティーをしてくれるのか楽しみですねぇ~!