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2話
はあ!?
あまりの唐突な物言いである。
俺がミミズ?意味がわからん。
そもそも俺って死んだんじゃないの?なんで生きてんの?ここどこ?さっきの声誰?
「あなたはあちらの世界で確かに死にました。今生きて思考が出来ているのはあなたが新しくこちらの世界で生を受けたからです。ここは前のあなたがいた世界とは別の世界です。私のことはそうですね…アナ、とでも呼んでください。」
うわ、律儀に全部答えてきた!?
えーと、つまりだ
俺はいわゆる異世界転生をしたわけだ。しかもアナが言うにはミミズになって。
…へこむわぁ。
だってミミズだよミミズ。モンスターですらないよ。折角異世界に来たのにミミズとか…。
「何か他に質問はありますか?」
んー、特にはないかな。
まあ、転生しちゃったんなら仕方ない。
新しく命をもらったんだから、大事に生きるよ。
「…そうですか。ではお気をつけて。困ったらお呼びください。」
そういうとアナの声はしなくなって、静寂が辺りを包んだ。
うーん、これからどうするかな〜。