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こもれびのおと
ほしがじめんいっぱいにおちてたあの夜
心のどっかかたすみではわかってたんだ
もうにどとあえないし話すことさえできないってこと
かぜがはるをおいやり夏をあさってにもってくように
ばか笑いしあったあのころはけしてもどってこない
世界にはひかりいっぱいがあったこと
つまんないね大人になるって
寂しいねしることふえてくって
とおざかる夜景がやけにまぶしかったんだ
泣いていいかなふあんでおちつかないまいにち
やさしさが力になるってしってたらちがってたかな
あいたいなってみあげたそらの雲がながれて
いつもいじょうにぼくが見えなくてせつなくて
やっぱりこのまま遠くにいかなきゃっておもうと
せかいじゅうがかねを鳴らしはじめるきがした
くやんでいいんだよね子供じゃないから
独りじゃないからあったかくなれる
ほのおにかざしたてのひらが紅くそまってた
いいことばかりじゃない今
くやむよりほほえみ歩む
明るすぎるまちではめをほそめて
どこかにあるはずの木漏れ日のおとをさがそう
木漏れ日のおとをさがそう