ソシャゲにもトレード機能が欲しい。
記念すべき第一回のゴブリンの誕生によってエルフは3人ほど死んだ。
まあまあな結果だろう。
2人でひっそりと暮らしていたお年寄りの家に出現し、おじいさんとおばあさんを戦闘不能にしたゴブリンが1匹。
その後家からの脱出も成功し、生き残ってる。
もう一匹は街で遊んでいた子供たちの近くに出現し、子供を戦闘不能にしてる間に大人が来て殺された。
その他のゴブリンは運悪く、大勢エルフがいる場所や、戦えるエルフがいる場所に生まれてしまったため、呆気なく死んだ。
初陣の生き残りは1匹のみだ。
ちなみに、殺すではなく、戦闘不能と言っているのは、ゴブリンたちの設定で手加減というスキルを持っているためだ。
手加減は常時発動させていて、どんな攻撃でもHP1が残るスキルである。
そして、HP1になるとゴブリンがミリーラコアに送るか、捕虜にするかが選べるようになっている。
ちなみに、ミリーラコアに送ると、水晶が大きくなり時間を止められコアの中に展示される。
捕虜になる場合は、まあエルフがゴブリンに捕まったらどうなるかは、ご想像にお任せしよう。
ちなみに、一度HP1以下にしたエルフなら、いつでもコアに送ること、取り出すことは可能だ。
これは個々のゴブリンの判断に任せる。
人質として使ってよし、戦闘の邪魔になるからコアに送るもよし、もう犯り飽きたからコアに送るもよし。
結構融通が利くシステムとなっていて、いわゆるエルフ限定アイテムボックスみたいなものだ。
もちろん他のゴブリンが、他のゴブリンの物であるエルフを取り出すことはできない設定であるが、トレード機能はきちんとつけてあるので安心である。
そのうちエルフ城は、ゴブリンのエルフトレード場になるかもしれない。
現時点のゴブリンはそこらへんのゴブリンと同じでバカであるが、強さが上がるごとに賢さも上がるようになるので、有効活用してくれるだろう。
現時点のバカゴブリンでも、本能レベルでエルフボックスを使えることをインプットさせているので、使い方はわかっているし、使える。
人質なんかにするような使い方は、まだできないだろうけど。
ちなみにエルフ国王たちは、お話合いをしていた。
これはデマだ!とか、ハンマー持ってきてミリーラコアを壊そう!とか、たかがゴブリンであるとか、言ってたりしていた。
最後の人は、エルフの戦闘力は一般人ですら、人間の初級冒険者程度の力(魔法)を持っているので、たかがゴブリン程度敵ではないと言いたいらしい。
だが、男の子、おじいちゃん、おばあちゃんが水晶内に展示されたのに気づき、今まで国王の必死な話を聞き流し、どこか余裕のある態度だった貴族たちの顔が強ばった。
慌てて話し合いに参加する者、大慌てで退出していく者、所詮3人と余裕な態度を崩さない者、幼い子供と老人を!と怒る者。
色々な人がいた。
子供や老人のことは先ほどまで考えなかったのだろうか?
無能すぎる。
ちなみに次回に出てくるゴブリンの数は16匹。
説明を忘れていたが、戦闘不能エルフの数の2倍ほどゴブリンの数は増えていき、レベルは初期設定LV10で1時間ごとにLV1上がる設定だ。
つまりエルフは殺されずに、ゴブリンを狩り残さずに狩ることが重要だ。
最初は雑魚モンスターであるLV10のゴブリンであるが、1日放置しただけでLV34にもなってしまうのだ。
もちろん進化とかもするので実際は、LV10ゴブリン→15LVゴブリン→1LVゴブリンソード(マジシャン)(ファイター)(プリースト)→LV20ゴブリンソード(etc)→LV1ゴブリンリーダー(進化前の特徴を受け継ぐ)
と1日でなるってわけだが。
LV1ゴブリンリーダーはゴブリンLV10が20匹くらいの強さだ。
賢さ的には、ゴブリンは猿、ゴブリンソードたちは3歳児くらい、リーダーは5歳位の考える力がある。
ちなみにその上の進化であるボブゴブリンは7歳位の知能があり、ゴブリンキング位になると、やっと15歳位の人間程度の知能を持ち始める。
まあゴブリンリーダーだと初心者冒険者でギリギリ、中堅冒険者であれば余裕で狩れる相手だが、たった1日で一般人(人間種)とタイマンして確率的には50%くらいの確率で負けるゴブリンがこれほど成長するのは驚きだろう。
一般的エルフの戦闘力でも初心者冒険者程度の力は持っているエルフたちには、是非とも頑張ってもらいたいものだ。




