国王
てことで阿鼻叫喚のギルドですが俺たちはきちんと威圧から外しておいた受付のミーシャちゃんのとこに向かった
「この子達の冒険者登録をしたいんだけど」
「ヒッ!は、はい、えっと登録ですね、えっと説明はご必要ですか?」
怖がらせちゃったかな?
「いやいい、俺がしといたから」
シニー以外は元冒険者だしな
ちなみに奴隷になるとギルドカードを取り上げられるためもっかい登録しないといけないらしい
「わ、わかりました、ではここに血を垂らしてください」
「3人ともやってくれ」
「「「はい!」」」
「これで登録は終わりました、他にも御用はありますか?」
「えっとSランクとかの依頼はないか?」
「え、Sランク!?いえそんな危ない依頼は今ありません!!」
「そうか…じゃあないな」
「おい!まて!お前一度だけじゃなく二度までも!!お前には人の心がないのか!!」
やっぱりきたよギルドマスター
「はぁ〜うるさいな…」
「お前ふざけるなよ!」
「ふざけるな?ふざけてるのはそっちだろ!!お前らが冒険者を管理しきれてないくせに人にいちゃもんをつけるな!!」
「…ッツ!だが!殺すのはやりすぎだ!その上ヘラヘラと!!これ以上変なことしてみろよ!お前がいくら強くたって限界がある冒険者ギルド全体を敵に回すことになるぞ!!」
そうこのギルドマスターは30年前街を大きなスタンスピードから救って拳聖と呼ばれていて実際に冒険者ギルド全体に俺の指名手配をすることくらい可能なのだろう
「別にいいよ?ほいっと」
と言って俺は大きな袋をギルマスに投げつけた
ギルマスはなんだこれはと怪しみながらも袋を開いた
すると生首が5つ転がり落ちた
「…ッツ!こいつらは!」
「そう他のギルドのギルマスだな、色々調べてこいつらが陰で人さらいをしたりしてるのがわかったからな、俺を責めるよりまず自分の組織見直した方がいいんじゃない?」
「…確かにこいつらは本部の方でも監視はしていたが!だが!お前に人を裁く権利はないはずだ!!」
「いやあるよ?」
と言って俺は俺達とギルマスを周囲から見えなくする結界を貼り転移で国王様を呼び寄せた
「は?」
「ああ…本当だったのか、すまぬエインよ俺はこいつの自由を認めねばならぬのだ、娘、いや王家、さらには国を人質に取られては俺はなにもできない」
「え?国王様?いやラインハルトなぜ?なぜこいつの自由を認めねばならんのですか!!」
国王とギルマスは英雄時代の親友らしい
「まず一つ目にこいつは俺を城から転移させた、これはどういうことかわかるか?距離だけではない城にはラビス神より王家が授かったとされる神器の魔法使用不可の結界があるのを忘れたか?さらに二つ目こいつはこの国、いやこの世界ですら破壊することのできるやつだ、もしこの星の全員で戦っても勝てる可能性は万が一いや億が一にもないだろう、3つ目俺が隷属化されているからだ俺の命もそいつの気分しだい命令も絶対だ」
「くっそおおおおおおお!!ふざけるな!!」
「まあまあ落ち着いて」
俺はギルマスにも隷属化魔法をかけて落ち着かせた
「まあそういうことだから一応命令しとくか、俺に対して迷惑かえないように、俺のことを誰にも報告などをしないこと、俺の命令には絶対服従ってことだな!よろしくね」
「くっそ!!!」
「まあ逆らうならお前の家族から知り合いまで全員死ぬよりも恐ろしいことするからよろしく!」
まあそんな趣味ないからただ殺すだけだけど




