→[はい]
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よーし!
たんけんだー!
ユリアさんの部屋を、たんけん、たんけん、たんけんするぞー!
まず机の引き出しを開けてみた。
なんか、本が入ってた。経典だった。
ユリアさんは熱心なシスターだった。
もう一冊は、なんか、鍵のかかった本だった。
「だいありー」とか書いてある。
だいありー、って、なにかわからなかったけど。鍵を掛けて封印してあるくらいだから、きっと、禍々しいものに違いない。
ぼくはそっと、机の引き出しを閉じた。
つぎにタンスにとりかかる。
まず一番上の引き出しを開けてみた。
ん? ……なにか入ってる?
きらきら輝く、ちいさなメダルだ。ぼくはメダルをポケットにしまった。
つぎに二番目の引き出しを開けると……。
ん? ……なにか入ってる?
ぼくは、手にとって、広げてみた。
なにか黒い布? ……ハンカチにしては、形がへんだ。
輪っかになってるし、穴が2つ空いてるし。
これはひょっとして……。
マイケルが1日に1回は口にだす、「ぱんつ」というものではないかな。
でも、ぱんつって白だよね。これ黒だよね。あとなんか、ちょっとすけちゃうくらい薄いんだけど。
何度も洗いすぎて薄くなっちゃったのかな?
なんか。マイケルが言うところの「あだると」って感じがする。
ぼくにはよくわからない世界だ。
ユリアさんには、似合わない感じがする。ユリアさんに似合う色って、やっぱ、白だよね?
どうして黒なんだろう。
ぼくは、黒い布を、そっとタンスに戻した。
見なかったことにして、ベッドの上に戻って、行儀良く座って、ユリアさんを待った。
本日はこのあと午前中に、もう1本投稿予定でーす。




