→はい
→はい
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うーん。……二択か。
おっぱいを、もみたいか、もみたくないか、という、深遠な二択が、ぼくのまえにつきつけられた。
うーん。……どっちだろ?
そんなに、もみたいわけでもないんだけど。ぜったい、もみたくないか、っていうと、そんなわけでもないし。
うーん……。迷った。
迷ったので……。
ここは、〝天の声〟に従ってみることにした。
これまでも迷ったときには、〝天の声〟に従うことにしている。それでだいたい、うまくいってる。カエルになっちゃったこともあったけど。
うん。ここは。71%ぐらいで、「はい」かな。
なので、ぼくは、マイケルに「はい」って言ってみた。
「うおーっ!!」
マイケルは雄叫びをあげた。
なんでかマイケル。この手のことになると熱くなるよね。
「やっぱりおまえもそうだったかー! いやー! 安心したぞーーっ! もし〝いいえ〟とか言われたら! おれ! どうしようかと思ってたーっ!!」
それほど?
「まあ。そうだよな。うんうん。だよなー。もんでみたいよなー。おっぱい」
「……となると。問題は。誰に揉ませてもらうかだ」
あれ? なんか変な話になってない?
「おまえの場合……。いちばん勝率高そうなのは、やっぱ、あいつだよなー。……でもあいつ、おっぱい、あったかなー? すこしはあったかなー? じゃあいいのかなー?」
マイケルは腕組みをして考えている。
むずかしい顔になって考えているが、きっと、考えていることは、むずかしいことではないと思う。
「あいつがいいぞ。あいつにしろよ。あいつ。おまえにベタ惚……ううんっ! おまえを大切なトモダチ! ――だと思ってるからなっ! おまえの頼み事なら、なんだって聞くぜー! ぜったいだぜー!」
あいつって、誰?
「じゃあ! あいつにしろよなー! ぜったいだぞー! そしたら! 結果、報告するんだぞー!」
マイケルは、ぼくの背中を、ばしばしと叩いてきた。
ぼくは送りだされた。
でも……。
あいつって、誰なんだろ?
おっぱい揉みたいか「はい」ルートです。
なんか展開が分岐したっぽいです。
今日は1時間後に1本目を掲載予定です。




