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薪割りスローライフをはじめますか?[はい/いいえ]  作者: 新木伸


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64/111

 →はい

 →はい

 ・

 ・

 ・

 うーん。……二択か。


 おっぱいを、もみたいか、もみたくないか、という、深遠な二択が、ぼくのまえにつきつけられた。


 うーん。……どっちだろ?


 そんなに、もみたいわけでもないんだけど。ぜったい、もみたくないか、っていうと、そんなわけでもないし。


 うーん……。迷った。


 迷ったので……。


 ここは、〝天の声〟に従ってみることにした。

 これまでも迷ったときには、〝天の声〟に従うことにしている。それでだいたい、うまくいってる。カエルになっちゃったこともあったけど。


 うん。ここは。71%ぐらいで、「はい」かな。


 なので、ぼくは、マイケルに「はい」って言ってみた。


「うおーっ!!」


 マイケルは雄叫びをあげた。

 なんでかマイケル。この手のことになると熱くなるよね。


「やっぱりおまえもそうだったかー! いやー! 安心したぞーーっ! もし〝いいえ〟とか言われたら! おれ! どうしようかと思ってたーっ!!」


 それほど?


「まあ。そうだよな。うんうん。だよなー。もんでみたいよなー。おっぱい」


「……となると。問題は。誰に揉ませてもらうかだ」


 あれ? なんか変な話になってない?


「おまえの場合……。いちばん勝率高そうなのは、やっぱ、あいつだよなー。……でもあいつ、おっぱい、あったかなー? すこしはあったかなー? じゃあいいのかなー?」


 マイケルは腕組みをして考えている。

 むずかしい顔になって考えているが、きっと、考えていることは、むずかしいことではないと思う。


「あいつがいいぞ。あいつにしろよ。あいつ。おまえにベタ惚……ううんっ! おまえを大切なトモダチ! ――だと思ってるからなっ! おまえの頼み事なら、なんだって聞くぜー! ぜったいだぜー!」


 あいつって、誰?


「じゃあ! あいつにしろよなー! ぜったいだぞー! そしたら! 結果、報告するんだぞー!」


 マイケルは、ぼくの背中を、ばしばしと叩いてきた。

 ぼくは送りだされた。


 でも……。

 あいつって、誰なんだろ?

おっぱい揉みたいか「はい」ルートです。

なんか展開が分岐したっぽいです。

今日は1時間後に1本目を掲載予定です。

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