→はい
→はい
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うん。いいよ。
ザリガニ獲ってきてあげるよ。
きょうはどっちかっていうと、森でドングリ拾いって気分だったんだけど。
ザリガニでもべつにいいし。ドングリは明日拾いにいけばいいいんだし。
ところでマイケルしらない?
マイケルは、ザリガニ獲りの名人なんだ。
相棒なんだ。
マイケルがいないと、獲れる量が、3分の2くらいになっちゃうよ。
「マイケルかい?」
うわさおばさんは、にやり、と口元を歪めた。
「おばさんを誰だと思っているんだい? マイケルだったら、この時間は、噴水のところだね。通りがかる女の子のスカートを、水に映して覗こうとしているところだね」
キリッとした顔で、おばさんは言った。
◇
ほんとかなぁ。
いくらマイケルでも、そこまでは――と思いつつ。
噴水のところに行ってみたら……。
いた。マイケルいた。
やってた。
さりげないふりをして。やってたよ。
◇
ぼくはマイケルと一緒にザリガニ獲りに行った。
山ほどのザリガニを獲ってきた。
頑張ったので、獲りすぎてしまった。
今回は村のこっち側からじゃなくて、向こう側から配っていった。
うわさおばさんのところにも、山盛りにしてきた。
ちょっと気味悪がっているおばさんに、塩ゆですると美味しいよ、と言って、帰ってきて――。
その翌日あたりには、おばさんはニコニコ顔になっていた。「あんな美味しいもんをこれまで食べなかっただなんて! おばさん。人生の半分を損していた気分だよ」と、すごく感激していた。
喜んでもらえて、よかった。
こんどまた、もっといっぱい、獲りに行こう。
アネットも誘って三人で行くかなー。
アネットは名ハンターだから、きっとザリガニ獲りも、うまいはず。
本日は、もう一本、ターン28も掲載予定ですー。
投票時間が6時間程度と、短いですー。
ご注意くださーい。すいませーん。




