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特命庭師 魂魄妖忌

作者: 月見草

西行妖で有名な冥界の白玉楼で、昼はいたって平凡なジジイの庭師。


だがそれは表の顔にすぎず、夜は最強の熟練の剣士!


彼には亡霊の姫、西行寺幽々子の命を受け、様々なトラブルを解決するというもう一つの顔があった…


“特命庭師 魂魄妖忌”



「ふぅ…」


大きく後ろに体をそらすと、鈍く腰がきしむ。だが本人は気にせず、その眼前には八分ほど花を咲かせた満開にはならない西行妖を眺めていた。

今年も変わらず花が芽吹き、その壮大な枝が織りなす風景は、一本だけで十分絵になるほど誇らしいものだった。それは庭師であればなおさらである。

今年もこの桜を見れたことを妖忌はただ感謝していた。愛用している仕事道具を片付けると、緑色の着物を正す。

この桜には人に敬意を払わせる。そんな気さえ妖忌には思えた…


見渡せば西行妖に負けないほどに美しい、数十本ほどの桜が花を咲かせていた。

時は弥生(三月)。早春を迎えつつあり、時折暖かい風が心地よく吹いて妖忌の長い白髪をなびかせる。


「あ、どうもお久しぶりです!お元気そうですね」

不意に後ろから凛とした声が響く。振り向けば白の布地で中央は青の布地といった式服、白の帽子には黄色の札が何枚も貼られている。

そして何より印象的な黄金色に輝くつやのある九本の尻尾。スキマ妖怪の式、八雲藍である。


「おお、藍かね。幽々子様ならたぶん屋敷だと思うぞ?」


「ありがとうございます。今年も綺麗に咲きましたね…」


「本当にのう…。毎年のことながら綺麗なものじゃ」

そういい、蓄えた白いひげに手を当て笑う。


「妖忌さんって本当に“剣士”って感じしませんね。すごく穏やかで…」


「まぁ、わしも年老いたってことじゃよ…。こいつを次の世代に渡すのも遠くないじゃろう…」

苦笑いを含みつつ、腰にさした長年の相棒“楼観剣”と“白楼剣”の柄をいとおしむ様になでる。

言わずと知れた妖怪が鍛えた自慢の二刀、楼観剣は一振りで幽霊十匹分の殺傷力を持ち、白楼剣には斬られた者の迷いを断つことが出来る。


「またまたぁ、まだ十分ご健在でしょう?」


「いやぁ…、それほどでもないさ」


「妖忌~!藍~!」

不意に後方から聞こえる透き通った声。それはこの白玉楼にふさわしく、妖忌が幾度となく聞いた主君の声だった。

いつの間にか縁側に座っており、幽々子の手には薄く湯気を立ち昇らせている黒塗りの茶碗がある。


「幽々子様?」


「お茶でもどうかしら?」


「あ、すみませんね…。ありがたく頂戴いたします…」


妖忌と藍が縁側に向かうと、二人分の抹茶と桃色の兎型の練りきりが置いてあった。抹茶は立てたばかりで泡が程良く表面に浮かんでいる…


「…たまには酒のない花見も風流ね」

なめらかな手つきで茶を取ると、西行妖を眺める。


「本当にのぉ…」

ああ、やはりこの方は桜がよく似合う…。横顔を眺める妖忌は心の内にそう思った。






午後三時ごろ

用事を済ませた藍が帰り、二人だけとなった縁側で、二人はただ静かに桜を見ている。

「いつ見ても綺麗ね…」


「ええ、まったく…」


「でも、最近変なのよね」


「何がです?」

意外な言葉に妖忌が視線を幽々子に向ける。当の幽々子は少し困りげに扇子で顔を隠しつつ西行妖を眺めていた。


「“春度”よ。ここのところ暖かい日が多いと思わない?」


「そうじゃな…。でも季節は早春、おかしくは無いのでは?」


「そう思って西行妖を調べたけど、やっぱり少し妖気が強いの…」


「…異変、かの?」


幽々子はその言葉を待っていたように微笑むと、広げた扇子を妖忌に向けて語りだす。

「…まだ何とも。だから早めに手を打ちたいの。そこで特命よ。この春度の異常な増加の原因を探り、その犯人を退治して頂戴」






翌日

すっかり春の風が舞うというのに、相も変わらず霧が立ち込める湖のほとりに妖忌は立っていた。

辺りの霧は深く、5メートル先を見るのがやっとの状態である。このへんをうろついていれば必ず奴に出くわすはずだ。

そう思っていた矢先、ふと妖忌の足が止まる。


「これは…」

不意に頬をなでる春らしくない冷たい空気、予想どうり彼女はそこにいた。

湖の上空を気ままに飛ぶ冬の妖精。青を基調とした半そでで膝ほどの丈のワンピースがいかにも涼しげな印象を受ける。

髪は薄水色の短めのボブカットを青のリボンで結んでいる。背中には薄水色の六枚の翼がひらひらと舞っていた。


「ちょいと、そこのお嬢さん?」


「ん?あたいか?」

聞きなれない言葉で呼ばれたのにぎょっとしつつ、氷の妖精チルノが妖忌の前に着地する。


「じーちゃん誰?」


「魂魄妖忌という。元気そうじゃの?お主は?」


「あたいはチルノ!よーきか、よろしく!」

屈託のない笑みで胸を張るチルノ。張りのある元気な声が可愛らしく、妖忌といると孫と祖父のようである。


ひとまずチルノには異変はなさそうだな…。二、三会話をして妖忌は確信した。

ならば何故?いきなり仮説が否定されたことに首をかしげつつ、チルノと話を進めていく。


「リリーホワイトは元気かの?」


「リリーか。相変わらず春を知らせてるよ。毎年ごくどーだね」


「いやいや、そりゃ“ご苦労”じゃろ?確かにチルノちゃんにしてみれば天敵のようなものじゃが…」


「大丈夫!あたいったら最強ね!!」

どこから自信がわいてくるかわからんが、チルノは自信に満ちた笑みを浮かべつつ妖忌にピースサインを出す。


「でも…」

怪訝そうな顔つきに変わり、チルノの顔が少し曇る。話が切り替わったことを察知し、妖忌の顔も少し引きつる。


「最近、レティを見ないんだ。確かに春にはどこかで次の冬まで寝ちゃうけど、寝る前には必ずあたいに手紙を書くんだ…」


「レティを…?最後に見たのはいつかの?」


「えっと…3日前の夕方。里にあるお団子屋さんで」


「そうか…」

腕を組み思案する妖忌。なるほど確かに妙だ…。だが合点はつく。冬の妖精のうち一人のみが消えたのなら、急速に冬から春になっていたはずだ。


「レティ…大丈夫かなぁ…」

ふと視線を戻すと、チルノがうつむく。

珍しい光景だが、親友の危機に少し不安なのだろう。ぶつけようのない不安の表れか、青のワンピースのすそを握りしめている。


ポン!

「ふぇ?」


「大丈夫じゃよ。きっと戻ってくる…」

チルノの頭に手を置き、柔らかな笑みをこぼす。その手は長年の剣の修行で硬くなり、ところどころに小さな切り傷やマメができている。

だがその手は大きく、暖かくてチルノには何故かその言葉に信頼が置けた。


「うんっ!」

チルノの満面の笑みに妖忌の顔もほころぶ。話を終え、早速情報をもとにレティ探索へと動き出した。





人里にて

日も沈みかけた午後5時ごろ。

子供の姿もまばらになり始めた街道を眺めつつ、妖忌はその団子屋「赤松」の店先にいた。

時折団子をほおばりつつ、お茶を飲むが意識はそれらには向いていない。気を張っているのは後ろで皿を洗う団子売りの女将、お藤である。

人もまばらになった店の奥で、あずき色の着物のそでをまくり雑事に追われていた。

白い手ぬぐいを頭に巻き、仕事にいそしむ姿はまさに働き者のそれだった。


(文の情報通りだな…)

茶をすすりつつ彼女に視線を送る。大したものだ。

お藤を遠目から眺めつつ妖忌は素直にそう思った。女手一つでこの店を切り盛りしてるだけはある。

年は四十に手が届こうとしているが、毎日団子作りに精を出してるためか体つきは細く肌もきれいで三十といっても通るほどだった。


(さて、どう情報を聞き出すか…)

これに少し妖忌は頭を悩ませていた。冬妖怪であるレティは多かれ少なかれ人に嫌われている。

単刀直入に聞いても答えるとは言い難い。里にレティがくるのを拒みはしないが、皆あまりレティのことに深く首を突っ込みたくないのだ。


「ふーっ…」

どうしたものか考えつつ、持っていた煙管に火をつけ、茜色に染まった空に向けてゆらゆらと煙を吐き出す。

これを最初に教えたのはたしか紫様じゃったかのう…。そんな昔の事を考えてた時だった。


「…あんまり吸いすぎると、体に毒ですよ?」

ふと後ろを向くと、そこにはいつのまにかお藤がいた。見回すと客は妖忌ただ一人である。もうすぐ閉店、皿を下げにきたのだった。


「おお、お心遣いありがとうの。お茶、旨かったぞ」

笑顔で皿と茶碗を渡しつつ藤を褒める。当の藤も謙遜しつつ、まんざらでもないようだ。

個人的なことを人と話すことがないせいだろうか、はたまた安心したのか、お藤は妖忌の隣に座り、話に耳を傾ける。


「大変じゃのう。一人で切り盛りしとるそうで…」


「大丈夫です。もう、慣れました」

はにかみつつ、笑顔で返す。だが妖忌はその言葉を言い終えるかどうかのタイミングでお藤の手に自分の手を重ねる。


「え、あの…」


「無理せんでよい。たまには人に甘えても。

こうしてただの客に近寄ったのも、人と落ち着いて話したかった為。現に先ほどから、店の奥では少し気が塞いでおる」


お藤はうつむいたままだった。図星だったのだろうか、顔を少し赤らめるが言い返したりはしない。それはまさに父に言いくるめられた娘のようだった。


「わしでよければ話し相手ぐらいにはなろう…」






その夜

いつも一人で寝起きをし、静かなはずの店の奥に時折声が響く。

月明かりのみの薄暗いなか、熱気を帯びている二人が重なる。


「ん…ふぁっ…。ああ…」

押し寄せる快楽をかみ殺しつつ、それでも我慢できず上げる甘い声。久々に味わう男の良さに身をゆだね、目を閉じたままうっとりとしている。


「んんっ…ちゅ…」

闇夜に見える男と唇を交わす。少し鼻につく煙管のにおい。だがそのにおいがより一層男を抱いている感覚を高ぶらせる。


「ふんっ…ふん…。そろそろ、かのう?」

腰のスピードが速くなり、快楽の絶頂に近付いていく。

汗ばんだ体、柔らかな女の肉と鍛え上げた男の筋肉が擦れ合い、最高の快楽を受け入れようとする。


「んあっ…ああんんっ…」







「ふーっ…」

腕枕をしつつ満足げに息を吹く。天井を見詰めつつ、まだ蒸気する体を布団にゆだねていた。

枕もとに手を伸ばし、煙管を取ろうとする。だが煙管がどこにもない。無くしたか?


「はい…」

何も言ってないのに、いつのまにか火のついた煙管を渡される。

煙管を口にくわえると、お藤はそのまま妖忌に寄り添う。互いに熱気を帯びた体が触れ合い、先ほどの快感を思い出させる…


「のう…お藤?最近、レティという冬妖精を見んかったかのう?」


「いや…」

お藤は腕をからませると、より強く妖忌に抱きつく。


「ん?」


「こんな時に、他の女の話しないで…」


「すまんの…。ちょっと、都合での」

すまんかったと平謝りしつつ、お藤の頭をなでていく。お藤はそれを気持ちよさそうに受けつつ、口を開きだした。


「いいわ。今日のお礼よ。たしか三日前にここにきた時、団子買って帰るレティを数人の男たちが追ってったわね」


「誰だか分かるかの?」


「確か、里のごろつき一派の“風魔組”よ」


「そうか…。ありがとうの」

風魔組。確か少し聞いたことはある。紫が幻想郷を守っているとはいえ、それは大きな事態の話。

人のごろつき程度どうにかなると放っていた一味である。


「ふふっ…。妖忌さんってホントに変わってる人…。ねえ、お仕事何やってるの?」


「なあに、ただの庭師じゃよ…」






翌日の深夜

風魔組が根城としている、里のはずれのあばら家

誰もが風魔組の噂を聞きつけ、近寄ろうとしないあばら家の奥に、それはあった。

分厚い木の格子で出来た座敷牢の奥に、妖怪退治用の札を幾重にも張り付けたレティが倒れていた。

春度の増加と戦いの傷ですでに立てず、倒れたまま動こうとしない…


「上手くいきましたね、親分…」


「ああ。冬妖精でもチルノは年中力を保てるから厄介だが、レティなら春にはどうにかなる。

こうして動けなくしておいて金持ちにたたき売れば、夏のいい涼みになると高く売れる…」


「う…ああ…」

弱弱しくレティが立とうとする。だが足元はおぼつかず、目の焦点も合っているのか怪しい…


「…ちぃっ、まだ元気があるか。もう一回、眠らせるか」

親分の銀二が札を出し、レティへと歩み寄る。札を見た瞬間レティの顔が強張るが、銀二の歩みが止まることは無い…。


「待てぃ!!」


「誰だ?」


あばら家に響く低く力強い声。初老だが風格のあるその立ち振る舞いは本物の侍を思わせる。

ごろつきは十人ほどいるが、それに全く気押されることなく歩を進める。


「ジジィ…誰だ?」


「わしが誰かなんてどうでも良い…。その娘返してもらおうか?」


「てめえみたいなジジィ、こっちこそどうでもいいんだよ…。やっちまえ!」


「…しょうがないのう」

バサッ!!

着ていた深緑の着物から右肩を出し、次いで左肩も出して上半身だけ裸になる。

その体は五十を越えたにもかかわらず、鍛え上げた胸板と割れた腹筋がそこにはあった。ところどころ付いた歴戦の刀傷がその修行を思わせる。


スラッ…

静かに楼観剣と白楼剣を抜く。ごろつきも刀を取り出し、妖忌の周りを囲んでいく…


「でやああっ!!」

後ろから男が突いてきたが、ひらりとかわすと背中に一撃入れる!


バシィッ!!

「ぐえっ!!」


ドサッッ…


「みね打ちだ。安心いたせ」


「なめやがって…野郎!!」

次いで男が棒で面への一撃を放つが、難なく白楼剣でこれを受けると右の脇腹への一撃が振り下ろされる!


「がっ…」

楼観剣の一撃はすさまじく、男はあっけなく気を失いその場に突っ伏する。


「このぉ!!」

次は男が二人がかりで左右から襲いかかるが、妖忌は焦ることなく両手を体の前でクロスさせると、二刀を振り動かし胴を打つ!


「くっ…こ、このジジィ手強いですぜ!?」


「何ビビってんだ!相手は一人だろ!?」


「とっととくたばりやがれ!」

男が奥から持って来た槍で妖忌の脇腹めがけて突いてくる!だが妖忌が一閃、刀を振ると、槍はあっけなく切断される!


カラァン!

「ひ、ひええ…」


槍を持つ男が震え、その場にへたり込む。残りのごろつきたちもすでに圧倒的な戦力の差に、戦意を失いかけていた。


「その娘離してとっとと去れい!」

鋭い眼光と唸るような声、歴戦で培った気迫がごろつきたちをひるませる。勝負はもはや明らかだった…。その時!


「動くな!」

風魔組の親分が懐から銃を取り出し、妖忌へと向ける!


「…刀で銃には敵わんだろう?その刀をおきな!刀の腕だけでどうにかできる時代じゃねえんだぜ!」

親分の銀二が侮蔑を込めた笑みで笑いつつ、こめかみをとんとんと指で叩く。妖忌は焦ることもなく、ゆっくりと刀を鞘にしまう…


「おじいちゃん!逃げて!」


「…レティといったの。任せなさい…」

そう言い、目線を銃口に向けたまま微笑む。


「てめえ…余裕かましてんじゃねえ!」


ガアアン!!

甲高い音と共に、鉛の弾丸が妖忌の顔めがけて発射される!!

その瞬間だった!鞘に納めた楼観剣を抜く!その速さはもはや目にも映らず、弾丸の速さを圧倒的に超える!


「“桜花剣”閃々散華!!」

その時だった!桜色に輝く剣の一撃が、ごろつきたちに打ち込まれる!


だが、何をしたのかそのごろつきにも、そしてレティにも何をしたかわからない。

加速で妖忌が消えたと思った次の瞬間、妖忌は対峙していた銀二の後ろにいた…。

その刀が抜かれて輝く刃の波紋さえも、誰も見ることもなかった…


ドサドサッッ!

何をされたかもわからぬまま、風魔組の一味は倒れ伏した…


「おじいちゃんは…一体?」


「ただの庭師じゃよ。さ、帰ろうかの…」


こうして、春度が少し下がるという小さな異変は、妖忌の手により人知れず解決された……


おしまい





えー、こんな駄文ですんません。「特命係長 只野仁」の再放送見てたら言葉の響き的に「特命庭師 魂魄妖夢」を思いつきました。

だけど「妖夢は表も裏もないだろ~」との思いで妖忌主演ということです。


初の妖忌の小説でしたが…、さすがにエロシーンはいらなかったかなぁ?

ちょっと色々な部分が無理やりでしたね。全くテスト前に私は何やってんだか…


ただ個人的にこの話は書いてて面白かったですね。

一時期「特命死神 小野塚小町」にしようかと思いましたが、チャンバラシーンが書きたくてこうしちゃいました。


それではまたどこかでお会いしましょう。それでは…


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― 新着の感想 ―
[良い点] 元ネタの雰囲気をある程度再現出来ている。 [一言] エロシーンに吹いてしまいました。(ジジイ…) 二人の間に生まれたのが後の妖夢ってわけですね。
2011/08/09 17:56 退会済み
管理
[良い点] 妖忌様格好良すぎ。 [一言] 確かにエロシーンはなくても良かった感はしますね。 元々の只野仁(漢字あってる?)を知らないのでなんとも言えませんが。 これからも頑張ってください。 とりあ…
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