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スマホを持って異世界転移したら、電波が悪くてギリWikiしか使えません。 ~56歳の元オタク、元カノ激似の女の子と生活改善~

最新エピソード掲載日:2026/02/07
神奈川県小田原市に住む、くたびれた社内SE・三上修一(56歳)。
 趣味のバイク(KR250S)で夜の海岸線を走っていた彼は、事故の瞬間に異世界へと放り出される。
 目覚めた場所は、中央アジア・キルギスの大草原を思わせる、過酷な「神話の世界」だった。

 剣も魔法も、若返りのチート能力もない。
 彼の手にあるのは、なぜかアンテナが一本だけ立つ「3G回線繋がりのスマホ」。
 動画も見れず、画像も送れない。頼れるのは、テキスト表示だけの「Google検索」や「Wikipedia」と、長年のサラリーマン生活で培った「現場の実装力」だけ。

 「……arigato」
 命を救ってくれたのは、30年前に自分が酷い別れ方をした「元カノ」に生き写しの遊牧民の少女・アイスルー。
 言葉も通じない彼女から、なぜか「伝説の英雄」と勘違いされた修一は、彼女と村を守るため、スマホ片手に異世界の生活改善に乗り出す。

 『石鹸の作り方』
 『井戸掘り DIY』
 『馬 機嫌の取り方』

 検索履歴が増えるたび、村には水が引き込まれ、疫病が遠ざかり、おっさんは望まぬままに神話の階段を登っていく。

 一方、現代日本。
 突然失踪した夫を捜す妻・理沙(51歳・銀行員)は、自宅のPCに同期される奇妙な「検索履歴」を発見する。
 夫は生きている。しかも、どこか遠い場所で、必死に足掻いている。
 彼女は銀行員としての事務処理能力を駆使し、解雇や死亡届を突きつける社会と戦いながら、LINEを通じて夫への「的確な指示(サポート)」を送り続ける。

 目の前には、過去の後悔を呼び覚ます少女。
 ポケットの中には、現在の責任を告げる妻からの通知。

 これは、英雄になんてなれそうもないおっさんが、二つの世界と二人の女性の間で右往左往しながら、泥臭く「生きた証」を刻む、異世界駐在日記。
第0話:プロローグ
2026/01/29 11:01
第1話:アイ、スル
2026/01/29 16:21
第2話:瞳のなかの異邦人
2026/02/02 16:38
第3話:日常の亀裂
2026/02/05 19:42
第4話:異世界の食卓
2026/02/07 13:06
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