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最狂の英雄

初のボス戦の開幕だぁぁぁ!!少し長くかけたと思うので楽しんで!迫力があるかは…分からないけど。とにかく頑張れ練兎!ボスなんかに負けるな!

ギギギィィ…


「…グルル」

「よぉ、おはよう?であってるかなっ!」


ボスの見た目はただのデカい狼って感じだがどこか神聖なオーラと邪悪なオーラが混ざり合っている。まぁ関係ないか!起きあがろうとしているボスに向かって挨拶程度の空爆ぜる槍軍(ブラストランサー)をお見舞いする。ついでに風撃(ウィンド)も混ぜたがあまり意味はないだろう。そして鑑定眼も発動する、戦いにおいて情報は何よりも大事だからな。


名前 堕ちた神狼(フォールウルフェン)

ランク A

レベル 78

スキル 牙術A 爪術A 風魔法S 闇魔法A 黒魔法B 鉄壁B 怪力B 疾風C 自然治癒B 咆哮B 

固有スキル 堕落 狂化

称号 過去の英雄


え、は?いきなりAランクと対峙とかマジで言ってる?てか何だよ堕落とか堕ちたとか!称号過去の英雄?なんか過去がありそうな感じだけど…


「ワォォォン!」

「く…デバフか?!」


咆哮スキルを発動され、何かを察して自身のステータスを確認する。そこには「怯え」「防御力低下」「移動速度低下」のデバフの表示があった。「怯え」が何の効果なのかわからないが今確認している暇はない。何故なら今この瞬間に堕ちた神狼(フォールウルフェン)が俺に風魔法と黒魔法の複合魔法を放ってきているからだ。


「いきなり酷いなぁ!炎槍(フレアランス)!」


初撃強化(ヒートファーニス)を纏った炎槍がフォールウルフェン(やつ)を穿とうとブォン!と言う炎の燃える音を纏い接近する。魔獣には炎が効くってのは常識だよなぁ!


ブワオォォン!


「ギャアウン!」

「…マジか」


炎槍は轟音を鳴らしながら堕ちた神狼(フォールウルフェン)に当たったと思った瞬間にフォールウルフェン(やつ)は魔法で障壁を展開。その魔法の名前は纏う暴風(テンペストアーマー)。自身に触れた者全てを等しく風の刃で切り刻む凶悪な効果だ。


火嵐(ファイアゲイル)竜巻(テンペスト)!」


二つの嵐を出現させ、この部屋全体を火の海に変える。竜巻(テンペスト)火嵐(ファイアゲイル)の炎を纏いさらに広範囲に火を撒き散らす。だが堕ちた神狼(フォールウルフェン)は微動だにせず鎮座している。


「グルルルル…」

「もう終わりか?俺的にはそれでも全然構わないんだが…とっ!危ねえなぁ!」

「ヴワァン!」


堕ちた神狼(フォールウルフェン)は瞬時に俺に近づき俺の頭を噛み砕こうとする。間一髪避けた俺は手に持っていた風駆ける短剣(ヴォート)で斬撃を浴びせることに成功する。ダメージは…あまり効いてないかな?


「ウワォン!」

「チッ、普通の斬撃がダメならッ!」


シュインッ!


俺は真刀を発動した空駆ける短剣(ヴォート)で腕を切り裂く。追撃で速攻で発動できる風撃(ウィンド)を放つ。効き目があるかって?普通に考えて傷口に風の刃飛んできたら痛いだろ。


「キャウン…」

「少しな隙が命取りだぜ?」

「キャウワ?!」


0距離で空爆ぜる槍(ブラストランス)を発動する。ちなみに槍軍(ランサー )(ランス)の違いは単発か連発かの違いだ。もちろん(ランス)の方が威力が高い。


「タッチ!」


俺が触れたってことは万物腐手が発動するってことだ!俺の真骨頂の戦い方してやるよ、正々堂々?そんな言葉知らないね。


シュンッ


一気に距離を取り、耐久戦に持ち込もうとする。自然治癒がある限り相殺されるかもしれんが流石に全身が腐食したら動きが鈍るし意味はあるだろう。てかあると信じたい。


「グォワァァァン!」


ドゥゥン…


「デバフかよ!」


格上の癖にデバフ使ってくんなよ!ん?格上…ならあの称号使えるんじゃね?よし!称号「決死の抵抗」をセット!これで格上との戦闘時に全能力30%アップだ!


「よっしゃぁ!体が軽い!」

「ガァアワ!」

空爆ぜる槍軍(ブラストランサー)!」

「キャウンッ」


本当は「魔物喰らい」の効果でゲットした「縮地」を使いたいんだけど…称号入れ替えたら使えなくなっちゃうしな〜、隙を見て称号変更…は流石に無理か。牽制として風撃(ウィンド)衝撃波(インパクト)を放っておこう。


「錬成土壁!」

「ガウッ?!」


ズズズズッ


土壁を俺と堕ちた神狼(フォールウルフェン)の間に構築する。強度はここの部屋素材だからそれなりにあるだろう。その分魔力抵抗が高くて消費魔力も高いっちゃ高いけど…まぁ全然許容範囲だろう。


「ワォォォン!」

「キャンッ」


ゾロゾロ…


「…は?冗談キツいって!」

フォールウルフェン(クソ野郎)は仲間の餓狼 (ウルフ)を遠吠えで呼ぶ。ゾロゾロと出てきた餓狼(ウルフ)の総勢はざっと18体くらいか?まだ増えるかもしれないのを考慮すると逃げ続けるのはキツいか?真向勝負はちと苦手なんだがなぁ!


「やってやんよ!クソ野郎!」


俺は中指を立てて挑発する。まぁ意味は分かってないだろうが大体伝わったようで怒っている様子だ。今かけられる全ての補助魔法を自分にかけて餓狼(ウルフ)を薙ぎ倒す。今更有象無象ごときで止まったりはしない。俺が目指すは(かしら)のみ!


「お前のこと切り刻んでやるよっ!」


スタッ!


「楽しんでくれよ?」

「ガウ…」


俺は堕ちた神狼(フォールウルフェン)の頭に無数の切り傷を与える。そして傷口に手を合わせ錬成を発動する。


ビビリィィンン!!


「く…抵抗力強すぎんだろっ!」


錬成による白の稲光が俺とやつ(フォールウルフェン)を照らす。魔力抵抗が強すぎて皮を少し剥がす程度に止まってしまった。


「片腕くらい寄越せ!」

「キャウン?!」


シュパッ


俺は堕ちた神狼(フォールウルフェン)の前足に着地、後真刀を発動させた空切り裂く短剣(ヴォート)で前足を切り裂く。凶華月蝕を使用した今の筋力血と敏捷値なら刹那の間に3連撃を与える。


「やっぱ硬ぇな!」


前足を後少しのところまで切り裂いたがそこから先は切ることができなかった。まぁ切れないなら折れば良いだけの話だ。


バギッ!


「ワォォォン!」


筋力値に任せて足の骨を折りながら足を引きちぎる。今も血が噴き出ているが知ったこっちゃない。すぐに傷口に空爆ぜる槍軍(ブラストランサー)で抉りながら次の魔法を発動させる。


忘れ去られた風軍(エアロスアーミー) 終幕(フィナーレ)ぇぇ!」


今考えた即興の技、終幕(フィナーレ)は少ない時間しか活動できないが爆発的な量と凶暴性を持った最終奥義みたいなもんだ。消費魔力は多くなるがそこまで負担になる量じゃない。レベルアップで魔力増えたし。


「ガルルル…」

「お?逃亡か」


堕ちた神狼(フォールウルフェン)は後ろに下がり餓狼(ウルフ)を従え俺に向かわせてくる。自分は回復をする時間を稼ごうとしているようだ。


「格上の癖に味方引き連れてデバフをかけ続ける?ハッ!笑えるなぁ!まるで俺がボスみたいじゃないか!」

「ワォォォン!」


咆哮スキルを再び発動し、自身は回復に専念する。さぁ、第二ラウンドと行こうか!





ボス戦は長く書きたいので次に続けようとしたんですけどね…敵が狼だと喋れないから難しいんですよね。「ワォォォン!」や「ギャァウ!」とかしか無い…まぁ何とかなるさぁぁ!(裏声)

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