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1 死んじゃったらだめだよ。(大丈夫。私は、生きるんだ)

 浮雲ひまわり博士と大きな瞳の中に世界で一番綺麗な星のある子供たちの幽霊ホロウ


 砂漠に落ちて壊れたUFO


 砂漠から掘り出してみると、そこにはぼろぼろのひとつの壊れた銀色の円盤の形をしたUFOがあった。


 SOS


 死んじゃったらだめだよ。(大丈夫。私は、生きるんだ)


 愛は病である。


 ある砂漠にある、地方に残る古い言い伝え


 子供の目を通してまだ見ぬ世界を見ること。

 子供の耳を借りて遠い異国の風の音を聞くこと。

 子供の口を自由にして誰も口にしない真実を語ること。

 子供の心を忘れずに、いつまでも清らかな気持ちで生きること。


 幽霊 ホロウ


 幽霊たちは歌が大好き。

 幽霊たちは遊びが大好き。

 幽霊たちは眠ることが大好き。

 幽霊たちは笑うことが大好き。


 私ね、奇跡だと思っているんだ。君と出会えたこと。

 本当にね、奇跡だって、思ってる。


 まめまきとUFO


 嵐の夜


 人の意識は青白い電気によって、生み出されている。(あるいは、電気ショックによるお仕置き) 


 磁気嵐の中を一機のUFOが飛んでいる。

『限界です、まめまき』

「まだもたせて!」

 まめまきと呼ばれた少女が叫んだ。

『だから私はこの作戦には反対をしたんです』

「今更、遅い! 文句言わない!」

 まめまきは言う。

『まめまき。限界です。このままだと、あと数分で砂漠の上に墜落します』小さな女の子の声がする。

 でも、UFOの中にいるのはまめまき一人。

 まめまきの会話の相手をしているのは、コンピューター。いわゆる、この最先端の技術で秘密裏に製造された小型宇宙船に搭載された『みちびき』という名前の(小さな女の子の声の)人工知能だった。

「……みちびき。目的地は?」

『すぐそこです。ですが、現在強力な嵐の中にいるため、正確な場所は把握することができません』みちびきが言う。

「でも、『この下』であることは間違いないんだよね」にやっと笑いながらまめまきが言った。

『……まめまき。その考えには賛同できません』

 まめまきとコンビを組んで長いパートナーであるみちびきは、この会話だけでまめまきの考えている無謀は作戦? を理解して言った。

「みちびき。突っ込むよ。場所は、この嵐の空の下の砂漠地帯。少しくらい目的の場所を外したって、そのままばらばらになるってことは、ないでしょ?」

 みちびきは数秒沈黙する。

 なんとなくまめまきの頭の中にはみちびきの『……、はぁー』という呆れたため息の声が聞こえたような気がした。

『わかりました。まめまき。あなたの言う通りにします』

 みちびきが言う。

「OK。聞きわけがいいね」まめまきが言う。

『私はまめまき。あなたのパートナーですから』

 なんだか少し嬉しそうな声で、みちびきが言った。

 そしてUFOは、その飛行角度を真下に向けて、加速をして、大雨と大風と大きな雷の鳴る暗い嵐の中を突き進んで、そのまま真下にある無限の広さをほこる巨大な砂漠の地面の上に、思いっきり(まるで、そこにある壁を破壊するように、なんの迷いもなく突っ込むようにして)墜落した。

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