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弟のスーゲ君

色々書いてみようじゃありませんか

そんなイロイロの一部ですよ


不快な方は居るかもですケド

 俺の妹ばかりが目立っているが、実は俺には10歳離れた弟も居る。

 イーナやママーナとくっついて遊ぶ気にもなれないのだろう。男の子だからね。

 かといって俺にくっついて何かすることも出来ないのだろう。歳が離れてるからね。


 そんなわけで弟のスーゲ君は母や執事セバスチャンのそばに居て武具の鍛錬や文字や算数のお勉強をして、将来は俺を支えるのだと頑張っている。スーゲ君はとっても可愛くて、そしてとっても良い子なのである。

 いや、兄バカとかではない!スーゲ君は可愛くて良い子なんだったら!


 そんなスーゲ君が今日は執務室にやって来た。

「あにうえ、しん ひっさつわざを おぼえました」

 と、お気に入りの木で出来た模擬刀を手にやって来た。


「へえ、どんなだい?どんなだい?」

 思わず余りの可愛らしさに顔がにやけてしまう。いかん。ちゃんとしなくては。

「やー」

 スーゲ君は何の迫力も無いままでんぐり返しをし、ヨタっとしながら剣を突き出す。一瞬よく分からなかったが相手の視界に入りにくい下側から接近して攻撃する技らしい。


「おおスーゲ君、きっと極めればすごい技になるよ」

 ニコニコしながら俺はスーゲ君を励ます

「ありがとうございますあにうえ」


 そんな所に一匹季節外れの蚊が飛んできた、この部屋はいつもこたつで暖かいから寄ってきたのだろう。 

「かです。すーげは あにうえを おまもり しなくては」

 右手に模擬等を構え左手で打ち払おうと構えるスーゲ君超可愛い。なんだこの可愛い生き物は。

 スーゲ君は何度も仕留めそこなっていたがそのうち見失ってしまったようだ。

「かのやつめ。すーげに おそれをなして にげていきましたぞ」

 小さな身の丈で大きく胸を張り勝ち名乗りをするスーゲ君、可愛い。


「いや、首元に止まってるよ」

 俺がそっと首元をなでると蚊の方がびっくりして逃げ出していった。それを俺が両手で叩いて仕留めたが、手に血が少し付いていた。

「あにうえかゆい~」

 スーゲ君が弱った顔をして俺に助けを求めたので痒み止めの薬を塗ってあげた。


 そこにイーナが入ってきた。薬を塗られてほころんでいたスーゲ君の顔に何故か緊張が走る。

 

「スーゲ、そこもっと恍惚の表情で、お兄ちゃんはもうちょっとやれやれな顔して。これはきっと行けるわ禁断の兄弟愛」

「何の話だ?」

 もうCPはスーゲ右固定で決まりよね主従カプも有りだわなんでお兄ちゃん言葉攻め出来そうに無いキャラ映えかなぁとかなんとか言っている

「なんの話だ?」

「うーん。愛情の話?」


「ちかごろ あねうえは あんなかんじ なので こわいのです」

そうか。何か変な方向にイーナが向かってるから怯えているのか。

「大丈夫だよ、兄がついてるからな」

「ありがとうございますあにうえ」

「ふあ~主従カプいただきましたありがとうございます~」

 イーナのその言い方で分かった。

 

「おいコラメイド長起きろ」

「はい~。どうしましたぁ~」

「お前イーナに変な事教えたろ?」

 

 ちょっと考えてからメイド長が答えた。

「変じゃありません~。純愛です~」

読んでくれてありがとうございます

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