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プロローグ
山口県萩市。
この田舎で大きな火事が起きた。
燃えたのは一つの家だった。
俺はそれを野次馬と同じように見ていた。
だが1人の女性が中に子供が居ると叫んだ。
俺はバケツに水をかぶり燃え盛る炎の中に飛び込んだ。
火の勢いは強く俺は子供を探した。
すると目の前に子供が泣きながら助けを求めていた。
俺は走り出して子供を抱えた。
だが柱が崩れてきた。
その時友達の1人が柱を抱えて「先に行け!」と言った。
俺は子供を抱えて走り出した。
火は消されたが友達は帰らぬ人となった。
俺は数少ない友人を亡くし涙を流した。
ーーー3日後ーーー
俺は友達の葬式に出てそいつの顔を見て手を合わせた。
涙を流しながら俺は自分が許せなかった。
あいつと笑って卒業すると誓ったのに俺はあいつの片身のバンダナを頭に巻いて誓った。
あいつの分まで暗い未来を生き抜いてやると。