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【君】シリーズ

君に頼りたい

作者: とろ

これなら僕でもできる

少し前まではそう思っていた

でもやっていくうちに、やっぱり君の手助けを頼りにしてしまう……

君の手助けはとても嬉しい

でも心の中をモヤモヤが覆い尽くすんだ

甘えに対する恥ずかしさ

1人で出来なかった事に対する僕自身への劣等感

今までは1人でも出来たことなのに、やっていくうちに難しくなっていき、僕1人じゃ出来なくなってしまう

甘える事は恥ずかしくはない


むしろどんどん頼るべきだ


周りはそう言って励ましてくるが、そういう訳にはいかない

僕自身のプライドがある

だから君の誘いを断り1人で挑戦してみるが、もちろん惨敗

君は少し笑いながら「大丈夫だよ」っていうけど、僕の中では恥ずかしさと悔しさしかなかった


君に本当はお願いをして頼りたい

一緒に作業をして楽しく作業をしたい


でもそれじゃダメなんだ

君に認めてもらいたいから

君と対等になりたいから

僕は1人作業する

失敗してもいい

何回でも繰り返してやる

そうやって僕はゆっくりと君に近づいてみせるよ……

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