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第二章・評論

この物語はフィクションです。

実在の人物や作品と全く関係ありませんし前話のエミちゃんは実在しません。

(駄目だああああっ!! アイツ労力の配分を何も考えてねぇっ! ステータスにださくて意味不明な読み方振ってんのに数値が全部『9999』とか、完全に読み方考えるだけで力尽きてるっ! しかも読み方も途中から日本語になってて諦めてる感が半端ないし、明らかに関係ないSNSの文が紛れ込んでて推敲してないのが見え見えだあっ! これは打ち切り確定だろっ!!)

(か、カンストと言えば9999ですから……。よくある事ですから……)

(うっせーっ! よくある事だからダメなんだよっ! よくある事を意味なく使う作品は総じて駄作なんだよっ! せめて『なんかすごいから数字で表せない』ってパラメータにすれば笑えるけど、あれは何も笑い所が無い! 読者に見せる必要ないけどステータス見る下りを出したいがためだけに出した、意味も強みも無いステータスだ!)

(い、いやいやいや。能力的には強みしかないでしょう! 能力欄なんて、夢のオンパレードじゃないですか!)

(そうだねー! 俺ツエー小説読みふけってる中学生辺りには夢のような能力だねーっ! どれもどっかにありそうだねーっ! 最終的に『強すぎてカタルシスがないし文才のせいで爽快感もなくつまらないです。あとこの能力は●●って作品のパクリですか?』って言われてぶちぎれて、『もうこの作品の続きはやらない!』って感じに打ち切りになるんだろうねーっ! あーあ、この世界も短い生涯だったなぁ~~~~~っ!)

(だ、大丈夫です! ありがちな要素も、上手く調理できれば名作に変わるはずです……!)

(残念だがあいつに物語の調理などできるはず無いなっ! そもそも『●●すれば能力見れますよ』とも言ってないのに突然ステータスの呪文唱えるとか、いきなり流れが破綻しているだろうが!)

(まぁ、最近のWEB小説は異世界来たらすぐステータス画面見る傾向がありますからね。その流れに乗りたかったんでしょう……)

(それなら『もしかしたらそう言う小説で定番のステータスが見れるかも! 呪文を唱えたら出るのかな?』って心理描写あったらまだ許せた。そういう心理背景なしで突然『能力を見る事にした』って思考が浮かぶ高校生とか、変人すぎて感情移入出来ねぇだろ。しかもいままで心理描写なくて坦々としてたのに突然心の中で『俺TUEEEEEEEEEE!』とかハイテンションで叫ぶなんて、狂気しか感じねぇ。やっぱあいつだけは無理。私の肌に合わない!)

(ど、どうか寛大な心でもう少しだけ待って差し上げましょう!? 短期間だけ城で過ごさせて、勇者の適性があるかを見極めるのです。人間と言う物は一目見ただけでは分からない魅力がある物ですぞ!)

(……かなり嫌だけど、大臣がそこまで言うならもうちょっとだけ見極めるわ。それじゃあ勇者を泊める為の部屋を手配しましょうか)

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