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永遠

作者: ぺてん


永遠の約束


キミイゾン。

「ずっと一緒にいようね」

そう誓ったのは確か、3.4年ぐらい前

そのくらいだったと思う

もうきっと君の顔すらも思い出せない

きっと思い出したら潰れてしまうだろう

苦しくて、死にそうになるだろう


だけど、なんだろう

ありふれた言い方だけど

"胸にぽっかり穴が空いたような…"

これが適切な表現だろうか


少し、寒い


それは暖かい君の笑顔がないからか

隣に誰もいないからか

それとも、自分が変わったからか


「永遠なんてないんだよ」


ふと、誰かが言った言葉を思い出した

友達だったか

先生だったか

見知らぬ人だったか

いや、自分か?

どうせ人なんて

生きてるんだから死ぬんだ

って、そんな理由だった気がする


そう、いつかは死ぬんだ


それは

突然かもしれないし

余命宣告を受けるかもしれない

ずーっと先のことかもしれない

でも、

死ぬ。


だから永遠はない

もう3ヶ月前に理解したことだ

永遠を教えてくれてありがとう


死って、怖いよね

でも、死の先になにがあるか

気になることとかない?

でも、生きていたら永遠はないから

死ぬしかないんだな

死んだら永遠があるのか







本当は。

短時間の願い


キズダラケ。


本当は。


本当は知ってる自分が此処から逃げたい


ただそれだけだって

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― 新着の感想 ―
[一言] 短いながら物悲しいお話ですなあ。 好きな人や身近な人と死に別れるというのは、あまり経験したくない物だと思うのはわがままなのでしょうかね。 作者様の考えることとは違うかもしれませんが、自分は文…
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