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ぼくの詩集

がいこつダンス

作者: 桜井あんじ

おにくがぜんぶ くさって おちて

骨だけになった がいこつは


つきあかりの下で

ダンスを おどるよ


つきのひかりで がいこつの 白いほね

銀色にも 輝くよ


かちゃん かちゃん リズムをとって

がいこつ ひとり おどるよ


ほねだけに なったから

もう いたくない


かろやかに

おどれるよ



あたまのなかみ くさって とけて

骨のからだも いまは からっぽ


夜桜の下で

ダンスを おどるよ


おおきな桜 がいこつの ダンスに

花吹雪 おくるよ


はらり はらり はなびらと

がいこつ いっしょに おどるよ


ほねだけに なったから

もう つらくない


たのしく

おどれるよ


かちゃん かちゃん いつまでも いつまでも

がいこつ おどれるよ

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