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オレの長く続いた思い出

作者: 牙羽

 すっかり書き方を忘れた状態で、急いで書いたのでおかしいかもしれませんが……、そこはご了承ください。

 幼稚園での思い出。


 卒園文集に残ってる。オレは……あの時から、もうこの道へ進んでいたんだね。



 -ただ、何も知らずに。知らなかったころは幸せだった。幸せは終わってから感じる物……-




 足が速いのはスゴイ。ずっと速い人に憧れてた。そして、その人の後を追った。




 自分が好きだった相手を追いかけてた。相手が何を思ってるかなんて考えずに。







 2年とちょっと。その間はただ憧れだけだった。速い人への憧れ。


 そして、憧れの存在に近づいたとき、ゆっくりゆっくりと歯車は回転していた。





 最初から全てを知ったわけじゃない。最初は何も知らなかった。


 


 もともと集団行動は苦手だったし、話しかけることも苦手だった。そして、会話している相手に話しかける事は、できなかった。いつからかは分からない。最初から違ったのかもしれない。ただ、切り離されていた。多分。


 だんだんペアが作れなくなっていた。技量の問題は分かる。練習相手にならないと思われるのは、実際そのとおりだと思っていたから別に良かった。


   嫌われた 嫌われている


 その事に気づくのが遅すぎた。露骨に嫌がられていた。誰も対等だとは認めてくれなかった。きっと。



 怖かった。全然楽しくなんてなかった。じゃんけんで負けたほうが……ってことは、なるべく一緒にならないように、ってこと。納得いかなくてじゃんけんを繰り返すみんな。連続はいやだといって他に頼むみんな。


 そこにいく必要性なんて感じなかった。     いきたくなくなった。


 だから、いかなくなった。



 逃げた。恐怖から。でも、逃げ切れなかった。

 逃げ道はごく僅かだった。



 恐怖は学校にも入り込んだ。

 同じ学校の人は2~3割だった。


 でも、だからといって軽くなるわけでもなかった。



 1人でいたら囲まれる。関係ないはずの人たちに囲まれて、尋問きかれる



 何もしゃべれなかった。質問の内容も答えづらいものだったけど、その状況が、脳と口を固めさせた。なにも、考えられなかった。考え付かなかった。


 そして、それは相手達を     怒らせた。

 

 ある日、もう何十回目かのソレを先生に見られた。

 通りかかった先生は「あれ、何かの相談?」と笑顔できいて通り過ぎていった。



 不登校。まではいかなかったが、遅刻は意図的に狙った。

 仮病を使って休みを狙っても無理だったので、1時間目に間に合う事を条件にギリギリまで家にいた。



 何を狙ったか。   集会の欠席。 成功したのはこれだけだった。



 解決なんか何もしてない。   と思う。









 それから、2年弱尋問は続いた。   そのあとは…………。 でも生きている。







 “大人がどこまで知っているかはさっぱり分からなかった。けど、あの人達以上に大人を嫌い、恐れた。上級生も同様に。”



 “体験なんか伝わらない。体験は体験でしかないんだよね。体験を少しでも伝えられる力があるのなら、あったのなら、そもそもこんな事にはなってないだろう。”



 オレの価値観。人生。大きな影響を、ってレベルじゃない。捻じ曲げてくれた。


 でも、結局、それは、………………オレにとってまっすぐでしかない。その中にいるオレには曲がっていようとなんだろうと、まっすぐにしか感じられないんだ!


若干伏線張ってみたりしたのかな?


初めてなんでよく分かりませんが。

これの続き というか 関連作品を また投稿する予定です。


いつになるかさっぱり分かりませんが。1ヶ月以内に次の1つくらいは と思ってます。

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― 新着の感想 ―
[一言] どこか詩を思わせるような内容ですね。主人公がいじめに苦しんでいる、葛藤しているということがとても表現できていました。 ただ、もう少し、何がどうなっているのか、具体的な言葉で描写されるともっと…
2011/04/03 21:28 退会済み
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