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雷哭シンフォニー!-チート級スキルで帯電の巫女を守りつつ、最強ハーレムで異世界を轟かす高校生の大冒険-  作者: NOVENG MUSiQ
第1章|雷神の落とし子と無垢の器 ──古の封印が解かれ、二人が歩み始める序章──

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◆第11話 雷禦の器、覚醒

 意識(いしき)(しろ)深海(しんかい)

 そこで俺は“(うつわ)(かく)”――異世界召喚(しょうかん)(つかさど)る古き魔法機構(まほうきこう)〈エルグ=コア〉と邂逅(かいこう)する。

 > 「(ちぎ)りて(あかつき)(のぞ)むか?」

 「深音を(まも)りたい。彼女の(かみなり)共生(きょうせい)できる(ちから)を!」

 > 「代償(だいしょう)(おのれ)平穏(へいおん)――()()れるか?」

 (うなず)いた瞬間(しゅんかん)胸腔(きょうくう)雷鼓(らいこ)(とどろ)き。**《雷禦(らいぎょ)皇器(こうき)》**へ昇格(しょうかく)する。


 覚醒後(かくせいご)の俺は、(ひかり)大円陣(だいえんじん)で轟雷皇の分身(ぶんしん)(おさ)え、深音が《霹鎗ノ顎》で鏡面(きょうめん)ごと()(やぶ)る。

 神域空間(しんいきくうかん)崩壊(ほうかい)(はじ)め、逆流(ぎゃくりゅう)する(かぜ)境内(けいだい)()()れる。


 バリア展開と同時にヒロイン全員の浄衣(じょうえ)儀礼用(ぎれいよう)ケープが突風で(まく)れ上がり、白と紫の布が乱舞。

 (やばい!)と慌てた俺が追加バリアを張ると、今度は逆方向から押し戻され、胸元がピタリと肌へ貼り付いた――。

 深音の視線(しせん)(あつ)く、雷紋(らいもん)(ほお)()かぶ。

 「……()()れておる(ひま)など、ないぞ?」

 「いや、ちょっとだけ……!」


 最後(さいご)は**二人(ふたり)()わせた雷閃(らいせん)**で(かがみ)粉砕(ふんさい)。轟雷皇は霧散(むさん)し、門は(しず)かに()ざされた。

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