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第1話 燃え上がる背信者(3)

「アスティマさん、大丈夫ですか‥‥‥?」


 心配そうに話しかけてきた女性の名はレナ。まだ少女のあどけなさを残しているがアスティマの生きた時代では成人の歳だ。彼女はエイトの姉でアイクォーサー・アスティマの協力者の一人でもある。背後には何とも言えない表情のエイトも立っていた。


「レナ、エイト、そんな顔をするな。大丈夫じゃないのは世の中の方さ」


 意表を突くアスティマの言葉に微笑む二人を部屋に招き入れ、元々その二人とのミーティング用に用意された椅子に座るよう促すと、レナは自宅の一室であるにも関わらず「失礼します」と言いながら腰掛けた。アスティマが二人に一言「荒れているか」と尋ねると、携帯を見ていたエイトが椅子に腰を下ろしながら質問に答える。


「配信界史上、例のエレノアの出現を除けば一番の荒れ具合‥‥‥ですかね。今は『エレノア聖教会どころかアルテナ正教会も迷惑だろうしこれもう世界一の背信者だろ』って投稿がバズ‥‥‥急速に拡散されてます」


「世界一の背信者か、昔と同じだ」


 アスティマ本人も携帯を確認すると、エイトの言う通りSNSはアスティマの話題で持ちきりだった。アイクォーサー・アスティマはどのような意図で時流に逆らう無神経な発言を繰り返したのか、何故恐怖をおくびにも出さずエレノアとエレノア聖教会への疑念を口にしたのか、事務所の指示なのか独断なのか、個人の暴走なら事務所は何らかのペナルティを課すのか、炎上商法だとしても大手事務所に所属できた人間があそこまでやる必要があったのか。無論それらの答えは世間には何一つ分かるはずもなく、憶測と議論が飛び交っている。現実と虚構の境界を曖昧にするその異質な存在感はある意味で天性のアイクォーサーと言えたが、彼にはある重大な秘密があった。


 アスティマはアイクォーサーでありながら他の誰かを演じている、或いは嘘を吐いているという認識が全くない異色のアイクォーサーだった。あまりにも壮大で荒唐無稽な話をしていた本人がその全てを真実だと認識しているのだから、茶化すことなく真剣に見ていた奇特な人間が存在したとすればさぞ混乱したことだろう。


「予言者様はこの配信に触れますかね」


 それはエイトが聖教会のエレノアに対して使う呼び名であり、エレノアとは呼べないが悪し様にも言えない心情が滲んでいる。


「触れないな」


 尋ねられたアスティマは悠然と背もたれに体を預け足を組みながら、リラックスした様子で答えた。それを聞いたエイトも答えは分かっていたと言わんばかりに苦笑しながら返答する。


「フフッ、ですよねぇ」


「だがどちらでも良い、どう転んでも俺の利になる」


「というと?」


「触れるなら肯定も否定も俺の力になる」


「素性の知れないアイクォーサーのデビューに言及したらあなたが只者じゃないと宣伝することになりますもんね。でも無視された場合はなぜ得に?」


「触れないなら、先日の件も併せてエレノアは人々から厄介事には言及しない存在と見做される。それは賢明だが、神や教祖を気取るには些か脆弱に映る」


 先日の件とはエレノア聖教会絡みで不審死したとある有名人のことだ。その言葉にエイトは「おお」と短く嘆息し、それまで行儀良く背筋を伸ばして話を聞いていたレナが相槌を打ちつつ見解を語る。


「分かります。あのエレノア様は人間性がまるで見えない、それが最大の強みであり弱点。アイクォーサーの魅力は現実と空想の狭間にある不安定さだと私は思っています、人が持つ生々しさと空想を想う虚しさを和らげる」


「ね、姉さん?いつもぽやっとしてるけど案外そういう確固たる考え持ってたんだ‥‥‥アイクォーサーに」


 レナは普段あまりこういう話はしない人物のようで、奇妙にも誰より近しいはずの弟が驚いていたがレナは気にせず続ける。


「けれどあの人の声は常に穏やかです、聖教会の周囲で人の命が失われても‥‥‥。思えば彼女が現れて世界各地で暴動や紛争が起きていた頃だって、争いを止めるよう呼び掛ける言葉はどこか台本を読んでいるようでした。まるで世界を聖教会の望む未来へ導くために用意された機械仕掛けの神様のような‥‥‥」


 その意見は出会った時から常に淑やかな彼女らしからぬ手厳しさだと、アスティマは少し驚くと共に感心した。


「機械仕掛けの神、言い得て妙だな。だがカリスマとは常に世人の想像を上回る回答を提示せねば得られない」


 二人がエレノアの欠点について話していると、少しシリアスな雰囲気だからなのか言葉が途切れたタイミングでエイトが挙手をしたので、アスティマは急にどうしたのかと思いつつも手を向けて発言を促した。


「でも、予言者様が天候の予知という絶対的な力を持っていることに変わりはないですよ?デビューの時に死者まで出たのに今では暴れた奴らが悪いという論調ですし、多少の不信感ではあの人の威光もエレノア聖教会主導の世界も揺るがないのでは?」


 エイトは二人の話に理解は示しつつ、恐る恐る厳しい意見を投げ掛けた。


「その通りだ。大体、今の俺には弱みにつけ込める手札もなければそのつもりもない」


 対してアスティマはあっさりと肯定する。エイトにはその態度も回答も予想外だったらしく目を丸くしていた。


「‥‥‥え?そのつもりもない、ですか?」


「今は配信に注力し俺の影響力を増して、向こうが痺れを切らすのを待つさ。先日の勇み足を見ても主導権を握る奴は難敵ではない」


 先日、聖教会はすでにこの家に対しある行動を起こしていた。その件でアスティマは聖教会の舵取りをする人物はさほど手強くはないと感じていた。


「おお‥‥‥流石は大審問長官様。ところでアスティマさん」


「なんだ?」


「アスティマさんって最終的にどうしたいんですか?予言者様の化けの皮を剥ぐってことは引退に追い込むか名義を変えさせるのがゴールかなって理解なんですけど、別に皮を剥ぐとかの物理的制裁はしない‥‥‥?」


「お前、平和な時代の生まれにしては発想が物騒というか‥‥‥実は俺と同年代か?」


「アレッ!?昔は仕事で拷問もしてたって聞いたので‥‥‥」


 エイトの思考に絶句するアスティマを見兼ねたのか代わりにレナが答える。


「何言ってるの、アスティマさんは人の心を覗けたんだから拷問なんて滅多にしないでしょ。それにまだあの人の素性や目的が分かってないんだから、何も決められない。ですよね?」


 拷問はそれなりにしていたが、こんな純真な目をした娘にそうとは言い辛い。そして確かにエイトやレナに最終的な目的について具体的に説明した覚えはないが、二人は言わずとも分かっているものだとアスティマは考えていた。


「エイト、自分が言ったことを忘れたのか?俺には配信者として最強の武器があると」


「いや覚えてますとも。アスティマさんはどこまでも上に行く人と確信してますが‥‥‥え?」


 エイトもレナもピンと来ないようなので、アスティマはハッキリと口にする。


「俺はまず純粋にアイクォーサーとして奴を凌ぐ。それが出来なければ化けの皮を剥ぐことも夢のまた夢だ、その後のことはレナの言う通り、まだ何も」


 エイトとレナは一瞬無言になったが、まずレナが「えっ?」と短い驚きの声を上げ、少し遅れてエイトが思わずといった様子で椅子から飛び上がり叫び出す。


「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっ!!!!!!登録者7億人と真っ向勝負ってことですか!?!?相手はアイクォーサーの前に神様ですよっ!?世界最大宗派の!!それならやっぱ生身で世に出た方が手っ取り早いですよアスティマさん!!!」


 エイトの絶叫が広い防音室に木霊した。確かにアスティマには鍛えた武と魔法の技術があり、甲冑を着ていれば素性も割れにくい。それらを活かせる生身で配信者をやった方が良いというエイトの意見はもっともだ。


「そうしたいのは山々だが昔のように無理の利く体じゃないしな‥‥‥無謀だと思うか?」


「え、いや、無謀って言うか」


 アスティマの質問を前に体を硬直させたまま言葉に詰まるエイトを見て、微笑みながらレナが代わりに答える。


「すごいと思うってことだよね?エイト」


「う‥‥‥うん」


 その様子を見たアスティマは、双子だと聞いているがやはりレナが姉でしっくり来る関係だ、などと感じつつ尋ねる。


「凄い?今はまだ大言壮語を並べるだけの炎上系アイクォーサーだぞ」


 自嘲するアスティマをレナは優しく見つめ微笑んだ。


「でも本気で出来ると信じているでしょう?今世界中であの人を超えられると思ってるの、絶対にアスティマさんだけですよ。本気で勇者様を超えたいと願って世界を変えた、800年前みたいに」


「ふむ、俺だけが本気で‥‥‥‥‥‥‥‥‥」


 それはいつだったか勇者本人に言われたような言葉で、不意に苦しくも輝かしい青春の記憶が蘇りアスティマは少しだけ面食らった。目の前の少女と良く似た微笑みを湛えながら、光の速さで木剣を振るい己を滅多打ちにしてきた彼女のルーツとも言える存在。今や神となった少年との永遠にも思えた辛い鍛錬と精進の日々は、過ぎ去ればかけがえのない想い出に変わっていた。


「‥‥‥アスティマさん?どうしました?」


 甲冑越しにレナを見つめたまま呆けるアスティマはレナの心配そうな声にハッとして、特にごまかすこともなく言葉を紡ぐ。


「いや‥‥‥‥‥‥お前たちの顔を見ていると時折イーサンたちを思い出してな。その‥‥‥赤の他人と言えるほど世代を隔てたわりに良く似てる」


「あっ、邪魔してごめんなさい。私の顔で良ければお好きなだけ見て下さい。エイトも同じ画角にいた方が良いかな」


 元々近くに座っていたにも関わらずわざわざ立ち上がり、アスティマへ近付きながら弟に手招きするレナ。それを見てか「姉さん天然過ぎる‥‥‥」と呟く声のした方を見れば、レナで半分埋まった視界の隅でエイトが小刻みに震えていることに気付き、アスティマは思わず声を上げて笑ってしまった。


「ふぅ、レナのそういうところはアンに似ているな」


 二人には実感が湧かないはずのその言葉を聞いて、目をきょとんとさせながら「そうなんですか?」と尋ねるレナの声に「そ、そうなんだ‥‥‥」と少し複雑な心境を滲ませたエイトの声が重なった。


「しかし昔と同じで俺だけか。世界の頂きに手が届くと思ってるのは」


「私もアスティマさんならできると思ってますよ?」


「‥‥‥本当の力を隠したままで?」


 レナは肯定、エイトは疑問系と二人の反応が別れた。正直、エイトの反応が正常だとはアスティマ自身も思う。


「愚かだよな、相手の登録者は俺が世界に名を轟かせた頃の総人口以上、対する俺の現在の登録者は約2万人‥‥‥ん?さっきより100人ほど減っている」


 話しながらさりげなく携帯を見ていると登録者数が少し減っている気がした。


「いや、格好良いなって」


「え?」


「あっちの予言者様は何やら物凄い飛び道具を使ってはいるけど一応はアイクォーサー、なら自分も同じ土俵で正々堂々戦ってやるってその心意気、見事ですよ!!!」


「悪い、今は何の話だった?」


 登録者が減ったことに気を取られ、少し前まで否定的だった気がするエイトがどうして急に熱くなっているのか理解していないアスティマを余所に、エイトは語り続ける。


「もしも本当にこれで上回ってしまったらもういよいよ‥‥‥アスティマさんは登録者100億人の器と言っても過言ではありませんよ!!!」


「そ、総人口を超えてるよエイト」


 興奮するエイトを冷静に嗜めるレナを見て、やはりアイクォーサーとして人気なだけあってどちらも時折様子がおかしくなるなとアスティマが失礼な分析をしていたところ、ドアが規則正しくノックされた。今度はアスティマを待たず外の人物が扉を開けたが、中にレナとエイトもいると知っていて大丈夫だと思ったのだろう。


「失礼します。皆さん、ご夕食の用意が出来ましたよ‥‥‥あ、アスティマ様?お嬢様に何をさせているのですか?破廉恥な」


 三人を呼びに来たのはこの家のメイドの一人、エストリン。椅子に座るアスティマに顔を近づけ過ぎて覆い被さるようになっていたレナを見て驚いたようだ。


「あ、リンちゃん。リンちゃんもやる?アスティマさんを慰める会」


「姉さん!?アスティマさんが大炎上してヘコんでたみたいな誤解を生むって!!」


「なななな慰めるっ!?本当に何をしていたのですか!!」


「甲冑相手に何を想像してる、エスト。大体体勢はレナが上‥‥‥‥‥‥」


「い、意味深な言い方はおやめなさい!」


 エストリンは目を見張るような美女だがアスティマの前では大抵眉間にしわを寄せ、まるで汚いものを見るような視線を向けてくる人物だった。使用人までも家族のような雰囲気の屋敷に突然厳しい男の居候が増えたなら、まぁこういう人間もいるかと思ってやり過ごしている。このエストリンもアイクォーサーをやっている上にサキュバスのアイクォーサーらしいので、奇妙な言動の一因はそれだろうとアスティマは睨んでいる。


「与太話をしていては折角の食事が冷める、この家は広いからな。エストリン、今日も俺の分だけ多いのか?」


 レナに離れるよう促したアスティマが立ち上がりエストリンに尋ねた。この家に来た時からどうもアスティマの食事だけ極端に量が多いのだ。


「はい、四倍ほどはあるかと。それよりあなた、その格好のまま行くおつもりですか?脱ぐのに手間取るようでしたら手伝いますが」


「こんなものに人の手は借りない。それより今四倍と言ったか?日に日に増えていないか」


 話しながらアスティマは二つ並んだ鎧立ての空いた方に甲冑をスムーズに脱いで並べていき、その背中越しにエストリンが答える。


「奥様はあなたが美味しそうに食べて下さるので作り甲斐があると」


「そんなに顔に出ていたか。もう一度説得しよう」


 少し話している間に甲冑を全て脱ぎ終わったアスティマを見てエイトが驚いた様子で尋ねる。


「アスティマさん、甲冑ってそんなスルスルと脱げるものなんですか」


「気になるならお前も着てみれば良いじゃないか。この家の廊下にもいくつかあっただろ」


「遠慮します」


 たちまち甲冑を飾り終えたアスティマが振り向き、皆に声を掛ける。


「待たせたな、行こう」


 そう言って最後に部屋を出たアスティマが廊下で前を行く三人を眺めていると、エストリンがレナに別段小さくもない声で耳打ちしている。


「お嬢様、本当にあの男から何もされませんでしたか?何かあれば私が交渉し何としてでも身代わりに‥‥‥」


「なっ、何もないよ!!ねぇリンちゃん、一応訊くけどあの人が世界を救った大英雄様なのはもちろん分かってるんだよね‥‥‥?」


「だからこそです。英雄色を好むと言いますし、800年前の人物なら現代の倫理に反する蛮行を働くのも仕方のないことです。それを理解しているからこそ、万一の時には私がこの身を捧げる覚悟でいるのです。ハワード家へのご恩に報いるためとあれば、私は如何なる恥辱にも耐えてみせます‥‥‥!例え手を握られようと、すっ‥‥‥好きだと言えと強要されようと、私は‥‥‥!」


「そういうロジックだったんだね、リンちゃん‥‥‥‥‥‥」


 アスティマは筒抜けの会話を訊きながら思わず「お前そのなりで心だけガキすぎやしないか」と口を挟みたくなったが、流石にハワード家の中で炎上したくないので拳を強く握りしめ誰にも聞こえない小声で言うに留めた。向こうが言いたい放題なのだから良いのではと思いつつ、唇を噛み辛うじて堪えた。そんなアスティマの忍耐などつゆ知らず、エストリンはまだ何か話している。


「し、正直‥‥‥今のところは私の目にも思っていたよりは誠実な人物に見えます。ですが決して油断してはいけません、ましてやお二人はそのように大変お美しいのですから」


「僕の心配もっ!?!?!?リンさぁ、なんかアスティマさんがウチに来てから前よりほんのり頭の中ピンクになった?」


「エイト様!?!?そんな風に思っていたのですか!?あなた様にそう思われるようではもう私はメイドとしてこの家に仕える資格は‥‥‥!」


「エイト!!そんなだからノンデリって言われるんだよ!!」


「僕ぅっ!?!?リンのデリカシーのがよっぽどおかしいでしょ!?」


「リンちゃんはピュアなだけっ!!」


 背後から今のはエイトは悪くないだろと思いつつ、先ほど他人が厄介事に介入しない事にとやかく言っていた男は厄介事に巻き込まれたくない一心で傍観に徹する。レナ、エイト、エストリン。目の前で言い合う三人の先輩アイクォーサーの背中を見つめながら、アスティマは己の自信が少しずつ揺らいでいく焦燥を覚えた。


「この俺より明らかに愉快な先輩たちさえ登録者100万にも満たない事実は少し堪えるな‥‥‥‥‥‥」


 そんな自信家なのかリアリストなのかよく分からない新人アイクォーサーは、この日アイディア所属のアイクォーサーが行った初配信における最大視聴者数歴代1位の記録を樹立し、その影で不名誉な二つの記録までも打ち立てたことをまだ知る由もない。初配信の低評価数歴代1位、最大視聴者数とチャンネル登録者数の乖離歴代1位。


アイクォーサー・アスティマ。初配信の最大視聴者数は17万3千人、現時点のチャンネル登録者数、約2万人弱。配信終了時点の低評価数──8万強。

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