表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界スクロール職人はジョブを極めて無双する   作者: 米糠


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/395

45 森の ゴブリン狩り


森の奥に進みゴブリンの群れに近づいたキル。


8匹ほどの集団だった。ゴブリンはよくこのくらいの集団でいる事が多い。


キルは鎌鼬で遠距離から先制攻撃を仕掛けた。ゴブリン単体では人間より全然弱い。


先制攻撃で2匹、応戦しようと寄って来たところを2匹、勝てないとみて逃げ出すゴブリンを背後から斬り殺したのが2匹、追撃して2匹。


危なげなく8匹のゴブリンを倒して耳と魔石を回収した。


周りを探ると襲って来そうな魔物は近くにいない。


次のゴブリンの群れに向かって進み出すキル。


索敵があると直ぐに獲物の居場所がわかるので捜索に歩き回る時間も体力も圧倒的に少なくて済む。


索敵がなければ一日中探し回っても獲物なしなんて事だってなくはないのだ。


次の群れは10匹だったが4つのステータスを強化したキルは難なく全部倒して次のゴブリンの群れに向かった。


午前中で5つの群れと戦い47匹のゴブリンを殺した。


昼飯用に一角ウサギを狩って食べる。午後にはまたゴブリン狩りだ。


食後索敵で周りを警戒しながらゴブリンの群れを探す。


およそ10匹くらいかそれ以下の数の群れには攻撃を仕掛けそれ以上大きな群

れからは距離を取る。


午後だけで62匹のゴブリンを狩り合計で109匹のゴブリンを殺した。


だいぶゴブリンを減らせたと思うのでギルドに帰ろうと思ったがかなり大きな群れがあった事が気になっていた。


ギルドに戻って受付のケイトさんに報告と証拠品の耳を渡した。


「1日でこんなに狩って来たんですか?凄いですね。Dランクにしておくのが勿体無いですね。まだこの前Dランクになったばかりですから暫くはそのままでしょうが、Cランクは早いかもしれませんよ」とケイトが言った。


「ハハ、相手がゴブリンですからね。誰でもできますよ。そういえばかなり大きなゴブリンの群ができている様ですよ」とキル。


「はい。報酬109000カーネル。 大きな群れって何匹くらいの群れですか?」


お金を受け取りながらキルが答えた。


「100位はいる感じの群がありましたね。近寄りませんでしたが」


「それは気配感知で感じたんですか?」


「イエ、索敵スキルで」


「キルさん索敵持ちなんですね。個人情報は口外しませんよ」小声で話すケイト。


「索敵持ちなら獲物を見つけるのが早いはずですね。なるほど、納得です」

ニンマリするケイト、何を思っているのだろうか。


「確かに便利なスキルですね」とキル。キルは会釈して受付から離れていった。


Cランクも近いのか?Cランクと言ったらギルドの中でも上位に位置する冒険者だ。


キルがそこまで強いとは自分でも信じられないが索敵で人よりたくさん獲物を狩れているのは事実の様だし、そのうちCになれるかもしれないな〜と考えるキル。


ゼペックさんに会ってから色々なスキルを身につけて来た、スクロールの力ってすごいんだなあと思うキル。ドンドン強くなりたいという思いが込み上げて来るのだった。


キルは今晩も大量にスクロールを作るつもりだ。ゼペック爺さんも

今日は何か悪徳商人の様な顔をしている。きっと良い事があるかもしれない。


「キルさんや、このジョブスクロールを買わんかね。100万カーネルのところを50万カーネルでええぞい」とゼペック。


やっぱりきたよ。待ってましたと思うキル。


「何のスキルスクロールですか?」


「これは昔仕入れた盾使いのジョブスクロールじゃが今日奥の方からでてきてのう。コリャアええと思ったんじゃ」


「仕入れるってどこで仕入れるんですか?」非常に興味深い事を聞いた気がするキル。


「スクロール職人は生産者ギルドで卸値で仕入れられるんじゃ。ただし何度かスクロールを卸して実績を積まねばダメなんじゃがのう」

ゼペック爺さんが答えた。


ということは物物交換的な感じで卸したり仕入れたりできているということか?


「これはのう、スクロール職人が同じ物を作る時の手本があれば役に立つということからギルドでできる様になったんじゃとさ」ゼペック爺さんが説明を続けた。


「なるほど、そうですか。それと盾使いのジョブスクロールは買います。買いたいです」


キルは50万カーネルをゼペック爺さんに渡してジョブスクロールを受け取った。


キルはスクロールを使って盾使いのジョブを身につけた。


自身が強くなるのを感じるキル。これは良い。


スクロールを使うだけでこんなにも強くなれるなんて皆んなはその価値を知らないのだ

ろうか。


そしてキルはステータスを使って確かめた。



ステータス

キル 人族 14歳 討伐経験値 276 討伐レベル 27 (6/10)

ジョブ   職業 中級スクロール職人 レベル21 (9/10 スクロール作成経験値 209)

初級剣士 レベル21 (2/10 剣士討伐経験値 202)

(中級剣士星なし未開放)

初級盾使い レベル1 (0/10 盾使い討伐経験値 0)


HP 124/124 :(100+10 )× (14/20) +27++20

MP 214/214 :(100+10 )×(14/20) +27+10 +100

EP 214/214 :(100+10 )×(14/20) +27+10+100


回復能力(HP、MP、EP) 休憩 1時間で1/5回復

睡眠 5時間で完全回復


攻撃力 117 : 100×(14/20) +27+20

防御力 117 : 100×(14/20) +27+20

腕力 117 : 100×(14/20) +27+20

知力 207 : 100×(14/20) +27+10+100

器用さ 317 :100×(14 /20) +27+20+200

素早さ 107 :100×(14 /20) +27+10

走力 107 : 100×(14 /20) +27+10


耐性 物理 レベル1

毒 レベル1


ギフト(才能) スクロール職人⭐︎7


ジョブスクロール 剣士⭐︎1

         盾使い⭐︎1


習得スキル 魔法 クリーン ストーンショット(土) ファイヤーボム(火)

アーツ (剣士)飛剣撃鎌鼬 索敵 攻撃力強化 防御力強化 腕力強化 素早さ強化



ちゃんと初級盾使いのジョブが身について能力値も合計で50アップしていた。


もう一つ気がついたことは剣士のランクが星が足りなくて開放されていないらしいということだ。

星が2つなら中級剣士になれているらしい。

残念だ。星2のジョブスクロールが有れば中級剣士にランクアップしているというのに本当に残念だ。


でも今日はとても良い日になったと思うキルであった。

その後キルは魔力回復薬を3本使ってできるだけのスクロールを作るのだった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


キルの財産


金 318000 カーネル。


上級魔力回復薬4 蝋皮紙139 枚、ゴブリンの魔石 125 ライガーの魔石 3


スクロール: ヒール22 ストーンショット39 攻撃力強化10 ステータス22

      防御力強化11 ファイヤーボム1 0 素早さ強化11 腕力強化10

エアカッター20

中級魔法スクロール: ハイヒール10


スキルスクロール: 攻撃力強化2 防御力強化2

    腕力強化2 素早さ強化2 ストーンショット1 ファイヤーボム1 ヒール10

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ