表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界スクロール職人はジョブを極めて無双する   作者: 米糠


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

100/395

100 本題

「本題………ですか?」と聞き返すキル。


「そう。本題だな」


緊張するキル。何を聞かれるのだろうか?


「君に新人を預けると急激に成長する件についてなんだが………」


「エ!」


「ギルドとしてはこれからも君に新人の面倒を見てもらいたいんだがなあ」


「ハア?」


「君も知っての通り冒険者という仕事は初めの1年で半分が脱落してしまう仕事だ。ギルドとしてはできるだけ冒険者の減少は食い止めたいんだ。わかるよね」


「はい。まあ、当然でしょうね」


「そこで辞めそうな冒険者を君に預けて一人前にしてやって欲しいというわけさ」


「チョット考えさせてください」


「そこは 「うん」 と言ってくれないかな」


「でも、もううちも6人パーティーですし。あまり多すぎてもね」


「君のスクロールで彼女達をこの短期間で上級職にまで成長させたのだろう。他にも助けてあげたい子が大勢居るんだよ」


「でもチョット」


「キルさんには指導したメンバーでクランを設立してもらいたいのです。もっとたくさんのメンバーを増やして」ケイトが懇願する。


「クランと言ってもそんなに簡単じゃないですよ。クランの拠点とか用意しないとだし」


「クランの拠点、あると良いっすね。宿代要らずっす」とケーナが口を挟んだ。


「キル殿、私はキル殿に指導してもらって本当にありがたかったぞ。そうでなければ今頃飢えて犯罪者になっていたかもしれぬ。だから他の人も助けてやって欲しいのだがなあ」とユミカ。


「私も賛成だな〜、キルさんのスクロール、本当に人生を変える力があるもの。たくさんの人に使ってもらいたいなあ」「うん。うん」


「凄い借金しなくちゃいけないんだぞ!」


「エ〜、でもそのうち無くなるじゃん」とマリカ。確かにそうだがそれはほとんどキルの稼ぎを分け与えているからだ。はじめは。


借金女王の感覚が他の人も同じとは限らないが、まあ良いか?


「他のメンバーはOKのようだな。キル君」とゼノが言った。


「すぐにクランを作ってとか言っている訳ではないのよ。ただ困っている子をこれからもたすけてくれないかしら?」


「ハア……少しなら……」断りきれないキルだった。


「じゃあまた明日2人紹介したいんだけれど良いかしら?」断れないオーラを出しながらケイトが聞いた。


「わかりました」とキルが答えた。




ギルドを後にして、お祝いの予定の『緑の草原』。全員上級職になったお祝いと昇格したお祝いのダブルお祝いである。ゼペック爺さんも誘って外食だ。


最近できて評判の『肉焼くライガー』という店に行くことにした。ここのジンガーとおろしピータンを使ったライガー肉のステーキが絶品とのことでいつも店は満席状態という。


ゼペック爺さんを連れに行っている間に先に並んで席順を取っていたマリカとユミカに合流する。店の前の行列の先頭にマリカとユミカが備え付けの椅子に座って待っていた。


タイミングよくすぐに店内に呼ばれて席に着く事ができた。中は大賑わいだ。


「ゼペックさん、ここのジンガーライガーステーキは最高って噂っすよ」


「そうかい、楽しみじゃのう。わしは歯だけは丈夫じゃからステーキだってムシャムシャ食べれるぞい!」ゼペック爺さんが笑顔で答える。


「最近は、ライガー肉が豊富に出回ってそこここで評判の店ができてますよね」「うん。うん」


「ヘイ!お待ちー。ジンガーライガーステーキです。よく噛んでお食べください〜」

元気の良い店員がステーキをおいていく。みんながガッツリ食べ出した。冒険者にお上品な食べかたは似合わない。


「美味いっすね、最高っす」

「美味いのう、長生きはするもんじゃわい」

「美味しーーーイ」「うん。うん。ハムハム」

「これはいけるぞ。美味いな」

「ライガーって美味しいのね〜知らなかった〜」


「おかわりしても良いよ」とキル。

「「「やったー!」」」


みんなおかわりをしてライガー肉にかぶりつくのだった。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 キル  人族  14歳    討伐経験値 11546 討伐レベル 1154 (6/10)


職業(ジョブ) 特級スクロール職人 レベル6305 (1/10 スクロール作成経験値63041)

        上級剣士     レベル 1148 (1/10 剣士討伐経験値 11471)

     

        上級盾使い 

                レベル1128 (6/10 盾使い討伐経験値 11276)

        上級魔術師、上級槍使い  上級聖職師

                 レベル1118 (9/10 。。。討伐経験値 11179)

        上級  拳闘師 斥候  騎兵  聖騎士  アサシン

           召喚師   モンスターテイマー   錬金術師

               レベル1093 ( 3/10 。。討伐経験値  10923)


        上級  弓使い  鑑定士 

               レベル1026 (8/10 討伐経験値   10258)


  HP 13441/13441 :(100+10 )× (14/20) +1154 +110 +1100 +11000


  Mp 21221/21221 :(100+10 )×(14/20) +1154 +90 +900+9000+10000


  EP 21221/21221 :(100+10 )×(14/20) +1154 +90+900+9000+10000


    回復能力(HP、MP、EP) 休憩  1時間で1/5回復

                 睡眠  5時間で完全回復


     攻撃力 13434 : 100×(14/20) +1154 +110 +1100 +11000

     防御力 12324 : 100×(14/20) +1154 +100 +1000 +10000

     腕力  8994 : 100×(14/20) +1154 +70 +700+7000

     知力  18994 : 100×(14/20) +1154 +70 +700 +7000+10000

     器用さ 26774 : 100×(14/20) +1154 +50 +500 +5000+20000

     素早さ 7887 : 100×(14/20) +1154 +60 +600 +6000

     走力  6774 : 100×(14/20) +1154 +50 +500+5000


    耐性  物理 レベル1

        毒  レベル1


 ギフト(才能)  スクロール職人⭐︎7


 ジョブ(スクロール)  剣士⭐︎3 盾使い⭐︎3

           魔術師⭐︎3 聖職師⭐︎2 槍使い⭐︎3

           拳闘師⭐︎3 斥候⭐︎3 騎兵⭐︎3 聖騎士⭐︎3 アサシン⭐︎3

           召喚師⭐︎3 モンスターテイマー⭐︎3 錬金術師⭐︎3

           弓使い⭐︎3 鑑定士⭐︎3

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
クソギルドですやん。 そんなに冒険者育成したいならまずギルドが奨学金のようにスクロール代負担してやって育てればいいのに。 それか冒険者を諦めさせて普通に働かせるよう諭すことでしょうギルドがやることは。…
「じゃあまた明日2人紹介したいんだけれど良いかしら?」断れないオーラを出しながらケイトが聞いた。 「わかりました」とキルが答えた 「わかりました」と言う前に一度面接してから決めます。が妥当と思う。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ