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初恋の女の子が逆ハーを形成しながら俺に迫ってくるのは何で!?  作者: むこうみず太郎
第一部 君に願うスターチス
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久しぶりの彼女。

お久しぶりです。


引き続きよろしくおねがいします。

「なにやっているの!?健!!あなたに一番会いたくなかったっ!!」




そう、天乃が、本物の天乃が叫んだ。




やっぱり、さっきまでの天乃は偽物だ‥‥‥。これが本物だ!!


怒ったような顔をしようとしていたのだろうか、目尻が上がって口もへの形で、本当に変わっていない。



でも、何故か彼女の顔が泣きそうに見えた。





「天乃‥‥‥。」




どうして‥‥‥、どうしてそんなに泣きそうな顔をしているんだ?


そんな顔されたら、もう、俺はどうすればいいんだ?俺のこと、嫌いになったのか?



俺によしかかった状態から立ち直し、俺と対峙する格好で彼女はぽつりと言った。





「会いたくなかった‥‥‥。」



「何で‥‥‥。」





何でそんなこと言うんだよ‥‥‥、天乃。



俺が‥‥‥、会いに来なければよかったのか?




生徒会長とか他の男落としたから、俺が用済みになってしまったのか‥‥‥?




俺は‥‥‥。






「私は‥‥‥、健のことなんとも思ってないから。嫌いだから。」




『なんとも思ってない』『嫌い』


そう直接彼女に言われた。




想像はしていた。


もしかしたら彼女は俺のことが嫌いで、会いたくなくて。


そんな妄想。




妄想だけでも辛かったのに‥‥‥、こんなこと言われたら‥‥‥。





もう、何も言えなくなる。








「一つ、警告しておくね。‥‥‥私に関わらないで、私の邪魔をしないで。‥‥‥ばいばい。愛華ちゃんも、バイバイ。また、こん、ど‥‥‥。」


「お、おい!?天乃!?」



言いたいことだけ言った天乃は静かに倒れた。











***





「‥‥‥もうひとりの私に会えた?」


「‥‥‥ああ。」


「なんか私のことはおまけみたいにされたけど!」



『天乃じゃない天乃に代わった天乃』という、ややこしい天乃は俺たちの顔を見た途端言った。



本当に、二重人格だったんだな‥‥‥。





愛華は天乃に会えた嬉しさを隠すためにちょっと怒っていた。



対照的に俺の顔はひどい。


眉間はシワが寄り、唇は強く噛んでいるからいつ血が出てもおかしくない。





「なあ、天乃の二重人格。」


「はあ。私は黒川 妃。クロって呼んで。わかりやすいでしょ?」


「じゃあ、クロ。お前と天乃、五股もするって発想になったのはどっちだ?」




「う〜ん。あたし達、そんな話とかはしないよ?一応同じ肉体を奪い合うライバルだし。

 周りに変人だと思われないように、その日あった出来事とかは日記で交換するようにはしているけど‥‥‥。

 あ、でもね、五股については別だったよ。協力しあわないと無理ゲーじゃん?逆ハーなんて。

 だから私からしないかって提案したの。そしたら、案外快くオッケーしてくれて、攻略を私よりもうまくやるんだもん。あの子。さすがヒロイン。」




「天乃が認めていた‥‥‥、うまくやった‥‥‥?」





浮気を?



何を考えているんだ?天乃は。




会長みたいな見目のいい男をたくさん囲みたかったってことか?


天乃が?




いつの間にそんな女になっていたんだ?天乃は。




涼風から、天乃が五股しているという話をされたときはそれでも好きだと思っていたのに、天乃の肉体をもつやつにそんなことを言われると愛せられる自信がなくなってくる。





「‥‥‥本当に天乃ちゃ、コホン。姫川さんとあなたは別人で?しかもあなたはこの世界を乙女ゲームとい

う‥‥‥。でも、確かに現実では無理そうな高校での五股を実現できているし‥‥‥。私達の点数も当てられた。本当にその乙女ゲームの世界みたいね。信じられないけど信じるしかなさそうね。これまでの経歴を見ると。」





複雑そうな愛華がそうつぶやくと、クロが頭を振った。




「違う。ここはゲームじゃない。ね?そうでしょ?佐久間。」



「え?」





え?あなた(クロ)、さっきまでここはゲームの世界で、自分は前世の記憶を持っているとか言ってなかった?





しかもなんで俺に話をふる?





「『もし、お前がゲームの世界と思っていても、あくまでも似ているだけでここは現実だ。』

 佐久間が言ったこの言葉にあたし、思ったの。ゲームだったらリセットできるけど、ここはもうリセットできないんだって。ちゃんと現実している世界なんだって。そのことに気づいたの。」




やべー、天乃が中二病こじらせていると思って言った言葉だ。


それが本当っぽいみたいなんて、そんときは知らなかったし‥‥‥。





「ありがと。佐久間。何かしでかす前に気付けてよかった。」


「‥‥‥おう。」






‥‥‥なんか、ごめん。



こここここここここここここここここんにちは!!!!!!!!!!!!


お久しぶりですうううううううううううううう!!!!!!!!!!!!



すみませんでしたあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!



怠惰に生きていました!すみません!!!!!!!!!!!!!!!!!


話の内容がごっちゃになってわけわからんことになってもううううううううううううう大変でしたあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!


なので多分今回の話は後ほど差し替えると思いますうううううううう。さーせんしたあああああああああああああ!!!!!!!!!



【閑話休題】


お久しぶりです。むこうみず太郎です。話の内容がごちゃごちゃしだしたのと、新作書き始めたので、もう、大変でした。なのでかけませんでした。あと、日常生活も忙しかったんです。すみません。いいわけです。すみません。


今回の話はシリアスです。


このあとはガールズサイドにいきたいな〜と、内心思っているだけです、すみません。むこうみず太郎は人間のクズ?ゴミ?はい、そのとおりです。


‥‥‥すみません。


だって〜、ブックマークもお、評価もついてないからさ〜。


と、言うわけでよろしく!!


評価については広告下の☆☆☆☆☆⇒★★★★★にすれば完了★


よろしく★


以上!露骨な宣伝でした!!ばいばい!!

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