初心者書き手が『なろうの闇』を感じた瞬間
初めまして!
私しがないなろう書き手兼読み手です!
今から書くのは、別に禁止されている事じゃありません。悪いことでは無いのです。
だから、読んだ人が同じ事をしても。
私は別に何も言いません。
ただ何というか、「お、おう……」と思って驚いたので、初心者さんがびっくりしないように、書いておきます。
ちなみに! 2つあります‼︎
あ、よくある「あとがきptくれくれ」は、今回はそこまで気にしません。
というか……。
そのくらい可愛いもんだな、と思ったので。
急にこういうのを見ても!
驚かないようにねっていうだけです!
私たちのような、名もなき書き手は数多に存在します。
その中には、ptが喉から手が出るほど欲しい。
そんな人もいることでしょう。
分かりますよ。
私も書き手ですからね。
これは「作品が面白い」って、言われているのと同義に捉えがちですし。実際、そういう面も確かにあるし。
何より、小説は読まれるために存在します。
読んで欲しい。読まれたい。
自分の作品は面白いはずだ。
そう思うのは、普通の事ですね。
ptが高ければ、それだけ人の目にとまりやすい。
読んでもらえたら、ptがもらえる。
人気がでる。認めてもらえる。
無限スパイラルです。すごいですね。
というか、求めたらキリが無い欲望の渦です。
だからこういう事があるんだなーって思いました。
【事例1:相互フォローの傷の舐め合い】
あ、これ、Twitterの話ですよ。
なろうじゃなくてね。
まぁ、似たようなのあると思いますが。
これ、お互いの高め合いだったら、何も思わなかったんですけどね……。
私、念のためにTwitter持っております。気紛れにしか動かさないし、私生活は載せませんけど、なんかあれば連絡します。
初心者なので、フォロワーはおりません。
なろうもTwitterも、アカウントは結構前からありますけど、ちゃんと動き出したのここ2ヶ月くらいです。
別にいなくて構いません。
それでも、どうも読者さんがたまに見ているらしく、いいねついたり、リツイートしてくれたりします。
いつもありがとうございます読者様。正直見てる人いないだろと思ってたから、すごい嬉しい……って話し逸れましたね。
戻します。
そんな私のTwitterに、何故かフォロワーができた時があります。
誰だろ? って覗きに行ったら。
まぁ、なろうの書き手さんでした。
いやぁその方は、とっても精力的な方でしてね。
フォロー900人超えてました。
フォロワーも800人超えてましたよ。
すごいね(小並感)
どうしようか迷ったのですが、一応失礼になってしまうからと、フォローを返しました。
そしたらねー。
自分がツイートした時だけ。
その時間に近いものだけいいねするんですよ。
いや悪い事じゃないですよ?
でも、これ。
いいねを求められてる? って思っちゃって。
しかもリツイートとかね。
自分より下の人か、「リツイートしたら読みに行く」、みたいなやつしかしないの。
あとは仲良い人かな。
いや仲良い人はいいんですけど。
フォロワーとフォローも覗いちゃったんですけど……すごいねー。書き手か、レビュアーとかしかいない。
読んで下さいアピールがすごい……。
あの、何回も言います。別に悪い事じゃないです。
お互い頑張ろー! って言い合って。
ここが悪いんじゃない? って高めあう。
それならいいんだけど……なんだろうなぁ。
これをするより、その前に自分の作品改善したら?
そう、思っちゃったんですよね……。
もうフォローにいないし、されてないので、皆さんがこの方を知る機会はないです。
この方は、私が書き手だというだけでフォローしたんだと思うんですね。
まぁ、仲間意識はあるのかもしれませんけど。
つまり、私の作品が好きなわけでも、なんでもないです。
ちょっと作品覗きに行ったんですけど。
感想はすごかったですよ。数が。
これが相互の力ですねー。
でもそこでさえも、文が未熟だって言われてて。
ご本人は「たします」とか言ってたんですが。
修正された履歴ないなぁ……って。
更新履歴残りますからね、ついね……。
あとこの人フォローしちゃうと、私の読者さんのいいねが減りました。
たまにしかいいねしない人。
リツイートまでして応援してくれる読者さん。
あなたなら、どちらを取りますか?
あとね。更新頻度はすごいので、全然Twitter使わない私は、自分の履歴探すの大変でした。
無理! ってなってフォローはずしたら、すぐ消えましたね。
まぁ作品名覚えてるんで、私は一方的に追えてしまいますが……あっちはこちらを知らないでしょうね。
高め合えない仲間なら。
もう望まないで読者様に向き合った方が、良いのではないでしょうか。
(このすごい活動的な方より、私の方がptもブクマも多いんですよ……活動してないのにね。いやまぁ、ジャンル差はありますけど、相手の方も人気ジャンルだったし……。やっぱり頑張る方向が、違うんじゃないかな……)
【事例2:自分はつけないけどptくれ】
これはまぁ、考え方もあるかなーと思うんですけどねー。
ある作品に、感想書いてくれる方がいました。
その作品、ノリで作ったので感想あると思いませんでした。
でも、あれ? って思ったんですよ。
感想あるのに、ptは変わらないから。
いやまぁ、いろんな考えの方がいると思うので、それは否定しません。
私はそういう方に出会ったのが、初めてでしたので少し驚きましたが。
いい事書いてくれたし、気になったのでその方の作品も見に行きました。
この方の作品、めっちゃいいです!
児童文学みたいなテイストなんですけどね!
すごいほわーってしててね!
あったかくて優しくなれる感じなんです‼︎
なろうにはなかなか見ない感じでした。
私も初めて読んだし。
いつも転生物ものとか異世界しか、読まないからねー。
すごい好きだったので、ブクマもしたし評価もしたし、挙げ句の果てに感想まで書きました!
それくらい良かったんですよ!
すごい感想もいっぱいあってね!
おおー! って思ったんですよ‼︎
はい。
そこで終わってくれればよかったんですけど。
なんとまぁ、直接メッセージ頂きました。
要約しましょう。
「感想書きました! よければこっちにも感想とか評価ブクマお願いします!」
うん。
営業かな? 営業マンかな?
自宅訪問ピンポンマンかな?
よくありますよね、営業マンの手口。
褒めて褒めて気を良くさせて、買わせる!
ご苦労様です。すごい気合いだ。
君は売り手で、営業成績抜群に違いないな。
あ、これホントにある手管ですよ。
営業成績1位とったことある、私が言いますよ。
だから営業としては褒めます。すごい!
でもこれね、言われなくても先に読んだよ。
全部やってきたよ。
だから「すごくよかったので、もう既にしましたー」みたいな事、書きました。送りました。
ちなみに丁寧で細やかな方なので、感想にも返信ありましたよ。よければまた書いてねって(要約)
作品に非はありません。
だから私はブクマも外さないし、評価も下げません。
作者と作品は別物だから、これからも読みに行くことあるんじゃないかと思います。
それに、この方が悪い方って訳じゃないです!
むしろすごく丁寧な方でした。そこは勘違いしてはなりません。
でもね。人間って、感情の生き物なんだよ。
頼むにしてもさぁ……もう少し婉曲にできなかったかなー⁉︎
直接的すぎるんだよなぁ!
文章内に評価とか、書いちゃダメだよなぁ!
めちゃくちゃあからさまだなぁ‼︎
しかも気になったのがですね。
自分はptいれないのよね!
いやいいよ! 私の実力がそれなんだろう!
そこはいいけどさ!
でもくれっていうんだから!
ptの理屈知ってるよね?
感想を頂きましたジャンルは、この方のジャンルとは異なります。
つまり、別に邪魔にならないと思うんですけど……。
どの面下げてって思うのは。
人間として仕方なくないかな……?
(※大変表現が荒れております。ご不快に思われた場合は謝罪致します)
まさか、誰がptつけたか分からないからって。
そう思ってやったなら言ってあげるよ。
感想からその人のページに行ったら、見れるよ?
完全犯罪はできないって、知っておいてください。
(※犯罪行為ではございません。著しい誇張表現です。御了承頂きますよう、お願い申し上げます)
少なくともね、これによって私は良いって。
この作品オススメだよって。
人に言いたくなくなっちゃったよ。
とってもとってもよかったんです。
だから、とても残念に感じてしまいます。
まぁね、マイナージャンルだから大変なんだと思う! その中で頑張ってると思う‼︎
でもせめて頼むなら!
もうちょっと婉曲的に!
オブラートに包んでから来てください‼︎
お客様対応を舐めてると、クレームになります!
(※お客様ではなく読者です)
私をptもらえない弱小書き手だと思ったんだね!
調べが足りないよ‼︎
お客様の人となりを調べてから来て下さい‼︎
(※お客様(略))
(ちなみにこの方よりも、私の代表作のほうがptもブクマもあるんだよ! だから地道にコツコツみんな頑張ろうって言ってんじゃんか! 罠にかけるつもりなら、研究して騙せ! 安易に揚げ足取られるな!)
……こほん。失礼致しました。
これを見ている、なろう書き手さん。
Twitterで傷の舐め合いする前に、自分の作品の改善点、見つけて直してみませんか?
メッセージで営業する前に、ちょっと考えてみて下さい。相手がどう思うか、を。
騙すなら、完璧に騙せよ! (※ダメです)
バレたら完全犯罪じゃないんだよ! (※犯罪(略))
正直、読まれる書き方とか、人気ジャンルってあります。そこを選ばないと、まずptとか望むのは、相当厳しい道のりになります。
でも、それらを『お題』だと思って書ければ、そんなに苦ではないと思うんですよ。
ていうかpt目当てで書くなら、最初からpt狙って努力しようよ!
あとなにも、なろうに拘らなくてもいいよねって思う。他にもいろんなとこあるんですよ。
それにね、先駆者様たちが素晴らしいエッセイ、たくさん残してますよね。
それをお手本に改良していくと。
そんな事しなくても!
ブクマも評価も伸びるものです!
私がそうだからな‼︎
そんなことで稼いでいるうちは。
ptは増えるかもしれません。でも目先だけです。
あなたの作品変われませんよ?
いいんですか、それで。
それは、正当な評価ですか?
ptくれくれ、は全然いいと思いますよ。
ptが欲しいならね。
だって、読みにきた人に言ってるんだし。
でも、ちゃんと読んでくれてない人に評価されて。
それでその作品は、死んでしまわないですか?
あなたの成長、潰してないでしょうか?
もっと作品に愛を持って!
読者と向き合って‼︎
作品を改善していって下さい‼︎
そうしたらきっと、結果は後からついてきますよ。
営業に出る前に。
私と一緒に、ちょっと頑張ってみませんか?
と、弱小書き手は思ったのでした……おわり!
閲覧頂きありがとうございます!
なんだか予想していたよりも沢山の反響を頂きまして、驚いております。
でもまぁもういなくなるでしょう。
何せ、2日間も居座ってましたからね!
そこで、いなくなる前に一つだけお伝えしておきます!
これはあくまでも私の主観です。
皆さんにも、それぞれの考えがあると思います。
それは、もちろんあって良いものです。
私の主張は私の主張でしかありません。
強要するものではないのです。
私としては、これがこの問題について、考える一端になれば良いかなと思って、書き上げさせて頂きました!
感想も思ったより頂きましたので、目を通してみて頂けると、「こういう考え方もあるんだなぁ」と、また見方が変わるかもしれません。
私の考えるエッセイとは、そういったように「考え方の幅を広げるためのもの」です。
同意するもしないも、自由です。
ただこのエッセイが、閲覧された方の考えに広がりをもたせられたら、嬉しく思います。