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ドリーム  作者: 三丁目の山中
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綾の目的が、今明かされる!

  ーー空太くうた君。空太くうた君ーー


 夢の中で、突然声が聞こえた。

 周りは真っ暗で、何も見えない。


 ただ女性の声が聞こえる。


 何度も何度も、

 空太くうた君と、呼ぶその声。


 その声には聞き覚えがあった。



 少しづつ視界が明るくなっていき、

 そこには、やはりあやがいた。



 空太くうた君。やっぱり今夜も会えた!


「また会えましたね」


 うん。また空太くうた君に、会えるの楽しみにしてた。


「あの。綾さん?」


 えっ!何?


 ここで空太は単刀直入に綾に聞いた。



 ーー何で僕の夢に、綾さんは出てくるんですか?ーー


 綾は笑顔で答えた


 私ね。空太くうた君にお願いがあるの。


「お願い?」


 そう。昨日、チヨ子に会ったのは知ってるわ。

(綾の双子の姉)

 聞いたでしょ?私は小説を連載しながら交通事故で死んだ。

 あなたに私の小説を書いて欲しい。


「小説?」


 そう。私の「夕焼けの道」を。


「俺、小説なんて書いた事無いです」


 大丈夫、夕焼けの道を歩ってみれば、話はかけると思うから。


「そもそも何で俺が?」


 あなたを空から見てきて、この人に私の作品を書いて欲しいと思った。あの作品が完成されたら、

 私は成仏できる。


 お願い、私を成仏させて。


「俺じゃなきゃ駄目なんですか?」


 そう。駄目。あなたがいいの。


 ーー綾がそういい夢が覚めたーー



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