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遊子の夏の思い出  作者: あおい
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カラオケ

四人は昔からの幼なじみ。主人公は15歳高校生の遊子。幼なじみの四人は、終業式を無事終えてカラオケ店で三時間過ごします。遊子の恋の行方は?

「それでは、有意義な夏休みを過ごして下さい。2学期にまた新たな君たちに会えることを期待しています」

これは、終業式の校長先生の挨拶。今は、体育館で終業式が行われている。一学期が無事終わった。体育館にいる校長先生と他の先生、生徒たち。校長先生の挨拶が終わり、教室にそれぞれ戻り、担任の先生から宿題と夏休みの過ごし方についてのホームルームが始まり、終わると皆で夏休みのスケジュールを立てる会議が始まった。

クラスの一人が「ねーねー。皆で遊園地いこうよ」と言い始めた。

クラスの皆が「いいね。」「いこうよ。」となった。

委員長が「それなら、7月の31日に行くことにしよー」「ok」「いいね。賛成」となったので時間などを決め、クラスのみんなは夏休み中に遊園地に行くことに決まった。

「連絡は、サークルで取り合お」「またねー。」といって、解散となった。サークルは、今話題の連絡を取り合うツール名。

そして、夏休みは始まった。

遊子(ゆうこ)は、陽気な足取りで7月31日に行くことに決まった遊園地のことを考えながら、遊ぶ気満々で昔からの幼なじみの友達の夏佳(なつか)と学校を出た。自宅は歩いて15分程度のところにあり、友達の自宅も近くにあった。

遊子「遊園地だって。私この夏休み遊園地で働くことになってるんだよー。もう遊びまくっちゃオーよ。夏佳」と誘い出した。「あーそれにしても夏休みの宿題が重いよ」と。

夏佳「7月31日遊園地に行くことに決まったね。働くんだ。うん遊びまくっちゃおー。それにしても夏休みの宿題多くない?。そうだ。私の働いてるカラオケ店でカラオケしよーょ」と切り出した。

遊子「いいね。いいね。賛成!あっでも、二人じゃ寂しいから、健輝(けんき)陸斗(りくと)呼ばない?」ということになった。

遊子が通っている学校は、東京都○○高校。龍輝、陸斗は昔からの幼なじみで、二人とも東京都○○工業高校に通っている。四人は、昔からの幼なじみだ。

遊子、夏佳「確か二人とも今日が、終業式っって言ってた」

と息も揃って、言葉が重なり、笑い始めた。

そして、そこで遊子がはっと気がついた。

遊子「確か、夏佳、陸斗と付き合ってるんだよね」

夏佳「うん。中学の時からね」

遊子「いいねー。私も健輝と付き合おーかな」

夏佳「好きなの?なら、告白しなよ」

遊子「好きだよ。今日告白しよーかな」って話が進んだ。

四人は、連絡のツールに使ってるサークルを利用している。

グループでの会話もできて、返事もすぐ返せて使い勝手がよい。

夏佳が「今、グループサークルで二人をカラオケに誘ってみるね。」とスマホと向き合い始めた。

途中で、ベンチがあったので二人はそこに座った。

夏佳「今から、遊子とカラオケに行くんだけど健輝、陸斗も行かない?」と入力、送信すると、数分後健輝から「いいよー」陸斗から「行く行く」って連絡がきた。

遊子もそれに加えて「遊びまくっちゃおー」って入力、送信したら、健輝から「夏休みをエンジョイしよーぜ」陸斗から「賛成~(^o^)/フゥ~♪」って返ってきた。

四人は、その後カラオケ店で合流して、三時間歌おうってことになって受付で支払いを済ませた。

夏佳が「陸斗とデュエットしたい~っ」て言いはじめて、まずは、Deepの歌う「ラブソング~夏の思い出」をセレクトインした。二人は前に出て歌い始めた。二人の甘~い歌を聞いてたら、なにげなく遊子は健輝に気づいて部屋を見渡した。すると健輝はこちらを見ていて、目が合って遊子はドキッとした。

遊子は思い切って、健輝に切り出した。

「うちらもデュエットしよー」って。すると、健輝は、

「いいね。何する?」って返ってきて、ますますドキドキした二人は、近づいて歌を選び出した。

夏佳と陸斗はというと、二人の世界に入ってるところだった。

すると、夏佳が

「お二人さん、聞いてる?」って聞いてきて、二人の状態に気づいた。陸斗がすかさず「お似合いだねっ」ていってきた。

二人は思わず照れて「いやいや」って言った。夏佳は「ね?いいじゃーん」って言って、二人(?顔)が見ていることを確認したあと、夏佳は陸斗に体を向き合わせて首の後ろに両手を回した。「陸斗キスしよー」「いいょ」って言って、二人はそのまま体を寄せ合ってキスを交わした。そしたら、探りあって二人はヒートアップしちゃいそうだったので、遊子はマイクを手に取り「お二人とも!ストップ~」って叫んでいた。思わず「え?ん?」って言った二人は唇と手を離して、「ごめん。ごめーん。」。って言った。




ドキドキのラブストーリーにあなたもドキドキ!

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