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銀河魔法少女物語  作者: ミスター・ジョンソン
9/31

マルスポート

説明回みたいな?

 地球衛星軌道上

 ‘タカオ’級航宙巡洋艦タカオ


「よろしかったのですか?艦長、地球人に姿をさらすなんて……。」

「ちょ~とまずかったかな?だが地球人の技術力も爆発的に発展してきている、そろそろ時期だろう。」

 太陽系内にいくつも探査機が飛んでいるし、火星に人間を送り込む計画もあるらしい、そうなれば探査機の画面ごしならばごまかしようもあるが、恒久的に火星上に地球人が暮らすなんてころになれば、北極にあるマルスポートが発見されるだろう。

 とりあえず公爵家の警備隊などへの指示もありタカオは火星のマルスポートへ向かうことにした、加速性能など機関関係の試験をしながら2日ほどかけて、火星へ到達する、その間に沙織への施術や銀河標準語や今後やってもらうつもりのセンサー関係の知識を睡眠学習機で学んでもらった。

 もちろん、華虞耶と白雪も含め4人でむふふな事もしていたが………後沙織の質問に答えて俺達のこともおしえてあげることにした。


 俺達は地球時間にして約1億年前から1000万年前に地球に栄えていた古代地球人‘エルダー’の末裔でありヤツラと呼称している邪神との戦争に敗れ1000万年前に地球を去った、その後銀河帝国に所属しヤツラと戦いつづけ、1万年ほど前に地球を含めた銀河辺境を奪還して帰ってきた。

 俺逹、月守家その分家の月影家と家臣団は日本のあの地域に1万年前からすみつき情報収集とヤツラ関係の監視にあたってきた。

 ヤツラとは異次元からの侵略者でいまだにほとんどのことが解っていない謎の集団だが、生体兵器らしく、地球風に表すならばドラゴンや悪魔といった姿をしていて、幹部級?と思われる個体はまさに邪神といったイメージなので邪神軍とも呼ばれている。

 ちなみに現生地球人はヤツラが生体兵器の素体にするために類人猿から遺伝子操作で開発したものだ、地球中に半人半獣の伝説が多数残っているのはその生体兵器の遺伝子が発生した個体が人類に目撃されたからだろう。

 沙織が俺の子供を身ごもったのもこの生体兵器としての遺伝子が強くて現生地球人より俺達の方に近かったからだと思われる。制御できなければ兵器として意味がなく現生地球人特に生体兵器としての遺伝子を持つ個体はヤツラへの忠誠心を遺伝子レベルで刷り込まれているが沙織には調整のさいに解除しておいたこと、俺達ほどではなないが魔力もあり魔法もつかえることも伝えておいた。

 現生地球人のなかにもたまに魔力を持つ人間が現れ、俺達のことを無意識に感知する者もいたようだが俺達とヤツラを混同しているようなのだが。

 そんなこんなで過ごしているうちに火星へと着いた。


『こちら火星マルスポート管制接近中の艦船、所属と来航目的を報告してください。』

「こちら帝国軍航宙艦隊所属、航宙巡洋艦タカオ、艦長の月守亨だ、目的は軍務だ。現在警報を発令中だが、そちらはなにか問題は起きていないか?」

『若様でしたか、御苦労さまです。こちらは現在停泊中の民間船舶からいつ航行できるようになるのかと矢の催促です。』

「う~む仕方がないか、船長達を集めておいてくれ、私から説明しよう。では入港後に。」

『了解です、マルスポートへようこそ。入港を歓迎いたします。』

お読みいただきありがとうございます。

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