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銀河魔法少女物語  作者: ミスター・ジョンソン
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昨夜はおたのしみだったようですね

西暦2020年12月11日 早朝

月守家


 両脇に心地よいぬくもりを感じながら眠りから覚醒する、両脇に意識をやると華虞耶と白雪のふたりが俺に寄り添うように眠っていた。

「あ~そうか、昨日このふたりを娶って昨夜は初夜だったっけ。」

「昨夜はお楽しみだったようですね?先輩。」

 そこにいたのは気配から察してはいたが、俺の恋人鈴宮すずみや 沙織さおりだった。彼女に挨拶しながら両脇のふたりを起こさないように体をおこす。

「な、なんで三人とも服を着てないんですか!?」

「えっ?昨夜は初夜だったからだけど?」

「この娘たちまだ中学生でしょ?ほんとにやっちゃうなんて先輩は鬼畜ですか!?」

「10代で嫁ぐなんてよくある話だろ?それとも昨夜は沙織の相手をしてやれなくて拗ねてるのか?」

 絶句して顔を真っ赤にする彼女をベッドに引き込み………


 小一時間後、月守家の居間に朝食をとる4人の姿があった、

「「お兄様、まだなにか入っているようでヒリヒリします~。」」

「前から先輩が女好きで鬼畜だとは知ってましたが、まさかここまでとは知りませんでした。」

「まあ、俺からは速く慣れてくれくれとしか言えんわ。誰が鬼畜だって?無理強いしたことはないぞ。」

「それはそうでしょうね、先輩は高校の時から女の子に囲まれてましたからね。おかげで在学中は近づけませんでしたからね。」

「俺が生徒会長していた時のことか?あのころの沙織はあまり記憶にないんだよな、眼鏡で三つ編みのおとなしい子が書記の1年にいるなぐらいで。」

「副会長と風紀委員長と学生総代の三人を初め親衛隊の娘達ががっちり囲ってましたからね。でも姫姉妹も先輩の恋人しったになっちゃってうちの男子生徒たちが知ったら大変ですね。」

「なんだその‘姫姉妹’って?」

「先輩、知らないんですか?……」

 彼女曰く華虞耶‘姫’と白雪‘姫でふたりそろって姫姉妹とか姫ちゃんず’として学園のアイドルとして人気らしい、ファンクラブもあり男子生徒だけでなく女子生徒まで会員だとか。

「ほう?お前たちもてるんだな。」

「「お兄様以外の男の方なんて興味ないです。」」

 朝食を済ませたら、タカオに向かうことをみんなにつたえる、沙織はさっきの最中にきになることにきがついたんでメディカルチェックを受けさせたいしな………

「高雄?台湾ですか、週末も使って新婚旅行ですか。楽しんできてください。」

 お前も行くんだぞ、というとパスポート持ってませんよとか言うが説明するのも面倒なので無理やり連れていくことにした。

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