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銀河魔法少女物語  作者: ミスター・ジョンソン
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華燭の宴?

「タカオこのIDの人物に通信をつなげてくれ。」

 艦橋に到着した俺はコミュニケータからキャサリンのIDをタカオに転送して、通信するように命じた。

『了解、通信つながります。』

『こちら、パトロール艦Σ7777号、キャサリン・シェフィールド大尉です。』

「先ほどぶりです、こちら航宙巡洋艦タカオ艦長の月守大佐です。」

 年齢の割には階級が高すぎると思われるだろうが、俺は小学生のころからバイオロイドを影武者にして、太陽系ないが主な任地だが軍務についていたから、軍歴は意外とながいんだ。

『お疲れ様です、こちらは現在月軌道上で待機中です。』

「こちらはタカオが公試中でもあり、準備にあと数日かかりそうです、しかし公爵家の警備隊にも警戒態勢を命じてます。」

『了解しました、こちらはお任せください。』

「あああとこちらのスタッフになるふたりを紹介しておきます、ふたりとも挨拶しなさい。」

「ドーモ、月影華虞耶デス、キャサリン・シェフィールドサン。」

「ドーモ、月影白雪デス、キャサリン・シェフィールドサン。」

『キャサリン・シェフィールドです、よろしくお願いしますね、おふたりが例のお嬢さんたちですね。』

「まあそうゆうことです、よろしくお願いしますね。では、ヤツラの情勢が判明したら連絡ください。」

『サー、イエッサー。』

「通信終了。」

 敬礼をかわし、通信を終えるとこんどはタカオに指示をだす。

「このふたりと沙織の影武者用のバイオロイドも製造しておいてくれ。乗員の着任も間に合わないな、ダメコン要員や突入部隊用にもたのむ。」

『了解しました。』

「俺達は一旦もどるが準備にどれだけかかる?」

『明後日、日本時間1200時には完了します。』

 後のことはタカオに任せて月守邸に一旦もどることにした、大ババ様に話もあるしな。



「大ババ様、よろしいですか?」

「おお、おはいり。その様子なら、大丈夫なようだね。」

 大ババ様に許可を取り三人そろって部屋へと入る。

「ええ、まあ、ですが今のふたりの装備だと「その装備で大丈夫か?」な感じですが、「大丈夫だ問題ない。」とゆうわけにもいきませんので、専用装備を発注しようと思いまして、よろしくお願いします。」

「まあ、ええじゃろ。」

「太陽系周辺には民間船舶の航行自粛を公爵家として勧告しておきますので、輸送には例の宇宙海賊に。」

「「宇宙海賊なんているんですか、お兄様。」」

「ん、ああ実体は戦闘艦を持っている傭兵で危険宙域の輸送任務とかに使っている。最近は豪華客船なんかに乗り込み攻撃の演習形式の海賊ショーを行っているそうだ。」

「ショーですか。」

「本物のセレブはパーティーにはイミテーションの宝石しか身につけてこないから、そういったものを略奪されてスリルを楽しんでいるらしい。」

「変なもんが流行るようになったもんじゃ。」


「ところで、大ババ様、私の婚約者ってどうゆうことです?」

「はて?おまえさんも知っているはずじゃが?そういえば、おまえさん婚約が決まったころから、軍務で地球を離れることがおおかったのぅ。忘れておったんじゃな。」

「は?たしかに小学6年生のころに次期当主だから、初陣にって近隣国との紛争にかりだされたましたけど、そんな話は?」

「おまえさんのほうから‘俺の嫁になれ’と言われたと聞いたがのぅ?」

「あのころは、クラスメートの何人かにそんなことを言った記憶がありますが?」

「マリアナ・ジョジーナ=ホレイショ、ショーガーク辺境伯令嬢がおまえさんの婚約者なんじゃが、10年ほど前にうちであずかることになっての、おまえさんと同じ小学校にマリー・ホームズとゆう偽名で通わせておったんじゃが?」

「マリ?イギリスから来ていたってゆう?たしかに彼女にも言ってたけど、いつのまにか帰国したとかで学校からいなくなっていましたが?」

「原生地球人相手に帝国のことは話せんからの、そうゆう設定にしておった、領地が安定化したんで帰国したんじゃ。」

「彼女、地球人じゃなかったんだ、ちょっとまってください、ショーガーク辺境伯ってリリパッド族だったはずですよね?」

「お兄様、リリパッド族ってなんですの?」

「リリパッド族は我々の、12歳ぐらいの外見までしか成長しない種族でな。」

「最近でゆうところの合法ロリじゃな。辺境伯の領地も今回の警戒域に入っておったじゃろ?挨拶にいくとええ。」

「まあマリが相手なら、今日はそろそろ帰ります。」

「ちょっと待ちんしゃい、一族での内々の集まりじゃが今夜はお前さんたちの華燭の宴じゃで主役が帰ってどうする。」

 その夜俺と華虞耶、白雪の三人は銀河帝国の法に基づき夫婦となった。

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