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銀河魔法少女物語  作者: ミスター・ジョンソン
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魔法の説明的な?

 日本近海 深度500m

 タカオ級航宙巡洋艦『タカオ』


 俺達三人は一瞬のうちに日本近海に潜伏させていた『タカオ』の転送ルームへと移動していた。

「さて、お嬢さんたちもう離れてもいいんだが、それとあたっているんですけど?」

「「あてているんです。」」

 お約束?のやりとりをしていると。

『艦長お帰りなさいませ、同行者の方は登録されていませんが?』

「このふたりは今後、私のスタッフとして乗艦する、登録しておいてくれ。二人ともその円のなかに立って名前を。」

 二人をスキャナーの上に立たせ、『タカオ』へと命令する、二人が名乗ると頭の上からつま先まで蒼い光輪が降りてスキャンする。

『登録いたしました。』

「「お兄様これは?」」

「ああ、二人をタカオの乗員として登録した、そうしないと転送魔法を使っても弾かれるんでな、『ティンダロスの猟犬』とか転移能力を持つ相手もいるから艦全体に結界が張ってあるんだ。」

『艦長、以前にお願いしたように私も体が欲しいのですが。』

「それにかんしては考えてみたんだが、バイオロイドをサイボーグにして、お前との間にリンクさせてみたらどうだ?」

『それはいい考えですね、それならば艦内の施設だけでも可能です、これで私も海水浴ができますね。』

「それで、「体があるって、素敵。」って叫ぶのか?」

『はい、あれを見て以来のわたしの夢です。』

「まあ、好きにしろ、シミュレーションル-ムを使うぞ。」

 二人を連れてシミュレーションルームへと移動する、ここでは、タカオの魔道機関を利用して結界と空間魔法を使って限りなく現実に近い訓練が行えるのだ。

「ふたりは、デバイスはなにを使っている?」

「「これです、お兄様。以前従軍した、月影の者が持ち帰った物だとか。」」

「ヴェーニク1000か、型落ちの旧式機だな。それも帝都から新型を取り寄せるか。」

「「よろしいんですか、お兄様。」」

「それだと出力や処理スピードが落ちるだろう?自分の身を守るためだ装備には万全をきさないとな。さぁ、準備してくれ。装着!」

「「はい、お兄様、ドレスアップ!!」」

 登録していたキーワードを唱えるとデバイスと魔道甲冑が装着される、俺のそれが一瞬で終わるのに対し、ふたりは透過光に包まれ、謎エフェクトで素肌が見えないものの全裸状態とゆう光る全身タイツになり、光の粒子が弾ける毎に足元から装備が装着されていき、終了するとジャンとキメポーズまでしている。

「あいぇぇぇぇぇ!なんで?それ必要なのか?」

「「気分ですわ。」」

 おれの装備は最新式のカスタムメイドの長剣型デバイス‘アメノハバキリ’と緋色のプロテクタータイプの魔道甲冑‘ヒヒイロカネ’だが、ふたりのは、旧式の軍用防具ながら、やはり女の子だからか、ところどころに手を入れておしゃれっぽくしている。

「さて、ふたりとも知っているとは思うが、魔法に関してのおさらいだ、われわれにはコアと呼ばれる器官があるがじつはこれは実体がない霊的な物だ、……」

 同じ様な魔法文明をもつところではこの器官を‘リン〇ーコア’とか‘ソ〇ルジェム’とか呼んでいるようだが、それは余談としておいて、コアにデバイスをもちいて魔法術式を入力して魔法を行使する、

「残念ながら、額に傷のある少年のでてくる映画のような魔法は使えないがな……」

 行使できる魔法は念動力で物を浮かばせるとか、エネルギー弾や衝撃波のような攻撃、身体能力を強化するとか、飛行するとか物理的なことが多い。

 体のサイズが違いすぎる別の動物に変身するとかはできないのだ、男が女に女が男にとか別人とか、ちょっと成長してとか元の体の6割~1.5倍程度の大きさまでならば変身できるが。あまり意味がないので使う人は少ないだろう。

「さて、標的を出すからそれに向かってふたりの得意な魔法を使ってくれ。」

 俺は、ルーム内に射撃場にあるようなターゲットを展開する。

「ではわたしから、ジャッジメントレイ!」

 華虞耶は金色の魔力光を纏うと光系統の砲撃魔法を使い、ターゲットに光の筋が突き刺さる。

「次はわたしね、アブソリュートゼロ!」

 白雪は銀色の魔力光で氷系統の攻撃も兼ねた拘束魔法だ白い光がターゲットに到達すると、凍りつかせる。

「ふたりとも十分一般兵クラスだが、魔力総量からすると、威力が低いな、やはりデバイスのせいか?」

「「私達ではお兄様のお役にたてないのでしょうか?」」

「いや、大丈夫だがやはり早急に専用装備を手配しよう。」

「「ありがとうございます、お兄様。」」

「さぁ艦橋へいくぞ、今回協力してくれる人と連絡をして、仕事に係ろう。」

「「はい、お兄様。」」

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