表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ふたりの日々  作者: 鳥頭
5/7

△月○日

-昼-




-夜-

耳障りな音に顔を上げてみれば、空は既に暗く染まっていた。

おもむろに携帯電話を開いて、結構な量のメールが溜まっていることに気が付いた。


「先に帰るなー!(`△´)」

「なにか気に障ることした?」

「最近、ちゃんと寝てる?」

「言いたいことがあるなら、ハッキリ言えー!(≧ヘ≦)」

あいつからのメールが並ぶ未受信フォルダ。

そういえば、ここ最近は携帯電話を開いてもいなかった。

順番にメールを開いていくと、最後の日付は今日の…いや、昨日の深夜だった。


「ごめんなさい」

最後のメールには、その言葉だけが綴られていた。


いつまでも鳴り響く音に窓から目を向けてみると、そこにはあいつの家をランプで赤く照らす、一台の車が見えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ