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ふたりの日々  作者: 鳥頭
2/7

○月×日

「彼氏が出来たんだ。」

そう言われた後のことはよく覚えていない。


朝は特に変わったことは無かった。いつものようにペットボトルを投げるとあいつが受け取って、片付けが終わるとふたりで昇降口へと入っていって。


昼休み。屋上の扉を開いた時、あいつの横に見知らぬ男がいた。


なにか挨拶をした気がする。

確か、その後、昼食を食べて…ああ、そういえば、今日は購買に行くのを忘れていた。


気付けば日が暮れていて…校門からは笑い合うふたりが見えて…。

ふと携帯電話に目をやれば、一通のメールが入っていた。

開けてみると、「なんで走って帰ったの(`ヘ´)」と書かれていた。


あれからぼうっとしていて…気付けば空は明るくなっていて……。ああ、そろそろ準備をしないと、あいつの朝練に間に合わないな。


俺は冷蔵庫から新しいペットボトルを取り出すと、玄関へと向かった。

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