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無銘〜怪異に堕ちた僕達〜  作者: ミリな所持金(ry
第二章 一回戦
66/138

2-55 一回戦、終了。

『此方こちらに喧嘩を売ってきた愚か者を始末した。そちらはどうだ? ーー紅狐は無事かっ⁉︎⁉︎』


 ウーからの連絡がきた直後、今度は神ちゃまからチャットが届いた。


『おめでとう! 漸く30名になったね! このチャットが飛んできてるゴミカス共は二回戦進出だよ(^^)』

『今から再招集をかけるので、下手に動かないよーにね。右半身とか左半身だけ飛びたいなら動いても構わないけどー♪』


 暫くじっとしていると、目の前の景色が歪み、光に包まれた後に、俺達は最初の会場へと集まっていた。辺りを見渡すと、紅狐・ウー・天輪・あーちゃんの姿も確認できた。初めの時とは異なり()()()()()()()()()()()()。それに、傷付いた体も一回戦開始前のように()()()()()()()()()()()()()


「やーやー、ご苦労諸君!」


 ご機嫌な様子で宙で胡座をかき、神様が声を上げる。


「いい感じに戦っていたねぇ〜。まあ最後には一部ボロボロの雑巾みたいになってたけど。うぷぷっ。」


 小馬鹿にしたように、ウーや天輪、他のプレイヤーに目を向ける。よく生き残れたな? とでも言いたげな様子だ。不意に天輪が挙手をする。


「ーーなんだい? 無粋な奴だねぇ。ボクが称賛してあげてるのに。まあいいや。それの答えが聞きたいの?」


 少しムスッとした表情で、神様は天輪を見る。頭の中を覗いたのか、天輪の考えてることはお見通しで、答えるべきか否かを思案している様子だった。


「うーん……。まあいいか。その質問に答えてあげるとしよう。とりあえず一回戦を生き残った報酬に、あとで記憶を一部だけ戻してあげる。”記憶持ち”の報酬は別の形にしてあげるよ。さ、輪っか。どんなことを聞きたかったのか、口にしな。」

「ーー神よ、今いる私達はそれぞれ()()()()()から集められているのですか?」

「うん。そうだよ。同じ時代のゴミカス共を、そうそう都合良く集められるわけないじゃん。」


 天輪の質問にケラケラ笑いながら神は答える。


「まあ話が分からない奴にも説明すると、君達は2015年から2021年の間のどこかランダムな時間軸からここにきてるんだよね。理由は単純、同じ時代の人間がごっそり居なくなったら、ボクが隠蔽するのが面倒くさいから。だから別の時間軸からちょろちょろっと連れてきたわけ。」


 淡々と神様は話を続ける。話をまとめたところ、このような内容だった。


・時の神様と仲良いから都合をつけてもらい、人類の調整を図った。

・生存競争はここだけで行っているわけではない。

・会話ができなかったり齟齬が生じると困るから、比較的同じような時代の者達が集まっている。

・並行世界の住人ではなく、同一世界の者である。


 ここまで話し、神様はこちらに質問がないか投げかけてくる。


「さて、こんなところだけど何か聞きたいことはあるかい? なければ記憶渡しに移るけど?」

いつもお読みいただきありがとうございます。

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