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無銘〜怪異に堕ちた僕達〜  作者: ミリな所持金(ry
第二章 一回戦
55/138

2-44 謎の女戦4

 ーー(いぬ)vs氷人形(アイシクル・ドール)ーー


 ……あの女の人形、めちゃくちゃ厄介だぞ。本人が操作しないでも自律行動をしていて、こちらが嫌がるタイミングで攻撃を仕掛けてくる。迷惑極まりないぜ、畜生が。


「くっ……! 退けってんだよ!!」


 遮二無二突破するべく、鎌鼬(かまいたち)を連発する。人形の腕、肩、頭部の一部が削り落ちるが、動きが止まる気配はない。寧ろ、痛みや感情が無い分血が流れたり動きが阻害されず、こちらへ差し違えるような感じで攻めてくる。削れば削るほど相手は軽くなり、その分スピードが上がっている。厄介すぎる。


 ーーピキピキ。


 小さい氷柱を銃弾のように撃ちだし、空を駆ける俺の羽に向かい狙いを定める。羽を捥がれたら状況は更に悪化する。必死に避けて、相手が狙いを付けられないよう動き、封じる。


「好き勝手撃ってくれやがって……! いい加減止まりやがれ!!」


 最大出力の鎌鼬を、人形の足に向けて放つ。膝から下が崩れ落ち、人形は這う姿勢になる。攻撃は止まないだろうが、これで距離はあけられる。今のうちに紅狐(くこ)と合流して、一気に人形を溶かしてもらおう。

 ふと、紅狐とREIのいる位置を見てみると、そこは紅狐の『炎陣(えんじん)』によって、包囲されていた。



 ーー紅狐vsREIーー


  REIがぶんぶん、氷の大槍を振り回す。あんな華奢で綺麗なのに、かなりワイルド。重たくないのかな?


「はぁ!! ……狐さん、避けるのがお上手ね。」

「ありがと。REIもいがいと力持ち。」


 お互い避けつ攻めつつ会話をする。炎の熱で体力を消耗しているみたいで、REIの動きが少しおそくなってる。今なら攻め切れるかも。そう思ったら、わんちゃんの声がした。


「紅狐!! バトンタッチだ!!」


 その声に合わせて、炎陣を解除する。すぐにわんちゃんが飛び込んできて、REIを吹き飛ばす。


「まかせた。」

「ああ、そっちの人形も任せたぜ。」


 今度は人形を溶かしてあげる番。わんちゃんがちゃんと削ってくれたみたいで、人形ちゃんは地面にゴロゴロしている。


「『炎陣』っ!!」


 すぐに炎陣を使い、人形ちゃんの周囲を炎で囲み一気に溶かす。これでまた2vs1だ。

お読みいただきありがとうございます。

雪女戦は次話で終了の予定です。


これからも更新を頑張りますので、是非ブックマーク・高評価にご協力下さい。

宜しくお願い致します。

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