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無銘〜怪異に堕ちた僕達〜  作者: ミリな所持金(ry
第二章 一回戦
54/138

2-43 謎の女戦3

「『氷人形(アイシクル・ドール)』。」


 ……しまった! 油断していた! 神様へのテレパシーを使えるのは、俺だけではない。プレイヤー全てが使えるものだった!!

 REIが技名を発すると、ピキピキと音を立てながらREIの横にREIと同じ大きさの氷が出来上がる。大きさだけではない、見た目もREIそっくりのまるで人形だ。


「さあ、これで2対2になりましたわね。再開といきましょう?」

「おいおい、美人が2人になっちまったのかよ。モテる男は辛いぜ。」

「……む。」


 何故か紅狐(くこ)に無言で視線を送られる。なんか変なこと言ったか、俺?


「私の可愛いお人形さん。あちらの殿方を可愛がって差し上げて。」

「人形遊びは趣味じゃないんでな、謹んで遠慮させてもらうぜ!!」

「まあまあそう仰らず、是非ともお付き合いくださいな。」


 REIの合図と同時に、人形がこちらに迫る。本体は紅狐へと向かったようだ。これでは紅狐の支援に向かえない。……さっさと倒すしかないか。


「粉々になるまで砕いてかき氷にしてやるぜ!!」




ーー紅狐vsREIーー


 REIの氷柱撃ちはかなり的確。動いた先まで見切って、そこに撃ち込んでくる。やりにくい。しかも氷柱が地面に刺さると、そこから氷が広がって足場も悪くなる。時間かけるとかなりピンチ?


「うふ。なかなか器用に避けるわね?」

「よゆう。」

「そうかしら? 左足をご覧なさい?」


 チラッとみてみた。まずい。氷柱から伸びた氷で靴の裏が凍って動けない。


「ほら! 避けてみてくださいな!」


 上半身を捻り、攻撃の当たる面積を最小限に。肩に掠める。ちべたいしいたい。


 ーーHP92/100。


「む、いたい。」

「あらあら、ごめんなさいねぇ。痛かったかしら?」

「なんの……。はっ!!」


 炎を射出して足元の氷を溶かして移動をする。しかし溶かした先からまた凍り、エンドレスになりそう。


「すぐ凍る。」

「ええ、雪女ですから。」

「でも雪は降ってない。」

「ダメージになりませんので。うふふ。」


 タッタッ、と軽やかに跳ね私の周囲を回る。どこに行っても氷に追いかけられそうだ。どーしよー。


「しかたない。」

「あら、どうするおつもりで?」

「こうする。ーー『炎陣(えんじん)』っ!!」


 技を使って、REIと自分を閉じ込める。これだけ暑ければ氷もすぐには張れないよね?


「あつっ……!!」

「これで氷は張れない。」

「なかなかやるわねぇ。確かにこれだと地面に氷は張れないわ。……でもね。」


 ピキピキと音を立て、大槍のような氷の塊を創造するREI。あのおおきさはさすがに溶けるまで時間かかるかも。


「このくらいの大きさでしたら、溶けるまではかなりかかるんじゃないかしらぁ?」

お読みいただきありがとうございます。

雪女戦はもう少し続きますが、是非ブックマーク・高評価にご協力下さい。

宜しくお願い致します。

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