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無銘〜怪異に堕ちた僕達〜  作者: ミリな所持金(ry
第二章 一回戦
53/138

2-42 謎の女戦2

「燃え上がれ! 『狐火(きつねび)』っ!!」


 REIの足元から直径50cmほどの火柱が上がる。右腕にひっと。狙いどおり。


「きゃあっ!!」


 ーーHP85/95。


「よし。」

「ああん、熱いわぁ。……貴女、炎使いなのね。」

「そ。妖狐。」

「うふふ。正直者なのね。教えてくれてありがとう。」

「どいたまー。」

「ついでに今の技についても教えてくれないかしら?」

「や。」


 女は秘密を着飾って綺麗になるらしいから、ないしょ。えっちいお姉さんにはまけません。


「つれないわねぇ……。」

「種族。」

「え?」

「そっち、教えてない。」

「……うふふ。当ててごらん?」

「……『雪女』?」

「正解よ……!!」


 当たると同時に地面に手をつき、氷を張り巡らせる。捕まったらまずい、回避回避!!


「あら惜しい。もう少しだったのに。」

「急にくる。」

「ええ、ダイダラボッチを倒すくらいの妖怪ですもの。不意打ち、奇襲なんでもアリでしょう?」

「むむむ。」

「貴女もそうすればいいじゃない?」

「……いいの?」

「ええ。」


 ……へぇ。いいんだ。なら()()()()()()()()。思い切り後ろに跳んで、巻き込まれないようにする。


「……あら?」

「不意打ち失礼するぜ!!」


 ーービュウ!


 一際大きな風が吹く。突如雪女の背後にわんちゃんが出てくる。やっちゃえ。


鎌鼬(かまいたち)っ!!」




 ーー雪女と接敵前ーー


 俺は紅狐と打ち合わせをしていた。技の確認と敵への対処だ。


「そういえば紅狐、新しい技はどんな感じなんだ?」

「『狐火』。意識したところに先に陣を張って、自分の好きな時に炎を出せるかんじ。」

「ほー。それはなかなかいい感じだ。早速使えそうだ。」

「わんちゃんは?」

「俺か? 俺の技は『(しき)』で、風というか空気自体を操って光の屈折を弄って姿()()()()()()()()。あと匂いも一切しなくなるな。」

「おおー、すごい。」

「これ、2人の技組み合わせたらなかなか楽に戦えるんじゃないか?」

「ん。そうしよ。」


 そこからは、向かって来ていた『雪女』こと“REI“にバレないように、紅狐は狐火の陣を張り、俺は色で上空に待機して頃合いを見計らっていた、というわけだ。




 ーー現在ーー


「きゃあ!!」


 わんちゃんの鎌鼬が当たって、大きく吹き飛ばされるREI。でもしっかり氷を体に張っていて、ダメージはそんなに通ってないみたい。


 ーーHP70/95。


「くっそ、用心深いな。体に氷の鎧を張ってやがったか。」

「ええ、流石に逃げたと聞いても鵜呑みにはしませんもの。それにしても驚いたわぁ。突然出てくるんですもの。どんな手品かしら?」

「はっ。手品師が自分の手品のネタ教えるわけないだろ!!」

「残念だわぁ、私も真似したかったのに。」


 私とわんちゃんから距離を取り、首を鳴らすように左右に頭を振る。何をしてくるのかな?


「さて……。()()()神様の許可も得ましたし、新技の披露といきますわ。ご堪能あれ。」

「なにっ⁉︎⁉︎」

「『氷人形(アイシクル・ドール)』。」

お読みいただきありがとうございます。

これからも更新を頑張りますので、是非ブックマーク・高評価にご協力下さい。

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