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無銘〜怪異に堕ちた僕達〜  作者: ミリな所持金(ry
第二章 一回戦
40/138

2-29 狗と紅狐サイド

一部不快な表現があります。

 二手に分かれた俺達は、各々の目的を果たすべく逆方向へと移動を始めた。……のだが。

 す魔ほが一分おきくらいの感覚で震える。チャットの通知だが、全てnameクソダサウーパールーパーだ。内容はこうだ。


『今どこだ。』

『オレはハチ公前を通り過ぎた。』

『青い点は3つほどだがこっちに来た方が良いのではないか?』

『何故返事を返さん!』

『貴様、またオレをバカにしておるな!』


 等々……。絶賛ウーの構ってちゃんが全開になっている。……連絡先交換したの失敗だったかなぁ……。と考えていると、紅狐(くこ)がす魔ほでウーへと返事を返していた。


『しょうち。またあとでね。』


 紅狐の返事以降、す魔ほの震えが止まった。紅狐、ナイスだ!


「紅狐、ありがとう。」

「……? なにが?」

「ウーの相手、やってくれて助かるよ。」

「ん。」

「これからウーの話が長引きそうな時には、またお願いできるか?」

「しょうち。」

「ありがとう。」


 本当に助かる。アイツ面白いけど、構ってちゃん&敵意ビームが面倒すぎるんだよ。まあ憎めない奴ではあるけど。

 そうこうしているうちに、す魔ほのマップ上に青い点が疎らだが4個ほど現れた。12Pの回復か、悪くない。俺は紅狐へ脅かす順番を提案し、紅狐が快諾したのに合わせて1番近い青い点へと足を運んだ。



狗:HP65/100→77/100

紅狐:HP86/100→98/100



 俺の体力はまだ全快までいっていないが、紅狐はほぼ全快だ。もう回復しないでいいのか、紅狐はウーに合流すると言い出した。ウーと二人きりになるのは心配だが、紅狐なら上手く御すると信じて合流してもらうことにした。

 紅狐と離れて数分後、青い点が3つ固まって現れた。その場に行くと、何やら不穏な様子が漂っていた。


「だから触んじゃねえって言ってんだろ!」

「んだとテメェ、良いから持ってるもん全部出せや!」

「あー、ダリィ。どっかに女いねーかなー。」


 見るからに喧嘩をしているチンピラ二人、そしてチャラついた男が一人いた。


「つーかさー、マジで喧嘩するのアホらしくね? そんなことするよか女捕まえて俺らの好きなように遊んだ方がいいっしょ!」

「……チッ。」

「クソッ。」


 一応喧嘩は収まったようだが、あのチャラ男なかなかに物騒なことを口走ってなかったか?


「おー分かってくれた系? したら俺が適当な女に声かけっから、お前ら女を後ろからぶん殴って気絶させて連れてこうぜ! そのまま肩組んで酔っ払ったことにすりゃイケるっしょ!」

「ああ、イイぜ。ただ1番は俺な。」

「あ″あ″ん? 最初は俺に決まってんだろーが!!」

「まーまー、その辺は捕まえてから決めりゃいいじゃーん! 行こーぜ!」


 ……神様の言う通り、こりゃ『救いようのない人間』だわ。虫唾が走る。今の俺には力もある。こういう輩は殺すに限るな。

 紅狐と分かれた後で本当によかった、出来る限り殺したくないとはいえ、これは消しておくべき存在だ。俺は感情の赴くまま、奴等の前に姿を見せ、蹂躙をした。


狗:HP77/100→100/100

お読みいただきありがとうございます。

不快な表現が一部ありましたが、リアルでこんな会話を聞いたことがあります。クソですよね。


ブックマーク、高評価いただけると嬉しいです。

宜しくお願いします。

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