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無銘〜怪異に堕ちた僕達〜  作者: ミリな所持金(ry
第二章 一回戦
29/138

2-18 交渉

久々の登場。

 紅狐の承諾も得たところで、頭にイメージをする。あの自由奔放が人の形をしている方に。


『ほーい。呼んだかい狗くん。』

『ああ、今少しいいか?』

『神様やっほー。』

『お、狐っ子も一緒かい? なんだいなんだい、悪巧みの相談かい?』

『まあ……。そうなるかな?』


 そう。宣伝をお願いするのは、この戦いの全体を把握している神様だ。無論、あちらにもメリットはある話だ。


『それで? どんな悪巧みを考えたのさ?』

『あー……。俺と紅狐はこれからあのデカブツに挑もうと思ってるんだ。』

『ああ! ダイダラボッチくんね! 彼ウロウロしてるだけでなんもしてないから助かるよー!』

『やっぱりか。そこで、だ。神様にお願いしたいのは二つある。』

『……へぇ。言ってごらんよ。聞くだけ聞くよ。』

『神様、これからわたしたちが戦うのをみんなに通知してほしい。』

『ふーん……。頭の中は読めてるけど一応聞こう。なんでだい?』


 第一の要望、それはこの戦い自体を宣伝してもらうことだ。奴に挑んでる妖怪がいると知れば、同じように奴を倒そうと寄ってくるやつもいるかもしれない。これは戦いの進行を円滑に進めたい神様の考えにも沿っている。


『なるほどねー。うん、まあ続きを聞こう。二つ目は?』


 第二の要望、それは勝った者の名前と残り体力を全員に通知することだ。奴が勝った場合でも残り体力次第では、他プレイヤーの食指が働くかもしれない。逆に俺達が勝った場合でもそれは同じだ。勿論こちらのメリットはさっき考えた通りの売名行為だ。


『どうだろうか? お互いメリットはあると思うんだが。』

『うぃんうぃん。』

『……。』


 神様は黙りこくる。脅威が減ってバトルが更に活発化する可能性へのメリットと、この2人に対して挑む者が少なくなるデメリットで悩んでいるのだ。


(厳しいか……?)


『んー……。仕方ない、狗くんと狐っ子だし、今回は特別にやってあげよう!』

『ありがとう、神様。』

『ありがとー。』

『まあ君らが勝っても負けても、バトルには良い影響が出そうだしね。特例だよー?』

『ああ、感謝する。』

『感謝の舞。』


 そう言い紅狐は俺の腕のなかで、よく分からないグニャグニャした動きを始める。無表情でやるもんだから、ちょっと笑えてくる。


『狐っ子その動き面白いね! 感謝の気持ちもちゃんと込めてるみたいだしいいよいいよー! もっと敬ってね!』


 そういい、神様は今送るねと言ったあとすぐに全員のす魔ほに通知を流す。


『狗くんと紅狐ちゃんって子が、これからあのデカブツことダイダラボッチくんに挑むよー(^^) みんなもさっさと色んな奴と戦えよー?』

神様は楽しいことが大好きなので、無理のない範囲だったら大体オッケーを出してくれます。

す魔ほのチャットで連絡取り合う人間が殆どなのに、狗くん紅ちゃんがテレパシーを使ってくるのにほんの少しの不満と楽しさを覚えてきてます。


お読みいただきありがとうございます。

今後とも頑張って執筆していきますので、ブックマーク・高評価宜しくお願い致します。

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