僕は、【美人】という世界にやってきた!!!
僕の名前は、『井口 利一』24歳、めちゃめちゃ女の子が大好きで、、、!
どうにかこうにかして、女の子にモテたい一心で頑張ってきた!
・・・まさか!? そんな僕が、こんな事になるとは、、、?
▽
ある日のこと、、、。
僕は、近所にある商店街の中を歩いていた...。
そうすると、、、?
あるお店で、当選箱が置かれていて、、、!
その周りには、賑やかでくじ引き券を持って何人か並んでいた、、、!
商店街にあるお店であれば、500円以上の品物を買ってくじ引き券を
1枚貰える、、、!
僕はたまたま、お惣菜屋さんで500円以上買ったので、、、。
1枚、くじ引き券をそのお店で貰っていた、、、!
このお店の1等賞は、、、?
【美人】の世界に行ける旅行券と2等がお米1㎏、3等はジュース3本だ!
はずれは、ポケットティッシュ。
・・・一応、はずれはないようだけど、、、?
その前に気になったのは、、、?
1等の【美人】の世界に行ける旅行券。
【これって? 何?】僕は素直に、このお店にいた人に聞くと、、、?
そこにいた人が、僕にこう説明してくれた、、、!
『なんと!? 1等賞の【美人】の世界に行ける旅行券は、、、?
綺麗なお姉さんしかいないところですよ~お兄さん! 女性は大好きですか?』
『もちろん! 大好きです!!!』
『じゃ~絶対に1等を当ててくださいねぇ~!』
『分かりました! なんだか? 凄く僕、燃えてます!!!』
『頑張って! 当ててくださーい!!!』
僕はこうして、【当選箱】の中に手を突っ込み、あれでもない! これでもない!
・・・と探しに探して、これだというモノを1枚見つけて箱から取り上げた...!
僕は心の中で、、、【1等! 当たれ!!!】と強く想いながら、、、!
くじ引きを破いて見ると、、、?
そこには、【1等】という文字が、、、!?
『やったーーーーーー!!! 当たった!!!』
『おめでとうございます~!!! 1等が当たりました!!!』
【カランカラン】と鐘もなり、商店街にいた人たちも集まってきた、、、!!!
『1等を当てた? そこのお兄さん! お名前をフルネームで言ってください!』
『井口利一です!』
『1等~おめでとうございます~!!!』
周りにいたお客さん達も、僕に向かって、、、!
【パチパチパチパチ】という拍手と【おめでとう~】という言葉が
鳴り響いた、、、!!!
僕は、少し感動して涙ぐんでいた、、、!
*
今までの僕の人生で、宝くじやこういった当たりを引く事がなく!
僕はいつも自分には、【運】がないんだと思っていたから、、、!
こんなにうれしい事はないと、心から喜んだ、、、!
・・・そうすると、、、?
そのお店の人が、僕に【美人】の世界に行ける旅行券を渡してくれた、、、!
そして、僕の耳元で僕だけにコッソリとこう言った、、、!
『今日の夜、11:59分にお迎えに参ります、、、!』
『えぇ!?』
『貴方は、何も用意しなくてもいいんですよ~! 全て、こちらで用意
しますから、、、! ご心配なく!!!』
『・・・あぁ、ははい。』
『じゃ、今日の夜に!』
『・・・わかりました!』
▼
その日の夜、、、『11:59分』
僕はドキドキしながら、ずっと待っていると、、、?
急に、“ふいッと”あのお店の男性が現れた、、、!
『お時間通り、お迎えに参りました、、、!』
『えぇ!? ・・・どこから? 入ってきたんですか、、、?』
『まあまあ~そんな事はどうでもいい事ですよ~! では! ワタシと
参りましょう! 【美人】の世界へ。』
『・・・あぁ、ははい!』
僕がその 男性に、【美人】の世界って、、、? どんな所かと
聞いていると、、、?
その男性は、『綺麗なお姉さんたちがいる天国みたいなところ』
・・・と答えてくれた、、、!
僕は、無性に嬉しくなり少しニヤついた、、、!
*
『さあさあ! 着きましたよ! ココが、【美人】の世界です!』
そこは、、、?
まるで、【竜宮城】みたいに華やかなところだった、、、!
そして、一人の綺麗な女性が僕たちに向かって挨拶してきた、、、!
『あら~【美人】の世界へ! おいでやす~』
『後は、、、任せますね! では、たくさんココで楽しんで行って
ください、、、!』
『えぇ!? 帰るんですか、、、?』
『えぇ! ワタシはまだ仕事が残ってますから、、、。』
『もちろん! また迎えに来てくれるんでしょ?』
『それは、勿論ですよ~! 貴方がそう望んでくれるなら? いつでもお迎えに
来ますよ~! では!』
『じゃ~そこのお兄さん! 私と一緒に行きましょう~!』
『・・・あぁ、ははい!』
▽
僕は、あの綺麗なお姉さんに案内されて【竜宮城のような所】の中に入ると、、、?
なんと、、、!?
部屋の中には、、、?
美人な綺麗なお姉さん達が、みだらな格好で僕の方に近寄ってきた、、、!
『あらー? なんて! 可愛らしい男の子なのかしら、、、?』
『本当に、可愛い男の子だこと、、、!』
『お姉さんたちと、あっちで楽しみましょう~』
『本当に、食べちゃいたいぐらい! 可愛い坊やねぇ~』
綺麗なお姉さんたちは、僕を取り囲み胸元や色白の柔らかそうな太ももが
見え隠れする格好で、僕にあちこち触ったりお酒を注いでくれたり、僕の
頬っぺたに顔を近づけたり、キスしてくれたりと、、、。
まさに!? ここでは、、、!【至れり尽くせり】の
ハーレム状態だ、、、!!!
僕はもうメロメロでずっとココに居たいと心の中で強く想ってしまった、、、!
*
それから、、、。
毎日毎日が、天国にいる様で、、、。
僕は、最高の気分だったんだ、、、!
僕が、ココに来てからどれぐらい経つだろう、、、。
時間を忘れるほど、、、僕は、ずっぽりと“コノ場所”にハマってしまった、、、!
元の世界に帰る事も忘れるぐらい、、、!
・・・そして、僕のすべての記憶がなくなるまで僕はココの綺麗なお姉さん
たちにのめり込んで行く......。
そして、、、。
【僕は、僕の名前も分からなくなるほど、、、!】
『・・・僕は、誰なんだ!?』
二度と! 元の世界に帰る事はなかった、、、!
一生、ココで、、、!
綺麗なお姉さんたちに囲まれながら、自分を無くして生きて行くと、、、。
・・・そう思っていたのだが!?
『あら~あら? あの坊や~! どーうしようかしらねぇ~?』
『もう直ぐ、新しい男の子が来るらしいわよ~!』
『じゃ、【処分】しましょうか!』
『それは! いいアイデアだわ~!』
『早速、、、今日の夜にでも、、、。』
『えぇ! そうしましょ!!!』
まさか、、、!?
ココの綺麗なお姉さんたちがこんな事を、考えている事も知らずに僕は、、、。
最後までお読みいただきありがとうございます。