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生きる為に。  作者: ハル
第1章異変
6/37

混乱

グロい表現があります。

苦手な方は注意してください。

「ねえ?あれ何かな」

クラスメートの菅さんが窓の外を指差し、学校の中庭に立つ何かを指差した。


人なのは間違いないが、白のTシャツとおぼしきシャツにボロボロのジーンズを履いているように見える。

おぼしきと言ったのは所々に赤や茶色の大きなシミが付いており、また服の下から何かが垂れていた。


其れは、中庭で左右に揺れながらたたずみ動かない。


「え・・、あれは・・・。」

僕の普通の人より強化されている目にはあれが何かはっきりと見えた。


其れに気がついた教師だろう、反対側の本校舎から出てきて、其れに近寄る


「駄目だ、先生⁈其れに近寄るな‼︎」


僕の言葉が届く前に、其れに近寄り、其れの肩に手を置いた瞬間、近寄った教師に襲いかかり教師の喉元に食らいつく。

教師の短い悲鳴の後、周囲が鮮血に染まる。


「きゃあああ」

直ぐ側で一緒に見ていた菅さんが悲鳴をあげる。

教師の首を食いちぎった其れは、黙々と教師の死体に食いついている。

菅さんとは反対側で見ていた加藤がポツリと


「なんだよ、あれ。あれじゃ映画のゾンビじゃないか・・・・。」




読んでいただきありがとうございます。


楽しんで貰えてたらいいなあ。

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